スタッフコラム
雲仙地獄での時間

先日大寒波に見舞われましたが、皆さまお変わりございませんでしょうか。
まだまだ寒い日が続きますが、どうかお元気でお過ごしください。
現在、「ななつ星in九州」は雲仙コースを運行しております。
雲仙コースの訓練で、雲仙へ伺った際に、九州にこんな素敵な場所があったのかと感激させられました。
空気が澄んでおり、雲仙地獄に寝そべって星空を眺める時間は何物にも代えがたいものでした。
ただただ何も考えずに、頭をからっぽにする時間は大切なのかもしれません。
そして何より雲仙でお会いした地域の方々が心優しくて、気づけば寒さも忘れ、癒された自分がいました。
今年も皆さまにお会いできる日を楽しみにしております。
いつも「ななつ星in九州」を見守って、応援してくださりありがとうございます。
- クルー
- 奥村
冬はつとめて

一年で寒さが最も厳しくなるといわれる大寒の節気が近づいてまいりました。
寝床から離れがたい朝が続きますが、皆さまお変わりありませんか。
空気が澄みわたるこの季節は、朝晩の茜色が一段と空に映えるように思います。
日豊本線日向市駅で迎えた朝、お日さまが駅名標の「日」の字とちょうど重なるように顔を覗かせました。
その珍しさと面白さ、そして美しさに起きぬけの眠気も吹き飛び、とっさにカメラを構えた瞬間です。
東に大海原を臨む宮崎県を走る日豊本線にはいくつもの車窓スポットがありますが、このように「日」の字と重なって昇る太陽を見られる場所はあまりないかもしれません。
朝日を浴びると不思議と背筋が伸びる心地がします。
凛とした晴れの朝は少し早起きをして、まばゆい光をたっぷり浴びることから一日のスタートを切ってみませんか。
- クルー
- 中村
2023 年 あけましておめでとうございます

皆さまあけましておめでとうございます
2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
ななつ星は 1 月5 日より今年最初の運行を開始しております。
そして 1 月 10 日からは、いよいよ新たな雲仙コースが始まります。
ツアーデスクでは、2023 年春夏コースにお迎えする、新たなお客さまとの出会いも始まっております。
ご参加くださる皆さま、駅へお見送りにお越しいただく皆さま、そして沿線で応援してくださる皆さま、
たくさんの笑顔にお会いできますことを楽しみにしております。
2023 年、皆さまにとって心豊かな年となりますように☆☆☆☆☆☆☆
写真は、雲仙コースの現地視察に行った際のもの
地元愛の強い地域の方々が皆さまのお越しをお待ちしています。
- ツアーデスク
- 上三垣
長崎の伝統料理

外へ一歩出ると無意識に手のひらをギュッと握ってしまうほどの寒さ。
九州の平地でも本格的な雪が降りそうな気配です。
みなさま、こんにちは。
今回は「ななつ星の旅雲仙コース」の料亭花月の「卓袱料理」について、ほんの少しご紹介します。
長崎の伝統料理である「卓袱料理」をご存知でしょうか。
ポルトガルや中国などの世界と繋がっていた長崎ならではの和華蘭のおもてなし料理です。
南蛮料理、中国料理、長崎の新鮮なお魚など、国際色ゆたかなお料理を、車内では「ななつ星流」にお楽しみいただきます。
料亭花月の凛とした女将の「たたずまい」や芸妓の「三味線」「舞」は、ななつ星車内をまるで料亭のお座敷にいるような華やかな空間へと変えてくれます。
伝統のお料理や芸妓の舞をお楽しみいただきながら、長崎の歴史にも思いをはせてみてはいかがでしょうか。
さて2022年も残すところ僅かとなりました。
今年もみなさまから笑顔というプレゼントをたくさんいただきました。
クルー、スタッフ一同、感謝でいっぱいです。2023年も笑顔でみなさまとお会いできますように。
そして何より、来年がみなさまにとって素敵な一年になりますように。
- スタッフ
- 岸川
難読駅

12月も気がつくと半月が過ぎ、九州も日に日に、寒さが厳しくなってきました。
皆さま、お元気にお過ごしょうか?
2023年1月10日から、「ななつ星」エピソードⅡ「雲仙コース」が始まります。
通常コースでは、初の立ち寄り地となる雲仙。食、自然そして、地球のエネルギーを感じることが出来る魅力的なコースです。
雲仙コースのプランのひとつに、島原鉄道(諫早〜島原港)にご乗車頂く、プランがございます。
お勧めスポットは、日本一海に近い駅、「大三東」。まるで、映画のワンシーンに出てくるかのような素敵な駅には5分ほど停車します。
さて、「大三東駅」なんと読むでしょうか?
正解は、「おおみさきえき」
明治22年(1889年)に「大野村」、「東空閑村(ひがしくがむら)」、「三之澤村(みつのさわむら)」が合併した際に、地名を一字ずつとって大三東村となったそうです。
駅名ひとつにも、100年を超える素敵な物語がありました。
皆さまも、流れゆく車窓から見る駅名にふと想いを馳せて見てはいかがでしょうか?
- クルー
- 篠原
「あなたといると、月がとても綺麗です」

もし皆さまが「I love you」を日本語に訳すなら、どのように翻訳しますか?
かつて英語の教師をしていた文豪夏目漱石は、「I love you」をこのように訳したそうです。
「あなたといると、月がとても綺麗です」と。
漱石は「love」の持つ本能的な意味を訳しただけでなく、そこに私たち日本人の心や想いを結びつけ、このように翻訳したと言われています。静かに月が輝く夜。仄かな月明かりの下で寄り添う 2 人。語り手の甘ずっぱい想いや儚い気持ちが、言葉をという概念を超えてそっと優しく伝わってきます。
決して直接的ではないですが、日本の持つ心や想い、奥深さを現した素敵な翻訳だと思います。
10 月 15 日より始まったななつ星 in 九州第 2 章。日本入国条件の緩和により、これからたくさんの海外からのお客さまがいらっしゃいます。
これから車内では、日本語だけでなく英語や中国語、フランス語などが飛び交うことになるでしょう。
伝統や文化、自然や食など、直接的に五感に響く九州の魅力を存分にお伝えするのはもちろん、言葉では表すことのできない九州に根付く想いや心、奥深さまでも、余すところなくお客さまへ伝えていきたいと思っています。
ななつ星らしい、そしてななつ星ならではの翻訳で九州を表現していきたいと思います。
- クルー
- 塩島
新たな「ななつ星」

佐賀平野の秋の風物詩、佐賀インターナショナルバルーンフェスタが3年ぶりに観客を迎えて開催され、久しぶりに臨時駅として設置された「バルーンさが駅」が賑わった九州ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
ななつ星のエピソードⅡが始まり1ヶ月が過ぎ、新たなコースの沿線でも多くの歓迎を受けて感動している日々です。
あわせて車内で提供するサービスも一新いたしました。
お茶室やショップでのサービスが始まった他、新たな料理内容に合わせて提供ワインもリニューアルしました。
運休期間中にソムリエの資格を持つチーム(JSAソムリエ・ワインエキスパートの資格を持つクルー)で、ワイン選定を兼ねて九州のワイナリーの安心院葡萄酒工房様や香月ワインズ様を訪れ、ワイン造りについて学び、ブドウの収穫や除梗(じょこう)など貴重な体験をさせていただきました。
実際に生産者の方の声を聴き、ななつ星の想いを共有することで、生産の少ない特別なワインを提供いただけることになりました。
ななつ星では、九州の各地域のシェフによる特別な料理に合わせて、特別な想いの詰まったワインや日本酒、お茶などを楽しむことができます。
車内で九州の味をお楽しみいただきつつ、車窓から九州のぬくもりに想いを馳せ、九州にまた帰って来たくなるように、これからも九州の魅力を発信して参ります。
最後に・・・表紙写真は、昨年一緒にソムリエ資格を取得した田中クルーとの1枚です
- クルー
- 原尻
御礼

11月8日放送の「セブンルール」たくさんの皆さまにご覧いただき感謝申し上げます。
9月~10月と2か月にわたる撮影にはたくさんの皆さまにご協力いただきました。
ありがとうございます。
九州各地を私と一緒にハンディーカメラで追いかけてくれた可愛いディレクターのTさん、ななつ星にはこんなに多くの人が関わっているのかとびっくりされるくらい、たくさんの人と出会い、撮影量も相当なものとなりました!
それでもひとつひとつのシーンを真剣に大事に考えて取材してくださり、温かでひたむきな九州の人々の姿に、
それはそれはとても迷いながら30分にまとめられたようです。
撮影にご協力いただきながら本編に入らなかった皆さま、本当に申し訳ございません。
私たちクルーズトレイン本部メンバーには映っていない方々も心の目には見えていたように感じられました。
多くの方の思いのバトンを受け取りながら走り続けてきたななつ星は来年10周年を迎えます。
10周年の大きな花火への期待もあるかと思いますが、私たちはひとつひとつの小さな煌めきが輝く環境を整え、旅を選んでくださるお客さまの記憶に残るとびきり美しい満点の星空にして参りたいと思います。
感謝を込めて。
2022年11月14日
クルーズトレイン本部
小川聡子
天空の森での広いフィールドを舞台にした研修を終えての一コマ。
田島社長の夢のあるお話はいつもメンバーをワクワクさせてくれます。
“ワクワク”しているみんなの顔が素敵だったのでパシャリ☆(小川撮影)
- スタッフ
- 小川 聡子
秋の夕暮れとななつ星

皆さま こんにちは
秋もすっかり深まり、日足が短くなりましたがお元気でお過ごしでしょうか。
ななつ星が走る九州も秋の美しい景色が広がっております
写真は、先日訪れた牛ノ浜駅(うしのはまえき)で、夕暮れ時に撮影したものです。
「ななつ星」のエンブレムが映えるロイヤルワインレッドの車両と牛ノ浜の美しい夕日が重なりあい、
なんとも幻想的でした。
東シナ海を望む崖の上にある牛ノ浜駅。
駅のホームからはダイナミックな海が広がります。
そして、ほとんどの列車がこの海側のホームにやってきます。
とても静かな駅で、列車から下りると思わず深呼吸をしてしまうほどの開放感。
近くには牛ノ浜海岸もあり、お天気のいい日には甑島(こしきじま)も望めるそう・・・
空気が澄んだこの時期に、是非皆さまも訪れてみませんか。
- ツアーデスク
- 笹山
☆皆さまお出迎えありがとうございます☆

10 月 15 日より「ななつ星 in 九州」第 2 章が運行を開始し、
同時に皆さまのおかげで、1 泊 2 日コース及び 3 泊 4 日霧島コースの初運行を無事終えることができました。ありがとうございます。
10 月 15 日は運行初日ということもあり九州を駆け回りましたが大変嬉しいことが!!
始発駅の博多駅から始まり各地で盛大なお出迎え・お見送りを多くの皆さまが行ってくださいました!!
久大本線沿線に場所を構えるうきは市立 山春保育所の園児の皆さまです。
運行当初より元気いっぱいに「ななつ星」に向かって声援を送っていただき、車内も大盛り上がり!!
いつも元気で可愛いお姿をありがとうございます☆
また、今回 3 泊 4 日霧島コースでは、「ななつ星 in 九州」では初めて吉都線の運転を開始いたしました!
写真は吉松駅と日向庄内駅ですが、肥薩線の嘉例川駅から始まり吉都線各駅で大勢の方より旗を振っていただく姿を拝見して、皆さまのお姿に涙を流すクルー・スタッフも...
お客さまはもちろんのこと私達関係者一同大変嬉しい限りでございます。
これからも皆さまの声援を胸に、九州を元気いっぱいに走り続けてまいります☆
お見掛けの際は旗やお手を振って頂けますと幸いです。
今後も「ななつ星 in 九州」に対する変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
- スタッフ
- 大羽