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ななつ星から見た冬景色

2024.02.27
ななつ星から見た冬景色

2024年1月23日(火)の3拍4日コースはこの年1番の冷え込みで、九州でも珍しく雪が降りました。
上の写真は、その時のものです。

この週は行く先々で、雪景色が見られました。
特に2日目阿蘇での景色は、本当に九州なのかと思うほど雪が降っていました。


(由布院の冬景色)


(阿蘇駅の冬景色)

ななつ星のクルーで乗務をしていてこのような景色をみるのは初めてで、とても驚いたことを思い出します。

今回は冬景色でしたが、ななつ星の旅ではこのように、季節を感じる様々な景色を見ることができます。
同じ景色は2度となく、毎回新しい景色を見ることができるのは、ななつ星の旅の魅力の一つです。

「ななつ星の旅ではどんな景色が見られるのだろう」

そう考えるだけでもわくわくしてきませんか?
きっと、とても素敵な景色をご覧いただけると思います。

素晴らしい景色の中で、皆さまにお逢いできることを心よりお待ちしております。

クルー
古川(富)

クルーのお仕事

2024.02.17
クルーのお仕事

少しずつ日脚が伸び、春が待ち遠しく感じられるころです。

私は佐賀平野で趣味の熱気球に乗り、有明海越しに望む雲仙普賢岳の澄んだ景色や、時折雪化粧をする天山を見下ろしたりと、この時期ならではの九州の景色を楽しんでいます。

今回はクルーの乗務以外のお仕事についてご紹介します。
クルーは乗務以外に、運転や料飲、客室管理、サービス、教育など、各チームに分かれて、運行で挙がった問題点の解決や改善に取り組んでいます。
私が任されているサービスチームでは、各観光地でのおもてなし内容の検討や、季節ごとの車内サービスを提案し、オリジナルグッズの商品選定や販促方法について考え、取り組んでいます。

車内販売商品に関して、私が企画で関わった「ななつ星ハーブティー」や「懐紙」は思い入れがあります。
ハーブティーは熊本にて無農薬で育てられ、手摘みされた7種類のハーブを低温で乾燥させ、何度も調合を繰り返してブレンドを考えた、本当においしく元気になる、おすすめのものです。懐紙は水戸岡先生のデザインの柄を美しく透かしで表現し、お茶室やサロンなど、車内のいたるところでそっと花を添えています。
ネーミングを任されたシルクスカーフの「おもかげ」と「いろどり」など、まだまだお伝えしたいことがたくさんありますが、そちらは今月末、東京で行われる同窓会にとっておきます。

あのクルーはどのチームでどんなことをしているのか気になった皆さま、ぜひ同窓会の機会にお尋ねください。

今月末、皆さまと再びお会いできますことを心より楽しみにしております。


(それぞれの担当を表現した集合写真)

クルー
原尻

特別企画運行:ななつ星と一緒に「わたしの10周年」を祝おう!

2024.02.07
特別企画運行:ななつ星と一緒に「わたしの10周年」を祝おう!

2024年1月23日(火)は全国的に今年一番の⛄寒さ厳しい日となりました。

そのような中、人生の大事な10周年を迎える方々、10組18名さまの「ななつ星と一緒に「わたしの10周年」を祝おう!」の旅が始まりました。

「お客さまへのサプライズが成功しますように。」「2日目は「ななつ星」が阿蘇に辿り着きますように。」「雲仙へ向かうフェリーは無事出航しますように。」と願いはたくさんありましたが、無事に3泊4日の旅を終えることができ、またお客さまには各地の景色、そして様々な企画やおもてなしを楽しんでいただくことができました。

4日目旅の最終日は、大分県別府でのおもてなしとして「別府市民フィルハーモニア管弦楽団」の皆さまにお越しいただき、「ななつ星」車内にてミニコンサートを開催しました。
別府市民フィルハーモニア管弦楽団は別府市内で活躍する音楽家と、これを支援する県内外の音楽家の皆さんにより、1993年10月に「別府市民交響楽団」として結成、1995年には世界的なピアニスト マルタ・アルゲリッチとも共演されています。

クラリネット奏者の倉堀翔(くらほり しょう)さん、後藤花保(ごとう かほ)さん、 松林紗代(まつばやし さよ)さんに、10周年にちなんだ曲など演奏いただきました。


(左より:後藤花保さん、倉堀翔さん、松林紗代さん)

「ななつ星」車内は、クラリネットの木の温かくて柔らかい音に包まれ、特別な空間となりました。
ご乗車されたみなさまにとって、クラリネットの音色も心に残る旅の思い出の一つとなっていましたら、これ以上の喜びはありません。

地域のみなさま、いつも温かく「ななつ星」の運行を支えてくださり、心より感謝申しあげます。

ツアーデスク
秋山