味わう芸術

照りつける日差しにも夏の気配が感じられるこのごろ、皆さま お変わりございませんでしょうか。
先日、大正十三年から大分県中津市にお店を構える武蔵屋総本店さまにお邪魔しました。
毎運行、四季の情景を写した上生菓子をご提供いただいています。
おもてなしの心を感じる美しい作品に、込めた思いを添えてななつ星に届けてくださる
4代目の一木武志さんにお会いできました。
お客さまから「食べてしまうのが勿体無い」と評判の上生菓子。
一木さんが作る繊細な作品は、甘くても口溶け良く、余韻だけが残るように細かいふるいで丁寧に裏漉して作られています。
優しい甘さの秘密は、白あんにつくね芋をふんだんに使用されていること。
和菓子に馴染みのない方にも食べやすく見るだけでも感動できるような上生菓子は、
「自然を見て感じた風景をそのままカタチにしています。お客さまとその風景が共感できたら。」
という一木さんの思いが込められていました。
和菓子職人でありながら、アーティストな一木さん。
伝統を受け継ぐだけでなく、新しいことにも挑戦されている方です。
中でも驚いたのは、「音楽家とのセッション」!!
ピアニストの生演奏に合わせて、側で上生菓子づくりを実演するというもの。
一曲の間に、ひとつの作品が少しずつ完成に近づく様子を眺めることができるそう。
お話を伺いながら、いつか見てみたいなと胸が高鳴りました。
店舗の中には甘味処も併設されていました。
日によっては、上生菓子とお抹茶セットもいただけるそうです。
(売り切れてしまうことも多いとか…)
皆さま、中津市にお越しの際は、武蔵屋総本店さんを訪れてみてはいかがでしょうか。
- クルー
- 永嶋
日田の「本野はきもの工業」

こんにちは。風薫る爽やかな季節となりました。
気候の穏やかなこの季節はお出かけしたくなりませんか?
今日は、以前スタッフコラムでも紹介いたしました日田下駄製作体験、
3泊4日霧島コース1日目・車内にてお楽しみいただける下駄づくりをご指導くださる
「本野(もとの)はきもの工業」さまをご紹介します。
「本野はきもの工業」は日田駅から車で5分程のところにあります。
三隈川のすぐ側にあり、風が心地よいのどかな場所です。
店内にはたくさんの日田下駄が所狭しと並べられ、ほんのりと心地よい杉の香りが漂います。
下駄は現代風のおしゃれなデザインや、進撃の巨人とのコラボ商品もあります!
(日田は進撃の巨人を描かれた諌山創先生の出身地で、日田市の各地でイベントが行われています。)
ななつ星の紹介コーナーもあります!
日田にお越しの際、お散歩がてら三隈川沿いを訪れてみてはいかがでしょうか。
- スタッフ
- 新野
旅の楽しみ方

みなさまこんにちは。
大型連休も終わり、新緑が目に鮮やかな季節となりました。
最近は朝が冷え込む日もありますが、みなさまお変わりないでしょうか?
今回ご紹介するのは熊本県にある長洲駅です。
長洲地区は全国有数の「金魚」の産地として有名な地域で、
現在も10数件の養魚事業者さんがいらっしゃるそうです。
「金魚」は昔から縁起の良い生き物として知られており、
駅のホームからみなさまの旅の安全と新たな人生が素敵なものとなるよう見守っています。
このように様々な方々から支えられてななつ星は運行を続けて参ります。
みなさまと車内で新たな旅の楽しみを見つけることを楽しみにしております。
- クルー
- 田原
五感で楽しむ朝のひととき

つつじが咲き誇る季節となりました。強くなってきた日差しは、夏が近いことを告げているようですね。
さて、本日は、3泊4日霧島コース4日目の「牟礼鶴酒造での朝食」と「普光寺での阿字観体験」について紹介いたします。
ななつ星の列車は、6:47~11:22まで豊後竹田駅に停車しています。
まずは、自然と文化が共存する豊かな場所、大分県豊後大野市朝地町に位置する牟礼鶴(むれづる)酒造での朝食です。
酒蔵のかまどで炊き上げた綿田米(献上米)と、郷土料理の鶏汁。
綿田米とは、綿のような土で育つことから「わただまい」といわれ、
江戸時代には地元のお殿様が召し上がっていた由緒あるお米です。
炊き立てのごはんと、地元、豊のシャモと野菜を使った鶏汁を、ぜひお楽しみください。
朝食後、そのまま向かうのは、同じく豊後大野市朝地町上尾塚にある普光寺です。
地元では紫陽花の名所としても有名で、別名「紫陽花寺」とも呼ばれています。
自然豊かな境内には、鎌倉時代に彫られた日本最大級の磨崖仏があります。
その仏さまと並んで行われる阿字観体験(瞑想)は、鳥のさえずりや川のせせらぎなど、
自然を感じながら特別な時間をお過ごしいただけます。
ななつ星のめぐり逢いのひとつである「自分自身とのめぐり逢い」を感じていただけるかもしれません。
風薫る季節、さわやかな風が、みなさまに素敵なことをいっぱい運んでくれますように……。
- クルー
- 上田
「ななつ星in九州」と出会ったときは・・・

※写真は7周年記念イベント運行時のものです。
皆さま、いつも「ななつ星in九州」に手を振ってくださり、そして応援してくださいまして、ありがとうございます。
地域のお客さまからのお手振りが、ご乗車のお客さまはもちろん、私たちスタッフの大きな力になっていると強く感じます。
出発時はもちろん、地域の沿線や途中の駅、終着駅などさまざまな場面において手を振っていただくことが、本当に私たちの元気の源になっています。
「ななつ星in九州」の運行日はホームページにお知らせしておりますので、列車と出会ったときには、ぜひとも手を振っていただけますと幸いです。
https://www.cruisetrain-sevenstars.jp/course/
これからも、皆さまとのふれあいを楽しみにしております。
- スタッフ
- 岡
「ななつ星in九州」はおかげさまで10周年を迎えます

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
「ななつ星in九州」は本年10月15日で運行開始から10周年を迎えます。
これもひとえに、これまでにご乗車いただきましたお客さまをはじめ、
日々ななつ星の運行を支えてくださる施設の皆さま、いつも応援してくださる地域の皆さま、
全ての皆さまのおかげです。
これからも私たちクルー、スタッフ一同一丸となって、九州を発信し、
みなさまに幸せを届けるために頑張ってまいります。
今後とも末永く「ななつ星in九州」をご愛顧いただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。
- スタッフ
- クルーズトレイン本部スタッフ一同
新たな出逢いin SHOP nana

皆さまこんにちは。
柔らかな春光と美しい桜の花に心躍る季節となりました。
さて、今日はななつ星第2章と共にスタートしたギャラリーショップSHOP nanaについてご紹介いたします。SHOP nanaは3号車にございます。表紙の写真にも写っている可愛らしい天使たちが目印です。
扉を開けると・・・
そこには夢のような空間が広がっております。
ななつ星運行開始当初から愛される定番のオリジナル商品から、
伝統と歴史あるメーカーさまとタイアップで製作したこだわりの逸品。
また、第二章からは九州の老舗百貨店である岩田屋三越さまとタッグを組み、
ベテランのバイヤーが選出した、熟練職人の技術が結集した九州ならではの名品を取り揃えております。
大切な方への贈り物や旅の思い出としての品だけでなく、
九州の魅力をより知りたくなるような宝物が詰まったショップであると自負しております。
デザイナーである水戸岡鋭治氏の遊び心溢れるイラストもあり、
ギャラリーとしてもお楽しみいただける空間です。
肩肘張らずに是非ふらりとお越しください。
ここにも新たな出逢いがあることを願って・・・・。
- スタッフ
- 前村
「ななちゃん」の『ななつ星HISTORY』

「ななつ星in九州」はおかげさま2023年10月15日で10周年を迎えます。
これもご応募くださるみなさま、地域・沿線・運行に関わる施設さまの支え無くしては継続でき得ない事です。この場を借りまして、心より厚く御礼申し上げますさて、ご存知の方も多いことと思いますが、ななつ星の1号車には「ブルームーン」と名付けられたスペースがありご乗車のお客さまがお食事や生演奏、バータイムで集うラウンジカーとなっています。
そこに目のくりくりしたななつ星の愛犬「ななちゃん」が入り口の壁から“ひょっこり”と上半身を覗かせています。スタッフコラムでも何度か紹介された「ななちゃん」が今回のテーマ?と思われた方もいらっしゃるでしょう。今回は「ななちゃん」の紹介ではなく、運行開始からずっと1号車でご乗車の皆さまを、そしてクルーを誰よりも見守り続けてくれた「ななちゃん」の『ななつ星HISTORY』をご紹介いたします。
1号車の入り口でひょっこりと上半身を覗かせた愛くるしい姿を発見すると、お客さまは「あら!こんなところにワンちゃんが!」と頭をなでる。そして再びご乗車の方は「ななちゃん!ただいま」と話し掛け、頭をなでる。ふとした思いで、そんな「ななちゃん」を2013年に撮影した写真と同じ角度から、最近(2023年に入ってから)のものと比較してみました。
すると光の加減に違いはあるが、明らかにつるつる、ピカピカになり艶が出ている。いかに10年間、みなさまに可愛がられてきたかを物語っている。この光沢は作ろうと思って出来ることではなく、10年という時間の経過が作り上げた『ななつ星HISTORY』の一つであると感じます。
さらにもう1つ気になったことがあります。これは確かめた訳ではありませんが、同じ表情を撮影しようと何度も位置を変え、角度を変え試したが、どうしても同じ表情が撮影出来ない。「なんで?どうしてだろう?」とじっと見つめていると、なんとなく首の角度が少し下がっているように思う。
そう言えば昔は生演奏を聴いているかのように少し上を向いていたような気がする。そんなことがある訳が無い?“信じるか信じないかはあなた次第です。度重なる車両の定期点検や物の運搬作業が有り、傷が付かないように大切に養生された時かも知れない。この謎はいつか機会がある時に関係する方に聞いてみることにします。
さて、そんな疑惑の「ななちゃん」はこれからも変わらず同じ場所で、お客さまを「ようこそ!」とお出迎えし、再びご乗車くださいましたお客さまには「お帰りなさい!」ときっと告げていることでしょう。誰よりも多くの~新たな人生にめぐり逢う、旅。~を見守り続けて来たななつ星の大先輩「ななちゃん」。いつもありがとう。これからもななつ星の愛犬、マスコットとして愛され続けることでしょう。
- スタッフ
- 数澤
春の絶景を巡る霧島コース

3月に入って春の暖かさが少しずつ感じられるようになるとともに、旅行荷物を抱えた国内外のお客さまが数多く行き交う姿が見られ、コロナ前の日常に少しずつ戻ってきていることを嬉しく思います。
「ななつ星in九州」の旅については、本日3月7日出発分より3泊4日コースは霧島コースで再び運行します。3日目の宮崎県西諸地区の散策では、矢岳高原や霧島東神社等を訪れるエクスカーションをご用意しており、霧島の壮大な自然に触れながら、春の到来を身近に感じていただきたいです。
「ななつ星in九州」は、2023年8月出発分までの毎週木曜日(一部運転日でない日があります)に吉都線内を走行しますので、優雅に走行する列車に向かって、温かい応援とお見送りをお願いします。
※「ななつ星in九州」の運行スケジュールについては、運行日カレンダーでご確認ください。
クルーズトレイン「ななつ星in九州」|JR九州 (cruisetrain-sevenstars.jp)
- スタッフ
- 江﨑
LEXUS MEETS“HIBIYA”でお待ちしています。

九州は寒さと温かさが交互に訪れて春めいてきております。
皆さまはいかがお過ごしでしょう?
さて、昨年大変ご好評いただいたTOUCH JAPAN JOURNEY - ななつ星in九州 with LEXUSへ今年も5月29日出発でご案内出来る運びとなりました!
緑美しい九州を特別なコースでご案内。
大分県の山間に300年受け継がれる小鹿田焼のストーリーから始まるランチ、そして窯元巡り、緑輝く阿蘇くじゅう国立公園でのLEXUSドライビング体験、美しい雲仙の旅館、旅亭半水慮でのご滞在など、ななつ星とLEXUSがこの季節ならではの景色を彩ります。
そして、この旅の魅力をお伝えするために3月4日(土)・5日(日)に東京都千代田区有楽町にありますLEXUS MEETS“HIBIYA”に私たちが伺います!
LEXUSの魅力溢れる空間でななつ星の制服を着て下記の時間お待ちしておりますので是非お声がけください。
皆さまとお逢いできることを楽しみに致しております。
●日時
・3月4日(土)11:00~20:00
・3月5日(日)11:00~17:00
●場所
「LEXUS MEETS“HIBIYA”」
https://lexustokyo.jp/…/spe…/99101/126/hibiya/index.html
●ご紹介内容
・2023年5月29日(月)発
「TOUCH JAPAN JOURNEY - ななつ星in九州 with LEXUS」
●募集締め切り
・3月19日(日)23:59まで
https://lexus.jp/magazine/20230203/1538/jou_tjj.html
- スタッフ
- 小川・荒巻・田中