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『挑戦者たちから、いまへの贈り物』

2026.05.09
『挑戦者たちから、いまへの贈り物』

山の緑がモコモコと賑わう季節になりました。
木々の緑が出そろうこの頃、ふと気がつくと、いつの間にか向こうの景色を遮るほどの大木に成長している
――そんな瞬間があります。

私自身、「ななつ星」と共に歩み、今年で14年目になります。
この長い月日を経て、気がつけば世界中の方々に名前を知っていただき、
ご応募いただけるまでに成長していたことに、改めて驚かされます。

当時蒔かれた「ななつ星」の種は、どんな木になるのか、誰にも分かりませんでした。
それでも多くの方々から惜しみない愛情を注いでいただき、芽吹き、育ち、今日まで歩んでくることができました。

さて、その「ななつ星」誕生の物語が、このたび
「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」で取り上げられます。

番組では社員たちの奮闘だけでなく、宮崎県・都農(つの)町の皆さま、そして十四代 酒井田柿右衛門先生が、
どのような想いで「ななつ星」と向き合ってこられたのか――地域の皆さまの目線からも語られています。

「やること」は、「どんな気持ちでやるか」と掛け合わされることで、
その成果や、放たれるエネルギーは大きく変わると言われます。

約半年間にわたる取材を通して改めて感じたのは、多くの方々の深い想い、
そしてときに命を削るような執念ともいえる情熱が、「ななつ星」に大きな輝きを与えてくださったのだということでした。
こみ上げるものを感じながら、収録を終えました。

ただ、輝きというものは刻々と変化していくものでもあります。

私はプロジェクトの始まりに携わったメンバーの一人であると同時に、
「いま」を担う人間でもあります。
これからも多くの方々と共に、皆さまと心を響かせ合いながら、
プラスの熱量をもって「ななつ星」に向き合っていかなければならない――そう強く感じています。

「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」は、プロジェクトに関わった人々の過去の成功談を語る番組ではありません。
なぜ「いま」があるのか、その本質を伝え、それを知った「いま」を生きる人が、
未来を築いていくための番組だと、私は感じています。

様々な場所で「いま」と向き合いながら生きる多くの方々に、
この番組を通して、何か共鳴するものを感じていただけたなら。
それが、私のささやかな願いです。

最後に、取材にあたっては、映像には映っていない地域の皆さま、
そして初運行にご乗車いただいたお客さまにも多くのご協力をいただきました。
ここに改めて、心より感謝申し上げます。

【放映日のご案内】
NHK総合放送
新プロジェクトX〜挑戦者たち〜「世界が認めた豪華列車 ~赤字鉄道が起こした奇跡~」
放送予定日時;5月16日(土) 午後8:07~8:53

バリュークリエーションチーム次長
小川

「ありがとう」を乗せて、1000回目の出発へ

2026.05.07
「ありがとう」を乗せて、1000回目の出発へ

まもなく「ななつ星 in 九州」は、2026年5月9日、1000回目の運行を迎えようとしています。
これまでの一つひとつの旅の先には、お客さまの笑顔があり、
そして沿線で手を振ってくださる地域の皆さまの姿がありました。

列車が通り過ぎるほんの一瞬。
けれども、そのひとときのあたたかさに、私たちは何度も背中を押されてきました。

1000回という節目もまた、特別な出来事というより、
こうした日々の積み重ねの中で、静かにたどり着いたものだと感じています。
だからこそ、この出発も、変わらぬ感謝を胸に、いつも通り、丁寧に送り出します。

5月9日。
もしお近くで「ななつ星 in 九州」を見かけられましたら、どうかこれまでと同じように、手を振っていただけましたら幸いです。
その一つひとつが、これからの旅をつくる力になります。
また九州のどこかで、お会いできますように。

スタッフ
吉村あゆみ

TOUCH JAPAN JOURNEY ななつ星in九州 with LEXUS

2026.04.28
TOUCH JAPAN JOURNEY ななつ星in九州 with LEXUS

桜の季節が終わり春真っ盛りの今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
2026年4月20~24日にかけて、ななつ星in九州とLEXUSによる特別ツアーを実施しました。
ななつ星×LEXUSの旅は今回で6回目。単なる列車の旅だけでなく、高千穂から阿蘇までのルートをLEXUS車で駆け抜けるドライブ体験やななつ星の運行ルートに合わせた特別な観光プログラムをご用意。まさに「道」と「列車」を融合させた体験を提供しました。両ブランドに共通する「日本のものづくり」をテーマに物語は進行しました。

初日は福岡市からななつ星バスで「トヨタ自動車九州・宮田工場」へ向かいLEXUS車の製造ライン見学や塗装などの匠の技術を体験できるコーナーを貸し切りで満喫。東京ドーム24個分の敷地に、お客さまは20名という非日常感でゆっくりと体験することができました。夜は福岡・白金にある「イノベーティブ・フレンチ ワタハン」へ。福岡の名士たちに永く愛された建物で和とフレンチが融合したお料理をお楽しみいただきました。

▲トヨタ自動車九州・宮田工場でななつ星バスをお迎えするスタッフ

2日目からはななつ星in九州に乗車し、神話と歴史が交差する九州を舞台に九州の始まりとその物語をたどる列車旅(高千穂コース)がスタート。今回はななつ星×LEXUSの特別ツアーということで通常の運行では無い、スペシャルコンテンツをご用意しました。
ひとつ目は旅の3日目。宮崎県産の日向夏を使用し、宮崎の香りを多くの方に届けたいという思いで活動されている赤崎さまによる「アロマミスト制作体験」を実施。
日向夏の香りをベースにネロリやラベンダーなど、皆さま思いおもいの香りを選んでオリジナルのアロマミストを制作し、宮崎を香りで感じるものづくり体験をお楽しみいただきました。

二つ目は旅の4日目。神話の地・高千穂(宮崎)から雄大な景観が広がる大自然・阿蘇(熊本)までをLEXUS車で巡るフリードライビングプランをご用意。
LEXUS車の上質な走りで、九州の大自然を駆け抜けていただきました。
参加されたお客さまはLEXUSオーナー。慣れてらっしゃる軽快なハンドル捌き、私には真似できません(笑)

▲悠然と並ぶななつ星バスとLEXUS車

今回、企画は本部スタッフの渡邊と古川、添乗員はクルーの田原、早田、竹市が担当しました。私たちも特別ツアーだからこその刺激をたくさん受けました。
お客さまにはテーマである「ものづくり」を通して九州の魅力を感じていただけたツアーになったのではないかと存じます。

ななつ星in九州のホームページでは、現在2026年9月~2027年2月出発分およびプレミアムツアーのお申し込みを受け付けております。みなさまのお申込み、心よりお待ちしております。
※プレミアムツアーとは…列車だけでは感じることのできない九州の素晴らしさをお届けする、バスや車などでの移動、特別な体験とななつ星への乗車を織り交ぜたツアーです。年間に数本の運行を計画しており、まさに“プレミアム”な機会を提供いたします。

クルー
早田

プレミアムな九州の旅B

2026.04.18
プレミアムな九州の旅B

さて、4月に入り「ななつ星in九州」ではこの9月から来年2月出発分までのお申込みの受付を開始しております!
今回、3泊4日雲仙コース・由布院コース、1泊2日わいたコースに加え、「プレミアムな九州の旅」として、
2種類のツアーを企画いたしました。

今回はプレミアムな九州の旅B『秋色に染まり、神話が息づく南九州の地へ。日南・霧島と「ななつ星in九州」』をご一部抜粋してご案内いたします。

新年度を迎え、日々の忙しさの中で少しお疲れを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな皆さまへ、今回の旅でぜひお伝えしたいのは、「緑に癒されるくつろぎの旅」という魅力です!

温暖な気候と美しい海岸線が広がる宮崎県日南市、そして霧島連山に抱かれた自然豊かな鹿児島県霧島市を訪れ、11月のやわらかな陽光と色づく景色に包まれながら、日常を離れ、ゆったりとした時間へといざないます。

【猪八重渓谷での森林セラピー】自由参加
2日目の朝は、苔と清流が織りなす幻想的な風景が広がる猪八重渓谷にて森林セラピーへご案内いたします。


世界有数ともいわれる苔の宝庫で、しっとりとした空気とやわらかな木漏れ日に包まる、リラックスした癒しの空間。

前日には世界で唯一の苔の博物館である「服部植物研究所」にて苔の奥深さに触れ、猪八重渓谷では豊かな苔の生命に包まれながら、日常の喧騒を離れ、心と体がゆっくりと整っていくひとときをご体感ください。

【天空の森でのご昼食会】
3日目のご昼食は、18万平米の広大な敷地を誇るプライベートリゾート「天空の森」へ。


豊かな自然に囲まれた静寂の中、日常では味わうことのできない非日常のスペシャルな空間で、ゆったりとした特別で贅沢なひとときをご堪能ください。
そのほかにも、風情ある飫肥城下町の散策、鵜戸神宮や霧島神宮での正式参拝、お宿で過ごす上質な温泉とゆったりと流れる時間など、南九州ならではの魅力をご満喫いただけることと思います。
その魅力の続きは、ぜひ旅のご案内にてご覧ください。
旅のご案内はこちら。

そして、3日間南九州をご体感いただいた後には、ななつ星1泊2日わいたコースへご乗車。
緑に癒され、心ほどけるひとときを、この旅でお楽しみください。

今回ご紹介したプレミアムツアーは、4月30日(木)23時59分までななつ星ホームページにて承っております。
また、今回もクルーが添乗員として旅のお手伝いをいたします。
皆さまのお申込みを心よりお待ち申し上げます。

※本文の写真はすべてイメージです。

スタッフ
古川あかり

プレミアムな九州の旅

2026.04.18
プレミアムな九州の旅

桜の盛りも過ぎ、春風のさわやかな季節を迎えましたが、新年度の慌ただしさも落ち着いてきた頃かと存じます。ななつ星の旅でも、さまざまなシーンで美しい桜景色が広がり、お客さまと一緒に桜を愛でる特別な時間を過ごすことができました。

さて、4月に入り「ななつ星in九州」ではこの9月から来年2月出発分までのお申込みの受付を開始しております!今回、3泊4日雲仙コース・由布院コース、1泊2日わいたコースに加え、「プレミアムな九州の旅」として、2種類のツアーを企画いたしました。
今回は、プレミアムな九州の旅『守り継がれる島の時間に触れる―五島列島と「ななつ星in九州」』の旅についてご紹介します。
長崎県にある五島列島は、約150もの島々から構成されている列島であり、日本で9番目に大きい島と言われています。また、約90万年前から活動を続ける火山群が点在することや、島のあちこちに美しい教会が存在するなど、自然や文化が息づいている魅力ある島です。

今回の「プレミアムな九州の旅」では、自然・文化・産業・五島で暮らす方々との出会いなど、さまざまな角度から“島での暮らしや産業”に触れていただけるプランをご用意しました。一部抜粋してご案内いたします。

【五島の産業を代表する椿】
1粒の種からごく僅かしか採れない貴重な椿油。人肌に近いことから、スキンケアだけでなく食用としても使用されています。
2日目の「福江島滞在プラン」では、椿の実をはじめ、椿油の搾りかす・つばき茶を使用して造った「GOTOGIN」の蒸留所見学。最後まで追求し続けた原料や製造に至るまでの物語など、ものづくりに携わる人々の想いに出逢う旅をお楽しみください。

【祈りの島として知られる上五島】
また、同じく2日目の「上五島訪問プラン」では、人口の4人に1人がキリシタンと言われるほど、教会を中心とした集落での暮らしが今現在も受け継がれている上五島へ移動。中でも、信徒たちが1日に2、3個の石を運び積み上げ、約10年という年月をかけて天主堂を完成した「頭ヶ島教会」では、弾圧を受けながらも信仰を守り続けた人々の歴史や文化の足跡を自分でもたどる特別な時間となるでしょう。

まだまだ語りたいところですが、、、続きはホームページをご覧ください!今回ご紹介したプレミアムツアーは、4月30日(木)23時59分までななつ星ホームページにて承っております。
また、今回もクルーが添乗員として旅のお手伝いをいたします。
皆さまのお申込みを心よりお待ち申し上げます。

クルー
長崎県離島出身:園田

銀座 蔦屋書店での特別展示イベント

2026.04.07
銀座 蔦屋書店での特別展示イベント

春爛漫な今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。九州の桜は、今まさに見頃を迎えております。
そんな九州を飛び出して、今回は一足先に桜の満開宣言がなされた東京でのお話を致します。

3月の27日、28日の2日間、ななつ星in九州はポップアップイベントを九州外では初となる東京、銀座 蔦屋書店(GINZA SIX 6階)にて開催いたしました。

ななつ星が大切にしてきた“美”と“文化”、そして“豊かな時間”を、アート・デザイン・映像を通じて体感して頂くイベントです。
当日はスタッフ、クルーが皆さまをお迎えし、約1500名のお客さまにその世界観に触れていただきました。
ご来場いただいた皆さまをはじめ、関わっていただいた全ての方々との素敵な出逢いに、スタッフ、クルー一同感謝を申し上げます。

会場を創り上げたのは実際に車内で使用されている、または使用されていた作品たちです。
一般には初公開となる十四代酒井田柿右衛門作の「洗面鉢」をはじめ、小倉の工場から持ってきた「組子」を使用した回廊。
ラウンジの金星で使用されている椅子、水戸岡先生の事務所「ドーンデザイン研究所」からはテーブルや椅子を。
そして新たに臨場感あふれる車内の写真や設計画、イラストのタペストリーを作成していただき、会場をグルっとななつ星ワールドで包み込みました。
いつも車内に彩を添えて下さる「嵯峨野草庵」さんの草木は、鹿児島から陸路ではるばる東京までやってきて、会場に生命を吹き込んでくれました。



まさに美の結晶。完成された空間の美しさに写真を撮る手が止まりません!

興奮冷めやらぬ中、オープンを迎えました。私は主に会場内のグッズ売り場にいたのですが、皆さまとのあたたかい会話や時間が、今もきらきらと鮮明に思い出されます。

ふと1号車の大窓を再現したエリアの方を見ると、多くの方の姿が。それぞれ思い思いの時間を過ごされていました。

大窓にはモニターが設置され、一新されたコースの映像や実際の車窓から見える沿線の風景が流れています。
その前の椅子に腰かけ、ゆったりとご覧になる方。会場で意気投合し、ななつ星談議に花を咲かせる方。お話し好きなスタッフやクルーとの談笑を楽しまれる笑い声…。
このあたたかい景色に、私は東京で、まさにななつ星を見ました。

匠の手によって生み出された数々の作品たち、その中で生まれる新たな人生への出逢い。
たくさんの皆さまの想いをのせ、また、たくさんの方々に支えられて、ななつ星は今日も元気に走り続けます。

今度はふるさと九州で、皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。
(イベントを終えたばかりの会場での一枚を添えて…)

クルー
飯谷

3年半の旅路を終えて — 支えてくださった皆さまへ

2026.03.17
3年半の旅路を終えて — 支えてくださった皆さまへ

2022年10月から始まりました1泊2日周遊コース、3泊4日雲仙コースは、沿線や各駅の皆さま、お客さまの温かいお力添えにより走り続けてまいりました。
先日、その最終運行を無事に終えることができました。

・3月7日(土)、8日(日) 1泊2日周遊コース
・3月10日(火)~13日(金) 3泊4日雲仙コース

これまで多くのお客さまにご乗車いただき、九州での旅をお楽しみいただけましたこと、心より感謝申し上げます。

また、関係施設の皆さまや、沿線・各駅で日頃より温かくおもてなしいただいた地域の皆さまに、改めて厚く御礼申し上げます。
皆さまのお支えがあってこそ、3年半にわたる旅の歩みを続けることができました。

私たちエリアデザインのメンバーも、お世話になった皆さまに各地でお礼をお伝えしてまいりました。
寂しさもありながら、皆さまのホッとした表情がとても心に残りました。

こうして2022年から続いてきたコースは節目を迎えましたが、ななつ星の旅はこれからも続いていきます。
これまで築いてきた皆さまとのつながりを、これからも大切にしてまいります。

これからも「チームななつ星」として、変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。

スタッフ
田中(維)・住吉

旅の始まりを告げるななつ星のキーチェーン

2026.03.07
旅の始まりを告げるななつ星のキーチェーン

鐘の音色を耳にすると、なにか素敵なことが起こる予感がしませんか。

ななつ星では、ご出発までに鐘の音を聞いていただける瞬間がいくつかございます。
ラウンジ金星からホームへ向かう出発の合図。
そして、列車が博多駅から走り出すときの合図。

もし、もうひとつ、
ご自宅から九州へ向かうその瞬間にも、旅のはじまりを感じていただけたなら…。
そんな想いを込めて、ご参加の皆さまへお届けしていた革タグのノベルティが、
3月の新コースより鐘の形をモチーフにしたななつ星のキーチェーンへ生まれ変わります。

ご出発の際には、首からかけたり、お手荷物につけていただいたり。
クルーやスタッフとお客さまを、そっとつないでくれる目印にもなります。
キャリーケースの鍵をつけていただければ、鍵のお忘れ防止にも。
鐘の中から星がそっと垣間見えることも、ささやかなポイントです。

植物製タンニンなめし加工で仕立てたレザーは、旅のあとも皆さまの時間とともに艶を増し、
やがてななつ星の色に近い、古代漆色へと移り変わっていきます。

このキーチェーンが皆さまのお手元に届いたとき、
そっと旅の始まりを告げる存在となれますように。

スタッフ
古川(あ)

大切な方へ、感謝の気持ちを

2026.02.27
大切な方へ、感謝の気持ちを

「感謝の気持ちを伝えたい大切な人は?」

そう聞かれたら、皆さまは誰を思い浮かべますか?
奥さま、旦那さま、恋人、ご友人など、きっと様々な答えがあると思います。
私の答えは、両親です。

皆さまこんにちは。
クルー15期生の石本と申します!
ななつ星の仲間入りをする以前は、北部九州を中心に車掌を務めておりました。

お恥ずかしい話ですが、親元を離れてからこれまで、共働きのなか私を育ててくれた両親に、これといった親孝行ができていませんでした。
「どんな物をプレゼントしよう」「何をすれば喜んでもらえるだろう」
数年前からそう考えていたある日、古代漆色に輝く列車が目に入り、私は決意しました。

「JR九州に勤めるからには、いつか両親をななつ星に乗せたい」

クルーになるための見習い期間中、その想いをより一層強くする出来事がありました。
「息子からのプレゼントでななつ星に乗ることができた」と、嬉しそうにお話しされるお客さまがいらっしゃいました。
旅の終盤、目に涙を浮かべながら「ありがとう」と言ってくださったあの瞬間のことを、今でもはっきりと覚えています。

そこから、両親を喜ばせたい気持ちがさらに大きくなりましたが、自宅に届いたのは落選を知らせる手紙でした。
それでも諦めなかった結果、2026年2月の運行で、ついに念願の当選を果たすことができました。
この1、2年の間に父も母も60歳の誕生日を迎えたので、還暦祝いとしてこれ以上ないプレゼントになったのではないかなと思います。

そして迎えた、待ちに待った運行日。
車内で楽しそうに過ごす両親の姿をやっと見ることができました。

「育ててくれてありがとう」「見守ってくれてありがとう」

これまでの感謝の気持ちを、ななつ星を通じて伝える事ができました。
クルーとして働く姿を間近で見せることもできたので、少しは親孝行になったでしょうか。
その答えは、今度帰省したときに聞いてみようと思います。

私たちななつ星は、全力で皆さまの旅のお手伝いをいたします。
大切な方への感謝の気持ちを、ななつ星を通じて伝えてみてはいかがでしょうか。
私たちななつ星は、いつでも皆さまをお待ちしております。

クルー
石本

いよいよ…

2026.02.17
いよいよ…

皆さま、こんにちは。

「新たな人生にめぐり逢う、旅。」がテーマのななつ星in九州は、いよいよ1ヶ月後の3月17日より新たなコースでの運行がスタートします。
クルー・スタッフ共々、お客さまを万全の体制でお迎えできるよう日々準備を進めております。

今回、新コースのなかで私が特におすすめしたいのは「門司港駅」です。

門司港駅は1914年(大正3年)に創建され、1988年に鉄道駅として日本で初めて重要文化財に指定された歴史ある駅舎です。
さらに2019年3月10日には、6年にも及ぶ保存修理工事を経て、大正時代の姿に復原された駅舎がグランドオープンしました。

私は2018年から4年間、門司港駅に関わる部署で勤務しており、復原プロジェクトに懸命に取り組む同僚の姿を間近で見ていたので、お披露目当日は自分のことのように嬉しく感じたことを覚えています。

ななつ星の目指す「100年をこえる物語をつなぐ」を体現する、そんな門司港駅には、3泊4日高千穂コース3日目のご夕食時に停車します。

ご夕食後のドレスアップしたお姿のまま、大正時代へタイムスリップするような特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

スタッフ
伊藤