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桜咲く

2025.04.07
桜咲く

各地から桜の便りが届く今日このごろ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
ななつ星が通る沿線にも所々に満開の桜が咲き、ご乗車のお客さまにはこの季節ならではの春の風情を車窓からお楽しみいただいております。

さて、そういった四季折々の沿線の美しい風景、ななつ星の旅の魅力やその世界観、そして九州の魅力を写真や動画でご紹介する「ななつ星in九州」の公式インスタグラムをこのたび開設しました!

ななつ星や九州の新たな一面を見つけていただけたら嬉しいです。

このブログでは引き続きクルーやスタッフが感じた日々の出来事などを発信して参りますので、こちらもどうぞご愛読の程よろしくお願いいたします!

「ななつ星in九州」公式Instagram
アカウント名:sevenstars_in_kyushu_official
URL:https://www.instagram.com/sevenstars_in_kyushu_official/
QRコード:↓↓

スタッフ
河﨑

星の輝き

2025.03.27
星の輝き

春風が心地よい頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

11年目を迎えたななつ星は、毎年新たな仲間が入り、15期生まで加わりました。
私は昨年から15期生(10月組)のチューターを務め、新たに仲間になった「たっくん」と「みれいちゃん」と近くで過ごしてきましたが、毎日目をキラキラと輝かせながら各研修に臨み、乗務を迎える姿に星のような輝きを感じ、幸せな日々を過ごしてきました。

12年半前にクルー1期が集まった日が昨日のようにも感じますが、思い起こすと12年間、プレミアムツアーで屋久島や長崎くんちに訪れたり、肥薩線の美しい球磨川の景色など様々な旅が思い出され、私の胸の中でずっと輝いています。

当初から目標にしていた”世界一の列車“にも3年連続輝くことができ、みんなで喜びを分かち合うことができましたし、更に新たな仲間の輝きが加わり、これからのななつ星は何色に輝くのかまた楽しみです。

そんなことを想いながら、新たな年度を迎えようとしています。
次はどんなななつ星の旅にしようかとみんなで創造しながら今日もワクワクしています。

クルー
原尻

来月には…

2025.03.17
来月には…

みなさま、こんにちは。
寒さが少しずつ和らぎ、暖かい日差しが感じられる季節となりました。

そんな春の兆しを感じる中、「ななつ星in九州」の申込受付開始を来月4月予定で準備をしております!
詳細は決まり次第、ななつ星ホームページにてご案内いたします。

九州の美しい風景と、豪華な車内で過ごす贅沢なひととき。
「ななつ星」で、みなさまの旅がより特別なものになりますように。
みなさまからのお申込を心よりお待ち申しあげております。

ツアーデスク
秋山

年度の変わり目…

2025.03.07
年度の変わり目…

みなさま こんにちは。

桜の便りが待ち遠しいこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

ななつ星in九州は2025年3月から3泊4日は霧島コースへとルートが変わりました。
「九州の焼き物と歴史に触れ、100年の鉄道浪漫に想いを馳せる旅」と題し大分県日田の「小鹿田焼の里」そして鹿児島県は薩摩焼の名窯「沈壽官窯」を訪れます。
旅の途中は、車窓からの春の景色はもちろん沿線の方々との触れ合いもお楽しみください。

さて年度の変わり目は新たな出会い、そして別れの季節でもあります。
私事ではございますが2025年3月でJR九州に入社をして1年が経ちました。
新しい事ばかりで、目まぐるしく過ぎる日々を大変ながらも楽しく過ごすことができました。
感謝の気持ちはここに書ききれませんが、素敵な仲間先輩方、沿線からいつも応援してくださる皆さま、そして何よりご乗車のお客さまからかけていただいた素敵なお言葉にお力をいただきました。
本当にいつもありがとうございます。

今年は新たな事に挑戦しようと、資格取得に向けて勉強中です!
皆さまは新年度、なにか新しいことを始められますか?
お会いした際には、ぜひお話をお聞かせいただけますと幸いです。

↓由布岳山頂からの景色

(昨年の研修中、合間を縫って同僚と登りました!思い出の1枚です)

桜の開花とともに皆さまのもとにもたくさんの幸せが訪れますように…

クルー
上田(摩)

千年を超える歴史が息づく場所

2025.02.27
千年を超える歴史が息づく場所

みなさま、こんにちは。

先日まで寒い毎日が続いておりましたが暖かさを感じられる日もあり、春も間近といったところでしょうか。

ななつ星は今年で12年目に突入しますが、現在進行形で九州の魅力を発掘中でございます。
ななつ星で訪れたことのない九州の名所もまだまだたくさんあります。
そのうちの一つ、「国宝臼杵石仏」を先日訪れる機会がありましたので今日はこちらを皆さまにご紹介したいと思います。

大分県臼杵市にある国宝臼杵石仏は日本で初めて国宝に指定された石仏群です。
岩肌に直接彫られた摩崖仏で、平安時代後期から鎌倉時代にかけて作られたとされています。
四つの石仏群(ホキ石仏第一軍・第二群、山王山石仏、古園石仏)からなり、59体が国宝に指定されています。

1000年以上も前に彫られた石仏ですがその岩はなんと約9万年前、阿蘇山が噴火した際に流れてきた火砕流が冷えでできた岩とのこと!
そんな雄大な歴史を持つ石仏が、これまで多くの方々によって大切に守られてきたことを思うと、まさに九州の宝物に匹敵する存在だと感じました。
私が訪れたのは寒さが厳しい1月でしたが、天気も良く、空気が澄んでいて、仏さまの穏やかな表情に心が洗われるような思いでした。

皆さまも九州を訪れる機会がありましたら、ぜひ国宝臼杵石仏を訪れてみてはいかがでしょうか?
途中で『ななつ星』を見かけたら、ぜひ手を振ってくださいね!

スタッフ
原田

出会いと別れ

2025.02.17
出会いと別れ

皆さま、こんにちは。

早いもので今年もひと月があっという間に過ぎていきましたがいかがお過ごしでしょうか?
ななつ星は今年も元気に九州中を元気に走っています。
見かけたら是非、手を振ってくださいね。

さて寒い冬を抜けると、出会いや別れの春がやってきます。
ななつ星も3月から「3泊4日 雲仙コース」から「3泊4日 霧島コース」へ運行ルートが変わります。

10月から始まった由布院・長崎・雲仙を中心とした北部九州の魅力がたくさん詰まった雲仙コース。
慣れ親しんだ沿線の方々とのお別れはとても寂しいですが、また半年後にお会いできることを楽しみにしております。

下の写真は雲仙地獄と大分の国東地区にあるほだ場(原木しいたけ場)の1枚です。

そして始まる霧島コース。
お久しぶりです。
またどうぞよろしくお願いします。

霧島コースでは九州の海岸線の美しい景色と新緑が美しい山々の中を走行いたします。
3月より始まる霧島コースを更に魅力あふれたものにするため、クルー・スタッフ全員で会議を重ねております。
またパワーアップした霧島コースをどうぞお楽しみに!

沿線で、そして車内で皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。

クルー
田原

2月と言えば…

2025.02.07
2月と言えば…

皆さま こんにちは。
寒い中にもところどころに春の訪れを感じる今日この頃、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

九州地方では春の訪れを感じさせるニュースや新聞記事が多く見受けられるようになってまいりましたが、急な冷え込みがまだまだ続いております。

2月といえば、節分、バレンタインデーなどイベントが盛りだくさんな月。
車内には、水戸岡先生デザインのバレンタインのイラストを飾っております。

そんな中、今年は2月2日が節分の日でした。
「あれ?節分って2月3日では?」とふと思い調べてみることにしました。

「節分」とは字のごとく四季を分ける節目のことで、本来は季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の「前日」を指す言葉だったそうです。
ただ、このうちの春の始まりを表す「立春の前日」だけが「節分の日」として残っているそうです。

つまり、立春が定まれば、節分もその前日として定まるわけです。
では、なぜ「2月3日」ではなく今年は「2月2日」なのか?
調べてみると地球の公転が365日ぴったりではないためだそうです。
掘り下げて調べてみると、スタッフブログでは書ききれないほどの情報がありましたので、ご興味ある方はぜひ調べてみてください!

私は「2月3日」が節分の日と思い込んでいたので節分について調べ、まだまだ勉強不足だなと感じたところです…。

↓写真(上田摩耶クルーが本部で作ってくれましたクロちゃん(鬼コスプレVer.)です。)

まだまだ冷え込む日もございます。お身体には十分ご留意ください。

p.s 今年の恵方は西南西です!方角が変わるのもふかーい意味があるようです・・・。

クルー
井手

旅のお守り

2025.01.27
旅のお守り

皆さま こんにちは

新年を迎え、時の流れがいかに早いものかを実感する今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

年の初めには、お近くの神社に初詣へ出かけられた方も多いのではないでしょうか。
私も我が家の氏神様、福岡県糸島市にある櫻井神社へ参拝してまいりました。

櫻井神社は質実な作りで、拝殿や楼門などは国の重要文化財にも認定されております。
その厳かで緑豊かな風貌は、心が清らかになる私のお気に入りスポットです。

初詣といえば、そう、おみくじ!
私の運勢は「末吉」とのこと。
早速、お守りを手に入れなければと思いを新たにいたしました。

さて、ななつ星にもお守り代わりとなるノベルティがございます。
それはご乗車のお客さまへお渡ししている革タグ。

現在の革タグは、プエブロレザーという革を使用しており、生後2年以上の雌牛から生まれています。

化学薬品を使用せず、植物製タンニンのみを用いて鞣しており、オイルを皮の芯までじっくりと染み込ませる。
時間と手間をかけた古典的な製法で、環境への配慮も忘れず、必要な分だけを最小限に生産しております。
そんなななつ星の革タグ、さまざまな表情を見せてくれます。

皆さまに出会った際は、しっとりした和紙のような手触りで初々しさを感じさせます。
これは仕上げの際、真鍮製のブラシを使って毛羽立ちを整えることで現れるそう。
皆さまと旅を終えた後は、時を重ねるごとに、毛羽立ちが寝て、艶やかな光沢のある質感へと変わっていきます。

10年後には、ななつ星カラーである古代漆色に変わるとも言われており、長い年月を経て、皆さまのそばでななつ星を感じていただけることでしょう。
さらに、ご出発の際には、お手元のカバンなどにお付けいただくことで、初めてお会いする瞬間、皆さまと私たちとの出会いを繋ぐ道しるべにもなります。

皆さまの旅が安全に、そして新たな人生にめぐり逢う、素敵な旅となりますようにと願いを込めながらお届けしております。

ツアーデスク
古川(あ)

ななつ星バス

2025.01.17
ななつ星バス

先週、こちら九州はひときわ冷えました。
皆さまの地域は、いかがでしたでしょうか?
私は、すっかりこたつ弁慶になってしまいました。

さて、本日は「ななつ星バス」について紹介いたします。
私たち「ななつ星in九州」は、列車だけでなく、バスも専用のバスがあります。
デザイナーは、列車と同じく水戸岡鋭治先生。
世界に一つだけのバス!・・・と言いたいところですが、実は2022年に車両をリニューアルした際、生まれ変わった2代目のバスです。
(1代目のバスは、営業車としての使用ができないため、車庫でひと休み中です。)

内装、外装ともに、こだわりと匠の技がつまったバスですが、皆さま、バスにご乗車の際は、ぜひナンバープレートにもご注目ください!


一連指定番号は、「7」!
ひらがなは、「き」です。
※ちなみに1代目のバスは、「あ・・・7」でした。

このひらがなの「き」ですが、実は申請する際にひらがなの指定はできないため、偶然の出会いで決まります。
私は九州の「き」、きらきら星の「き」だと思っていましたが、先日、バスの運転士さんより面白い情報を教えていただきました!

ひらがなの「き」、あいうえお順で数えていくと、、、

あ・い・う・え・お・か・き

7番目!

この運命的なめぐり逢いに、思わず拍手をしてしまいました!
ついつい誰かに話したくなる内容ですよね。
ななつ星バスを見かけたら、ぜひご確認くださいませ!


↑素敵な情報を教えてくださった只松運転士に、感謝の気持ちをこめて

この写真を撮影した日の佐伯市は、少し寒さがゆるんだような一日でした。
明日も穏やかな日でありますように・・・
くれぐれもあたたかくしてお過ごしください。

クルー
上田(悠)

新たな一年と新たな挑戦

2025.01.07
新たな一年と新たな挑戦

新年あけましておめでとうございます。

「ななつ星in九州」はご乗車いただいたお客さま、関係施設のみなさま、そして沿線地域のみなさまの熱い応援とご協力のおかげで元気に運行することができております。
九州の行く先々でのみなさまの温かさに私たちも元気をいただくと共に感謝の気持ちでいっぱいです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


▲緒方駅停車中、ななつ星を照らす月明り

さて、2025年を迎えましたがこの新たな一年に新しい挑戦をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もその一人です。

昨年2月に新人クルー「14期生」として研修が始まって以来、”車掌クルー”としてデビューすることを目標に取り組んで参りました。
先輩クルーや研修でお世話になった関係施設の方々のご協力のおかげで昨年9月に無事に”独り立ち”することができました。

来る2025年では新たに”観光クルー”としてデビューすることを目標に挑戦しております。
“観光クルー”はエクスカーションでのご案内や、2号車に設けたお茶室にてお茶を提供するなど・・・。

安全運行に努めるため、24時間「ななつ星」の車内で列車を管理する”車掌クルー”と比較して、お客さまと旅を共にするお時間がさらに増えるようでとてもワクワクしています。
現在、観光で訪れる地域の勉強に励んでおりますが、九州にはまだまだ知らない素晴らしい魅力と伝統ある歴史文化が数えきれないほどたくさんあるのだなと実感しています。


▲雲仙地獄の地熱を感じる体験、ココタッチ


▲牛ノ浜駅に停車中のななつ星バスに綺麗な海が反射する

ぜひ九州の魅力を感じながら「新たな人生に巡り逢う、旅」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
私も“観光クルー”としてみなさまとお逢いできる日を心待ちにしております。

クルー
早田