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Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

2026.02.07
Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

列車に乗る前から、旅は始まっている——。
そんなことを、そっと教えてくれる一冊があります。

ななつ星に関する書籍はいくつかありますが、今回ご紹介したいのは『Seven Stories  星が流れた夜の車窓から』 です。

私がこの本と出会ったのは、入社前のことでした。
「ななつ星に関する本はすべて読まなければ」
そんな思いで手に取った本の一冊です。

“ななつ星”の「7」にちなんで、7人の作家が紡ぐ、7つの物語が収められています。

入社前に読んだとき、そしてクルーとなってから改めて読んだとき。
まるで別の本を読んでいるかのように、受け取る言葉や情景が変わり、何度も味わいたくなる。
そして、読むタイミングや立場によって、感じ方が変わるのも、この本の魅力のひとつです。

豪華な作家陣が描くのは、旅の物語。
夫婦で、母と娘で、幼なじみと――
それぞれの関係性と人生が、ななつ星という非日常の旅の中で、静かに重なっていきます。

読み進めるうちに、思わずほろりと涙をこぼしてしまうのは、井上荒野さんの物語です。
温かく寄り添うような物語でした。
人の心をやさしくすくい取るその文に、穏やかな余韻が残ります。

それぞれの人生とななつ星の旅が、そっと結び合わされていく――
ぜひ、読書好きとしては、長編作品でもじっくり味わってみたいと感じさせてくれる一冊です。

旅好きの方にも、読書が好きな方にも、そしてななつ星に興味をお持ちの方にも、
お手に取って、読んでいただけたら幸いです。

クルー
楠原

サロンカー 「木星」

2026.01.27
サロンカー 「木星」

豪華列車 ななつ星 in 九州 の旅のなかで、ひときわ心がほどける場所があります。
それが、サロンカー 「木星」 です。

「木星」は、ただ静かに座り、ご自身の時間をゆったりと過ごすのもよし。
また、旅の途中でめぐり逢ったお客さま同士が、いつの間にか言葉を交わし、自然と笑顔が生まれていく――
そんなひとときを大切にした空間です。

その名のとおり、木の温もりに包まれたインテリアは、列車に乗り込んだ瞬間から、不思議と心を落ち着かせてくれます。

隣席のご夫婦と、これまで訪れた土地の話に花が咲いたり、一杯の飲み物をそっと傍らに、移ろう景色と時間の流れに身を委ねたり。
それぞれが思い思いの距離感で、サロンカー「木星」での時間を楽しまれています。

私自身のおすすめは、ななつ星のコンセプト

「新たな人生にめぐり逢う、旅」

その言葉どおり、自分を見つめるひととき としてご利用いただくことです。

ななつ星の世界観に身を委ねながら、静かに読書をする。
お気に入りの一冊を持ち込んでいただくのも良いですし、
車内に備えられたななつ星にまつわる書籍や水戸岡鋭治先生のデザイン集を眺めながら、
クルーとの会話のきっかけにしていただくのも、この場所ならではの楽しみ方です。

ご自身のお気に入りの一冊には、旅先で見つけた小さな花をそっと挟み、思い出の栞にしてみる――
そんなささやかな楽しみも、旅の記憶をより深く刻んでくれます。

時折、茶室から聞こえてくる楽しげな声や、茶筅を振るやさしい音に耳を澄ませるのも、この旅ならではのひとときです。

時間を問わず、ご自身のペースでお飲み物をお楽しみいただけるのも、「木星」の魅力のひとつ。
コーヒーや紅茶、日本茶はもちろん、季節を感じる一杯が、静かな時間にそっと寄り添ってくれます。

ラウンジカー「ブルームーン」とはまた異なる時間の流れで、静かに、深く、旅を豊かにしてくれるのが「木星」です。

ななつ星の旅は、日本各地の美しい風景を眺めるだけのものではありません。
車内で生まれる、ふとした出逢いや会話が、いつしか忘れがたい旅の思い出になっていきます。

列車の外では、景色が次々と色を変えていく一方で、「木星」で交わされる時間は、
ゆっくりと、そして確かに、深まっていきます。

視線が交わり、笑顔が生まれ、心がほどける瞬間が、何度も訪れるのです。

もし、
「旅を、もう少し深く味わってみたい」
「隣に座った人と、ふと話したくなる瞬間が欲しい」

そう感じられたなら――
「木星」で過ごす時間は、思い出以上の豊かさを、きっともたらしてくれるはずです。

列車に乗り込んだ瞬間の高揚感とは少し違う、静かで、ゆったりとした幸福感。
その心地よさが、ななつ星の旅そのものを、より愛おしく感じさせてくれるでしょう。

それでは、車内にて、皆さまのお越しをお待ちしております。

クルー
古川(藍)

冬の景色

2026.01.17
冬の景色

新しい年が幕を開け、気づけば1月も中旬を迎えました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

乗務中、車窓いっぱいに広がる山々の雪化粧や、朝日に照らされて白く輝く線路を眺めていると、冬ならではの静かで凛とした美しさを感じます。
特に早朝や夕方の時間帯は、澄みきった空気の中で景色がいっそうくっきりと浮かび上がり、思わず時を忘れて見入ってしまう瞬間があります。

普段は何気なく通り過ぎている場所でも、季節が移ろうことで、まったく違った表情を見せてくれる。
それもまた、列車の仕事ならではの魅力だと感じています。

中でも、脇本海岸の景色は、この季節だからこそ出会える美しさがあります。

澄んだ冬空の下に広がる東シナ海、白く砕ける波、そして冷たい風に磨かれた深い海の色。その光景は、思わず目を奪われるほどです。
夕方になると、沈みゆく夕日が海面をやさしく照らし、波間にきらめく光が、ひときわ印象的な景色を描き出してくれます。

ななつ星は沿線の風景だけでなく、車内でも季節を感じていただけるよう、ささやかな工夫を凝らしています。

車内に飾っているイラストは季節ごとに内容を変え、その時期ならではの空気感をお楽しみいただけます。

冬らしいイラストを目にすると、「また季節がひとつ進んだな」と感じることもあり、乗務する私たちにとっても、ささやかな楽しみのひとつです。

寒い日々が続きますが、ご乗車の際には、ぜひ冬ならではの車窓の風景と、車内に流れる季節の気配をあわせてお楽しみください。

クルー
西川

2026年の抱負

2026.01.07
2026年の抱負

新年あけましておめでとうございます。
2025年も皆さまのご支援、ご協力のもと、「ななつ星in九州」が無事に運行できましたことに改めて感謝申し上げます。

2025年を振り返ってみると、私の大きな記憶として残っているのが大阪・関西万博です。工事の遅れなどが心配されましたが、日本と世界各国が一致協力して明るい未来を提示できたことは、多くの人々に大きな希望を与えました。

一方で世界に目を向けてみると、気候変動による異常気象の激甚化や国際社会の分断など不安要素に満ちていました。
そのような状況下で、企業活動がこれまで以上により重要な意味を持ってくるのではないかと感じています。

新たな価値創造が使命であるチームの一員として、2026年は新たな取組みをスタートするための基盤の年としたいと思います。
その根本にあるのは、大阪・関西万博のように人々に明るい未来と希望を感じてもらい、よりよい世界をつくることです。
私が敬愛するジョン・レノンとオノ・ヨーコが教えてくれた「想像する力」を最大限に活かして、未来について考えていきたいと思います。

今年の干支に関連して「馬」を金文、篆書、行書で揮毫いたしました。
3000年以上の時を経て、進化を遂げてきた文字(一般的に漢字)はその時代の美や文学、経済などを反映しています。
この先も時代に合わせて変化していくかもしれません。
「ななつ星 in 九州」も時代と共に進化し、その一翼を担えたらと思う次第です。

ヨーロッパでは国境を越えて運行する列車は、平和の象徴と言われることもあります。
そのような「ななつ星in九州」を心に描きながら、今年も駆け抜けたいと思います。
2026年がよりよい世界となりますように。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

スタッフ
野村

2025年を振り返り、感謝を込めて

2025.12.27
2025年を振り返り、感謝を込めて

皆さま、こんにちは。

気づけば、今年も残りわずかとなりました。
今年は、暑さと寒さが行き交い、季節の輪郭が少し曖昧なまま、年の瀬を迎えています。
それでも、車窓から流れる景色や、駅に降り立ったときの空気に、その時々の季節を、ふと感じる瞬間がありました。

そんな2025年は、ななつ星in九州にとっても、さまざまな経験を重ねた一年でした。
4年に一度の大きな車両点検に伴う長期運休の期間には、ツアーデスクにて、初めて企画から催行までを担当するバスツアーを実施しました。
列車とは異なる形ではありましたが、九州の魅力をお届けする想いは変わらず、ひとつひとつを確かめながら進めた時間は、いまなお心に残っております。


写真は、ツアーで訪問を予定していた「小倉総合車両センター」の一枚です。
当日は、大雨のため訪問は叶いませんでしたが、その日も工場の皆さまは、変わらず温かく迎える準備をしてくださっていました。
この場を借りて、あらためてご紹介いたします。

また、今年は多くのプレミアムツアーも催行いたしました。
クルーと一緒になって準備を進める機会も多く、いつもとは少し違った学びを得ることができました。
お客さまの喜ばれるお姿を拝見できた瞬間は、いつにも増して嬉しく、胸に残るひとときとなりました。

こうした日々の積み重ねの中で、「ななつ星in九州」は、世界ホスピタリティ賞「第25回 Hospitality Awards®」「Best Concept on the Move」部門にて、最優秀賞を受賞いたしました。
ご乗車いただいたお客さま、そして日頃より支えてくださる地域の皆さまのおかげだと、改めて感じております。

本年も「ななつ星in九州」を支えてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
どうぞ穏やかな年末年始をお過ごしください。
また九州の地で、そして、ななつ星の車内でお逢いできる日を楽しみにしております。

ツアーデスク

ななつ星で巡る時間旅行

2025.12.17
ななつ星で巡る時間旅行

師走に入り、冬の寒さが身にしみる季節となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
クルー14期生の笹山遥花です。
私の地元・北海道では、連日雪が降り積もり、ホワイトクリスマスになりそうです。

現在運行中の3泊4日「雲仙コース」は、博多駅を起点に九州東西を横断しながら各地を巡る旅です。
コース名の由来となった長崎県の雲仙温泉は、なんと1300年前から続く、九州を代表する温泉地のひとつ。
古くから国内外の人々を魅了してきました。旅の中日には、温泉と地元の方々の温かさが、皆さまの日頃の疲れを癒してくれることでしょう。

そして旅の舞台、長崎といえば、江戸時代に唯一の貿易港として非常に重要な役割を担いました。
海外から多様な文化や物を受け入れ、発展を遂げてきた長崎は、現在もその独特な文化の片鱗を垣間見ることができます。
海からもたらされた品々は、長崎から小倉へと続く「長崎街道」を通じて各地へと伝わりました。


(こちらは一人旅で嬉野を訪れた際に撮影した一枚です。)

この長崎街道は、参勤交代のために整備されましたが、時代の変遷とともに、大名だけでなくオランダ商館長一行、学者や職人、さらにはゾウまで通ったといわれています。
なかでも砂糖は貴重な品として取引され、長崎街道は「シュガーロード」とも呼ばれました。
やがて街道沿いには菓子職人が集まり、修行を重ね、各地で特色あるお菓子が生まれていきました。

ななつ星は、3日目にこのシュガーロード沿いの街をいくつか通ります。
ご乗車の皆さまには、佐賀の銘菓「丸房露」をご用意。
表面にはななつ星オリジナルの焼印入りで、一つひとつ職人の手作業による逸品です。

この丸房露を手がけるのは、佐賀で創業380年以上の歴史を誇る老舗「鶴屋」さん。
鶴屋さんとななつ星の出会いは、今年の夏。原尻クルーが「どなたでもお召し上がりいただける美味しい菓子」を探していたところ、長年地元で愛されてきた鶴屋さんにめぐり逢いました。

江戸時代、佐賀藩は長崎警備を任され、砂糖を優先的に購入できたため、街道沿いでは多くのお菓子が生み出されました。
佐賀藩出身の大隈重信公も丸房露を大変気に入り、東京の邸宅に専用窯を作らせ、鶴屋十一代目を招いて焼かせたという逸話も残っています。

小さなお子さまからご年配の方まで、どの世代にも受け入れられる優しい味わいです。
おすすめの食べ方は、まずはそのまま一口。ふんわり口の中に広がる優しい甘さと食感をお楽しみください。
二口目は、お好みで牛乳や紅茶に浸してどうぞ。ぜひ、シュガーロードの歴史に思いを馳せながらお召し上がりください。

サロンカーは、皆さまが思い思いに過ごせる空間です。
コーヒーや紅茶を片手に、旅の仲間との語らいを楽しむも良し、車窓を眺めたり、本を読みながらゆったり寛ぐも良し。
お時間帯によって、お飲み物やお菓子のご用意もございますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

今回は雲仙コースにちなんだ「シュガーロード」をご紹介しました。
ご乗車予定のお客さまも、これから九州への旅をされる皆さまも、いにしえの人々の歩みを振り返りながら各地の銘菓を味わってみませんか。
ななつ星の車内、沿線で皆さまとお会いできることを心待ちにしております。

寒さが厳しくなりますので、どうぞお体にお気をつけください。

クルー
笹山

あっという間に…

2025.12.07
あっという間に…

皆さま、こんにちは。

季節はすっかり冬の寒さを感じる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
気づけば2025年も残りわずか。
今年は運休期間が長く、運行再開からあっという間に年末を迎え、時の流れの速さを感じています。
ななつ星の今年の運行も、残すところあと5回となりました。
今年も多くの方々との素晴らしい出会いに、クルー・スタッフ一同心より感謝申し上げます。

さて、12月といえばイベントがたくさんあります。
年末に向けた大掃除や年賀状の準備、そしてなんといっても「クリスマス」ですね🎄
博多駅では毎年恒例の「クリスマスマーケット」が開催されています。
今年はスーパーマリオとのコラボレーションで、華やかな装飾が施され、多くのお客さまで賑わっています。
博多駅にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

またクリスマスは、大切な方へ気持ちや贈り物を届ける特別な日。
普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを、“ありがとう”とともに贈ってみるのも素敵ですね。
皆さまのクリスマスが心温まるひとときとなりますように。

ななつ星は、九州各地のみなさまの夢や想いを乗せて、多くの方に「新たな人生にめぐり逢う旅」をお届けできるよう、そして九州のみなさまに“ありがとう”の気持ちをお伝えしながら、これからも走り続けてまいります。


車内のくろちゃんもサンタ風に着替えて、窓側から沿線の皆さまを見ているかも・・・

クルー
田原

陽光に包まれる峡谷で

2025.11.27
陽光に包まれる峡谷で

来春、2026 年より新たなコースの一つとして運行する「高千穂コース」。運行開始から 12 年、たくさんのお客さまに支えられてきた私たちの旅に、またひとつ新しい魅力が加わります。

先日、プライベートで高千穂を訪れました。早朝の高千穂峡は、陽光が山肌からゆっくりと差し込み、川面が静かに輝く特別な時間でした。散歩をしながら吸い込む朝の澄んだ空気は、まるで体の奥からエネルギーが満ちていくよう。日常の喧騒を離れ、静けさの中でリフレッシュできるひとときでした。

高千穂は、天照大神の孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が地上へ降り立ったとされる「天孫降臨」の地として知られ、古来より“地球のエネルギーが満ちる場所”と語り継がれてきました。神話ゆかりの地を歩くと、自然そのものが持つパワーに包まれているような不思議な感覚があります。

来春からの新コースでは、こうした高千穂の神話と自然を列車の旅に取り入れ、お客さまに静かで豊かな時間をお届けしたいと考えています。陽光に照らされた峡谷の美しさ、そよぐ風のやわらかさ、そして心に満ちていくエネルギーを、ぜひ列車の旅とともに感じていただければ幸いです。

スタッフ
竹中

ななつ星in九州の早朝散策~延岡駅で触れるオリンピックの軌跡~

2025.11.17
ななつ星in九州の早朝散策~延岡駅で触れるオリンピックの軌跡~

冬隣の澄みきった朝、旅の途中で延岡駅に降り立つと、静かな空気の中に凛とした気配が漂います。

駅前には、宮崎県ゆかりのオリンピック・パラリンピック出場選手の手形・足形モニュメントが並び、訪れる人々を迎えてくれています。

マラソンで有名な宗兄弟をはじめ、数々の著名な選手の手形や足形に驚かされます。
中には「こんなに大きな手???」と思うような巨大な手形もあり、柔道の篠原信一さんの手の大きさは圧巻です。

また、東京2020パラリンピックに出場した外山愛美選手の手形も設置されており、パラアスリートの活躍にも触れることができます。 

世界で戦ったアスリートたちの形跡に触れながら、自分の手と重ねてみるひとときは、旅の思い出に残る体験になるかもしれません。 

現在運行中の「ななつ星in九州」の1泊2日コースでは、日曜日の早朝6時40分に延岡駅に到着し、7時47分に出発します。
澄んだ空気の中、駅前を散策したり、ランニングを楽しむお客さまもいらっしゃいます。 

延岡駅にお越しの際は、駅前すぐの場所で、アスリートたちの足形・手形に出会えます。
ぜひ立ち寄ってみてください。

 

 

クルー
奥村

雲仙で迎える朝

2025.11.07
雲仙で迎える朝

朝晩特に冷え込むようになりました今日この頃でございますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

「泥染めの工房で弟子に誘われた」クルーの髙岡です。

先日、クルーの肥後が「奄美プレミアム」の記事を綴っていましたが、私も添乗員として奄美へ同行しました。
職人の工房に特別にお邪魔し、職人の皆さまのスペースで染めをさせていただくという貴重な時間は、忘れられない思い出になりました。
現地の様子(特に、イキイキと泥染めをしている私の姿)は、ぜひ前回の肥後の記事をご覧ください。

さて、写真は10月末の3泊4日雲仙コース運行にて、雲仙での朝のお散歩「ネイチャーフィールウォーキング」にて撮影した一枚です。

古くから避暑地として知られる雲仙は最低気温が1桁になる日も増え、いよいよ山も赤く色づき始めています。
「白雲の池」の周りを歩いてみると、肌にピタッと張り付く早朝の冷たい空気が、温泉でゆったりと休まった体を心地よく目覚めさせてくれます。

雲仙で爽やかな空気を体いっぱいに溜め込み、旅はななつ星へ。
季節の移ろいの中を列車は駆け抜けていきます。
ななつ星の額縁から覗く季節を、旅の思い出にして……。

季節の変わり目、どうぞご自愛ください。

クルー
髙岡