博多のまち並み
日ごとに秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
ツアーデスク笹山です。
ツアーデスクには日々、さまざまな質問が寄せられます。
その中でもよくいただくご質問が
「ななつ星に乗車する前日のおすすめの観光スポットはどこですか?」
九州にあまり訪れたことのないお客さまには、まず太宰府天満宮をご紹介することが多いのですが、私が心からおすすめしたい場所は、、、長年住んでいる大好きな博多のまち並み。
御供所(ごくしょ)・冷泉(れいせん)・呉服町(ごふくまち)・須崎(すさき)・古門戸(こもんど)、、、沢山ございます。
散歩好きなわたしはいつもこのあたりをうろちょろと歩き回っています。
これらの町は、伝統と歴史と文化が色濃く残る場所です。
博多駅からも近い、「お櫛田(くしだ)さん」の愛称で親しまれる博多の総鎮守「櫛田神社」や博多祇園山笠の起源となった「承天寺(じょうてんじ)」など、見どころがたくさんです。
承天寺をご覧になった後は、ぜひ歩いていただきたい通りがあります。
それは「承天寺通り」です。
「承天寺通り」には博多のこれまでの千年の重みとこれからの千年の繁栄を願いつくられた「博多千年門(はかたせんねんのもん)」と言う門があります。
その門をくぐり、その先の御供所町の寺院をめぐりながら博多の歴史を感じていただけましたら幸いです。
秋には「博多灯明ウォッチング」と題したイベントが行われ、博多っ子の手によって数万個の灯明が幻想的に灯されます。
寺院やまち全体が「灯明アート」と呼ばれる美しい作品で彩られます。
都会の中にこんなに素敵な場所があるとは、まさに驚きです。
福岡にお越しの際は、ぜひ“博多のまち”を散策してみてくださいね♪
そして、「ななつ星in九州」第26期(2025年春夏コース)の申し込みがもうまもなく開始されます!
クルー・スタッフ一同、皆さまのご応募を心よりお待ち申し上げます。
- ツアーデスク
- 笹山
1年が経ちました
皆さまこんにちは。
まだまだ夏を思わせるような暑い日が続いておりますが、お変わりありませんでしょうか。
私事ですが、ななつ星のクルーとして乗務を始めて約1年が経ちました。
1年前は、クルーというお仕事に期待と不安が半分ずつ入り混じったような、そんな気持ちで入社したことを覚えています。
忘れられない初回の乗務。
博多駅を出発する際、ホームから本部スタッフや先輩クルーが身振り手振りでエールを送って、送り出してくださいました。
途中の停車駅で出会った、いつもななつ星を応援してくださっている地域の方々。
初めましてのご挨拶をさせていただいたときにかけてくださった温かい言葉は、今でもはっきりと覚えています。
あれから1年が経ちました。
まだまだ学ぶことの多い毎日ですが、クルーというお仕事を通してお会いできた皆さまとのご縁に感謝しながら、初心を忘れず、「新たな人生にめぐり逢う旅」のお手伝いをしていきたいと思います。
最後に、このブログをご覧になっている皆さまへ
これからも、ななつ星を通して、いろんなカタチでお会いできることを楽しみにしています ^^♪
- クルー
- 西川
車窓からの景色
残暑厳しく、まだ暑い日が続いております。
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
今回ご紹介するのは、おすすめの「車窓」です。
ななつ星1泊2日のコースでは、博多駅を出発して熊本~鹿児島へと南下していきます。
途中、熊本県の八代駅から鹿児島県の川内駅までの区間は肥薩おれんじ鉄道の線路を走行し、車窓からは美しい海岸線の景色をお楽しみいただけます。
この区間の魅力はなんといっても、鉄道と海との距離が近いことです。
海沿いを走る鉄道は他の路線でもありますが、これだけ海の際を走る区間はそうそうありません。
まずは、八代海。
九州本土と天草諸島に囲まれた内海で穏やかな波が特徴的です。
天気が良い日には、対岸に天草諸島をご覧頂けます。
八代海の穏やかな海と列車の心地よい揺れが重なる感覚は、時を忘れてしまいます。
ちなみに、八代海で獲れるハモやグチ等の新鮮な魚を使用した日奈久竹輪(ひなぐちくわ)は特産品として親しまれています。
続いて東シナ海。
さらに南下すると鹿児島県に入ります。
列車は、牛ノ浜駅から薩摩高城駅間の約10キロの道のりを美しい海岸線と並走します。
東シナ海に夕日が沈む時間帯は、空がオレンジ色に染まり、幻想的な雰囲気に包まれます。
この区間を走行中、仕事を忘れ車窓を眺めているクルーもいるようです。。。
見かけた際はお声かけ下さい。
皆さまも、ラウンジカーやお部屋など、思い思いの場所で車窓からの景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- クルー
- 春田