スタッフコラム
「ななつ星」に対するスタッフの想い

皆さまいつも「ななつ星」に手を振ってくださり、応援してくださりありがとうございます。
今期の運行もいよいよ残すところあと2回となりました。
この8年間、様々な出来事がありましたが、九州の自然豊かな大地をお客さま一人ひとりの夢を乗せて、運行できているのは、地域の皆さま、「ななつ星」を家族のように愛してくださる皆さまがいらっしゃるからだと思います。
6月25日から約3ヶ月ほど、運休期間に入りますが、10月15日!「ななつ星」9周年を迎える運行で、また皆さまと再会できる日を楽しみにしております!
これからも「ななつ星」を末永くよろしくお願い申し上げます!
- スタッフ
- 徐
「ななつ星」を育む皆さまに支えられて…

木々の緑が日に日に濃さを増しておりますが、お変わりございませんでしょうか。
「ななつ星in九州」は10月から第二章として、新しい旅を始めます。
現在の第一章の最終運行日は、1泊2日コースは6月18日出発、3泊4日コースは6月21日出発になります。
運行当初からお世話になっている施設さまもいらっしゃり、私達クルー、スタッフは次の運行の準備と共に、これまでお世話になった施設さまとのお別れが辛い時期でもあります。チーム「ななつ星」として、お料理を提供していただいた料理施設さま、観光のご案内を実施してくださった皆さま、お客さまを温かく迎えてくださった宿泊施設の皆さまに感謝の気持ちで一杯でございます。
そして、何より雨の日も風の日も暑い日も沿線でお出迎えしてくださる皆さまがいらっしゃるから、ご乗車されるお客さまが「九州は温かな方が多く、すっかり九州に魅了されました」と仰ってくださいます。
いつも「ななつ星」を支えてくださいまして、ありがとうございます。
残り少ない回数にはなりましたが、引き続き宜しくお願いいたします。
- スタッフ
- 山嵜
9番目のクルー!?

春から夏へと移ろいゆく季節、皆さまお変わりございませんでしょうか。
最近もくもくとした入道雲が浮かんでいる景色を見ては、夏が近付いてきているなと心が弾んでおります。
さて、今日は「ななつ星」の隠れたクルーについてお話しようと思います。
普段ななつ星は8名のクルーが乗務し、お客さまと一緒に旅をしております。そんな中、陰ながら運行を支えているクルーが存在しているのはご存知でしょうか?
それは阿蘇の黒川近くで生まれた2歳の黒犬、あそくろえもんこと、くろちゃんです。また、阿蘇駅の名誉駅長でもあるんですよ。
(阿蘇駅にくろちゃんの駅長室もあります!)
くろちゃんはお客さまのことが大好きで、クルーと一緒におもてなしをしています。
ある時はお客さまと一緒に1号車の大窓で「行ってきまーす!」と元気に手を振っていたり。。
またある時は鹿児島の薩摩藩の武士に変身したり。。
(出水観光の際、税所(さいしょ)邸の方にいただいてご満悦の様子)
お腹が空いた時はお客さまと一緒にお食事しているなんて時も!
様々なシーンで日々奮闘しております。
そんな可愛らしいくろちゃんを車内で見掛けた際はぜひ応援してくださいね。
- クルー
- 園田
新たなストーリーのはじまり

去る5月19日、鹿児島県霧島市にある『天空の森』にて2022秋冬コースを共に盛り上げていく施設の皆さまとのキックオフミーティングを開催いたしました!
運行開始当初からななつ星ご乗車のお客さまのたくさんの思い出が刻まれている天空の森。
好天に恵まれ、ミーティングは広大なフィールド全体が舞台となりました。
『天空の森』田島社長と歴代トレインマネージャーとの座談会では「ななつ星in九州」のこれまでの思い出を振り返りながらこれからの夢、九州の未来を語り合い皆さまと共有しました。
ななつ星in九州は「100年をこえる物語を、つなぐ。」をテーマに豊かな九州を地域の皆さまとともに描いて参ります。
- スタッフ
- 今村
新コース運行開始に向けて

新緑の候、皆さま如何お過ごしでしょうか。
10月の運行から乗入れを開始する吉都線(きっとせん)をご案内します。
吉都線(きっとせん)は鹿児島県湧水町の吉松駅と宮崎県都城市の都城駅をつなぐ路線です。
この路線は今年で110周年を迎え、「ななつ星」の第2章である「100年をこえる物語をつなぐ。」をテーマに新たなコースで運行します。
その新ルートである霧島コースの吉都線(きつとせん)では「ななつ星」にご乗車いただくお客さまへのおもてなし第1弾として、西小林駅周辺にひまわりの種まきをしていただきました。
取組みをしていただいた友愛クラブの皆さまの笑顔やおもてなしの気持ちが伝わってきます。
種まき風景
沿線をお花いっぱいにしていただいた皆さまに感謝です。
実はこのヒマワリからヒマワリ油を収穫することを計画されているとのことです。
多くの地域の皆さまのご協力のもと、10月からの新コースは運行準備を着々と進めております。
是非、運行開始した際は秋の吉都線(きっとせん)の魅力を感じていただければ幸いです。
- スタッフ
- 黒木
冬の北薩、牛ノ浜海岸の夕陽

皆さま、こんにちは。
大型連休は皆さまいかが過ごされましたでしょうか?
博多の街も「5月の連休は雨の日が多い」と言われていますが、今年は暑い日差しが降り注ぐゴールデンウィークとなりました。
5月3日出発のななつ星に乗務しておりました児玉です。
この日の運行は鹿児島県・霧島への宿泊など通常のコースとは違う運行でしたが、
各地での心温まるお出迎え、本当にありがとうございました!
さて今回は、私の生まれ故郷、鹿児島県阿久根市のお話しを少しさせていただければと思います。
2022年10月15日(土)~ななつ星運行9年目!~から始まる1泊2日九州周遊コースは
2日間で博多から鹿児島・宮崎の南九州まで巡る列車旅を満喫していただけるものにいたしました。
その1日目の夕食については阿久根の名勝牛ノ浜海岸を臨みながらのディナーをご準備しております。
また、美しい海岸線の夕陽については、空気が一段と澄んだ冬場がおすすめ!
ななつ星が牛ノ浜駅に停車予定の時間帯(17時台)と干潮と日の入りの時間が合致する時期なんです。
是非とも冬のななつ星で特別な時間をご一緒出来ればと思いますし、皆さまのお越しをお待ち申しあげております。
- クルー
- 児玉
新たな人生にめぐり逢う、旅。

※上記写真は2021年7月のものです。※
4月からクルーズトレイン本部に参りました。
日々、周りの先輩方から教えていただき一日も早く戦力になれるよう失敗もしながら修行中です。
スタッフとしてツアー造成をさせていただくなかで、担当している長崎県は雲仙についてご紹介させていただきます。
この度の21期コース設定で皆さまをご案内するのは冬の時期の雲仙です。
明治の頃に外国人の避暑地として国際的に有名になり、昭和9年、日本最初の国立公園に指定されました。
圧巻の海の碧さ、訪れる旅人を優しく心まで包み込むような湯そして地域の皆さまとのふれあいにより、一際違った旅路の機会にしていただくことで温故知新の場にされてはいかがでしょうか。
いずれのコースにおいても100年の歴史と浪漫が漂うどこか懐かしい風情を思い出させるような「新たな人生にめぐり逢う、旅。」のお手伝いができるよう皆さまをお待ちしております。
- スタッフ
- 岡
「ななつ星」だからお届けできる「冬の雲仙」

皆さま、こんにちは。ななつ星ホームページ冒頭の「エピソード2」動画に出ている車掌の古川藍です。
(まだ最後まで動画をご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧ください!)
それはさておき、皆さまゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。
博多駅では3年ぶりの「博多どんたく港まつり」が行われ、
今日の「ななつ星」出発にも多くの方にお見送りの手を振っていただきました。
ありがとうございます!
さて、私の生まれ故郷長崎でも今後様々な催し物が予定され、
なにより9 月23 日には西九州新幹線・長崎~武雄温泉間が開通するなど、大いに盛りあがっています。
そんな中、私たち「ななつ星」も2023 年1月~2月は3泊4日「雲仙コース」を運行します。
雲仙では、地元の農家の方が長い年月かけて種を紡いで育てあげた、
生命力溢れる「種どり野菜」を使ったこの時期でしかお召し上がれないお料理。
※私は「これまで生きてきた中で一番甘くおいしいニンジン!」と感動しました。
また、温泉・地熱を背中で感じながらの星空観賞「エコタツ」など、
冬の雲仙だからこそ体感していただきたい素材をご用意いたしております。
ぜひ、皆さまとお逢いし、私の故郷である長崎をご案内できますことを楽しみに、お待ち申し上げております!
- クルー
- 古川
☆「ななつ星」の車掌が星のように輝く瞬間☆

皆さま、こんにちは!
4月も後半にさしかかり、冷たかった風も段々と心地良く感じるようになりましたね。季節の変わり目、風邪などひかぬよう気を付けていきましょう。
今回は普段「ななつ星」に乗務しているクルーの中でも「車掌資格」を持つクルーの見どころを紹介させていただきます。
車掌の仕事といえば信号を確認し、ドアを閉めて、「ななつ星」を出発させる仕事を担っていますが、それだけではありません。
「ななつ星」は、通常の列車のように、両側に運転席がありません。
そのため、「ななつ星」の機関車と客車の連結作業や機関車単独で移動させる作業などを行っています。
その作業場面を見学できる駅が熊本県の『阿蘇駅』です!
3泊4日コースの2日目(水曜日)、1泊2日コースの2日目(日曜日)の両日とも朝9時44分頃に駅で列車をつなげる作業を行っています。※2022年4月現在
ご乗車のお客さまはもちろんのこと、地域の方々に温かく見守られながら一生懸命頑張っています。
朝が早い時間帯かもしれませんが、観光やご旅行にて阿蘇に訪れた際には、ぜひ私たちの姿を見に来てください。
車掌がたくましく、華麗に列車をつなげ、誘導する姿を見守っていただければ嬉しく思います。
☆いつも私たちに笑顔で手を振っていただきありがとうございます。☆
☆これからも「ななつ星」を通して皆さまに笑顔でお逢いできますことを心より楽しみにしております。☆
- クルー
- 河野
「クルーの名刺の裏側に…」

皆さま、ななつ星のクルーはひとりひとり、名前と顔写真のはいった名刺「クルーカード」を持っていることはご存知でしょうか?
このカードはお客さまへのご挨拶や自己紹介時にお渡しをしています。
そして、その裏側には九州の美しい景色とそこを走るななつ星や、ななつ星車内の風景など、こちらもひとりひとり違う写真を使用しており、お楽しみいただくことができます。
私のクルーカードは桜とななつ星の写真です!
私事ですが、学生時代利用していた、地元の最寄駅も毎年春になると駅を囲むように美しい桜が咲くことから、列車と桜は私にとってなんとなく恋しくなる景色です。
よく見るとピカピカのななつ星の車体にも桜が映り込んでいます。
これは大分県と福岡県の久留米市をつなぐ久大本線を走るななつ星の写真です。
少し桜の見ごろは過ぎてしまいましたが、先日の4月はじめの運行では九州の沿線いろいろな箇所で桜が咲き誇り、車内からカメラをかまえたお客さまも多くいらっしゃいました。
皆さまにこの個性豊かな“クルーカード”をお渡しできることを心待ちにしております。
- クルー
- 西山