gaze at the starry sky
「ピアノが奏でる華やかな音楽と
色鮮やかなカクテルに囲まれたバータイムが終わった深夜。
お客さまも楽しかった一日を終えてお休みになられ
閑静なひと時がななつ星に訪れます。
その間、ななつ星はいくつかの駅に停車しますが、私はこの深夜の駅が好きです」
これは私が2021年9月17日に書いたコラムの一節ですが、
今でもその想いは変わらず、気が付くと誰もいないホームにそっと足をおろしていることがあります。
一日の喧騒が終わり静まり返ったホーム。
ななつ星DF200の低いエンジン音だけがそっと夜に響きます。
ふと空を見上げると、そこには満天の星。
まるで皆さまの幸せやよろこびを暗示しているかのように
ななつ星を優しく包み込みます。
星と星の饗宴。
眠れない夜にはぜひ。
- クルー
- 塩島
新しい仲間
いつも「ななつ星in九州」を応援頂きありがとうございます。
朝晩の冷え込みも和らいできて、日中は暖かい日も多くなりはじめ、すぐそこまで春がやってきているのを感じます。
今年も「ななつ星」の車窓から、九州各地の綺麗な春の景色を見るのが楽しみです。
春といえば、入学や就職といった「新たな出会い」の季節でもありますね。
新たな出会いといえば、「ななつ星」にこの度2月1日付で社内から2名、3月1日付で社外から2名、計4名の新しい仲間「14期生」が加わりました。
これから、列車の運行には欠かせない「安全」に関すること、お客さまに「ななつ星」での旅をお楽しみいただくための「サービス」に関することなど、「ななつ星」への熱い想いを胸に、立派に独り立ちして「ななつ星」の車内でお客さまをお迎えする日を目指して研修に臨みます。私たち先輩クルーも、全力でサポートしてまいります。
博多駅のホームや「ななつ星in九州」の車内で「14期生」を見かけましたら、温かいお声かけと応援をよろしくお願いします。
現在受付中の雲仙コースが走り出すころには、逞しい姿を見せてくれていることでしょう。皆さまも是非、逢いにお越しください。
(左から早田クルー、大西クルー、笹山クルー、上田クルー)
- クルー
- 深田
ななつ星同窓会
「ななつ星in九州」が誕生して10周年を迎えた記念として、先日2月29日(木)に東京で「ななつ星」同窓会を開催致しました。
500名を超えるお客さまに参加していただき、お客さまとの再会にクルー・スタッフ一同、心温まる時間を過ごさせていただきました。
「ななつ星」同窓会はこれまで2015年、2017年と開催し、2020年にも運行7周年を記念して第3回同窓会を開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、この度ようやく第3回目を開催することができました。
2017年以来の同窓会ということもあり、お客さま同士もななつ星の思い出話に花が咲き、あっという間の3時間でした。
私がクルーとして乗務開始したのが2018年のため、「ななつ星」同窓会に参加するのは今回が初めてでした。
初めての同窓会で緊張や不安も大きかったのですが、いざ始まるとお客さまとの久々の再会に話が止まらず、本当に楽しい時間でした。
また私は今回の同窓会の開催にあたり、クルーのプロフィールを記載したボードの作成や、いつも運行を支えていただいている地域の皆さまのメッセージ動画の撮影など、準備段階から携わらせていただいたので、私自身にとっても忘れられない同窓会となりました。
今回の同窓会では、お客さまが「ななつ星」の旅で撮影した写真を事前に募集し、会場内のスライドで紹介する企画も設けました。
お客さま各々それぞれに思い出深いエピソードがあり、笑いあり、涙ありの素敵な写真ばかりで、改めてたくさんのお客さまに愛されている列車であると実感し、この想いに応えていけるようにこれからも精進していきたいと思った同窓会でした。
これからも「ななつ星」をどうぞよろしくお願いいたします。
- クルー
- 田中(維)