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来月には…

2025.03.17
来月には…

みなさま、こんにちは。
寒さが少しずつ和らぎ、暖かい日差しが感じられる季節となりました。

そんな春の兆しを感じる中、「ななつ星in九州」の申込受付開始を来月4月予定で準備をしております!
詳細は決まり次第、ななつ星ホームページにてご案内いたします。

九州の美しい風景と、豪華な車内で過ごす贅沢なひととき。
「ななつ星」で、みなさまの旅がより特別なものになりますように。
みなさまからのお申込を心よりお待ち申しあげております。

ツアーデスク
秋山

年度の変わり目…

2025.03.07
年度の変わり目…

みなさま こんにちは。

桜の便りが待ち遠しいこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

ななつ星in九州は2025年3月から3泊4日は霧島コースへとルートが変わりました。
「九州の焼き物と歴史に触れ、100年の鉄道浪漫に想いを馳せる旅」と題し大分県日田の「小鹿田焼の里」そして鹿児島県は薩摩焼の名窯「沈壽官窯」を訪れます。
旅の途中は、車窓からの春の景色はもちろん沿線の方々との触れ合いもお楽しみください。

さて年度の変わり目は新たな出会い、そして別れの季節でもあります。
私事ではございますが2025年3月でJR九州に入社をして1年が経ちました。
新しい事ばかりで、目まぐるしく過ぎる日々を大変ながらも楽しく過ごすことができました。
感謝の気持ちはここに書ききれませんが、素敵な仲間先輩方、沿線からいつも応援してくださる皆さま、そして何よりご乗車のお客さまからかけていただいた素敵なお言葉にお力をいただきました。
本当にいつもありがとうございます。

今年は新たな事に挑戦しようと、資格取得に向けて勉強中です!
皆さまは新年度、なにか新しいことを始められますか?
お会いした際には、ぜひお話をお聞かせいただけますと幸いです。

↓由布岳山頂からの景色

(昨年の研修中、合間を縫って同僚と登りました!思い出の1枚です)

桜の開花とともに皆さまのもとにもたくさんの幸せが訪れますように…

クルー
上田(摩)

千年を超える歴史が息づく場所

2025.02.27
千年を超える歴史が息づく場所

みなさま、こんにちは。

先日まで寒い毎日が続いておりましたが暖かさを感じられる日もあり、春も間近といったところでしょうか。

ななつ星は今年で12年目に突入しますが、現在進行形で九州の魅力を発掘中でございます。
ななつ星で訪れたことのない九州の名所もまだまだたくさんあります。
そのうちの一つ、「国宝臼杵石仏」を先日訪れる機会がありましたので今日はこちらを皆さまにご紹介したいと思います。

大分県臼杵市にある国宝臼杵石仏は日本で初めて国宝に指定された石仏群です。
岩肌に直接彫られた摩崖仏で、平安時代後期から鎌倉時代にかけて作られたとされています。
四つの石仏群(ホキ石仏第一軍・第二群、山王山石仏、古園石仏)からなり、59体が国宝に指定されています。

1000年以上も前に彫られた石仏ですがその岩はなんと約9万年前、阿蘇山が噴火した際に流れてきた火砕流が冷えでできた岩とのこと!
そんな雄大な歴史を持つ石仏が、これまで多くの方々によって大切に守られてきたことを思うと、まさに九州の宝物に匹敵する存在だと感じました。
私が訪れたのは寒さが厳しい1月でしたが、天気も良く、空気が澄んでいて、仏さまの穏やかな表情に心が洗われるような思いでした。

皆さまも九州を訪れる機会がありましたら、ぜひ国宝臼杵石仏を訪れてみてはいかがでしょうか?
途中で『ななつ星』を見かけたら、ぜひ手を振ってくださいね!

スタッフ
原田

出会いと別れ

2025.02.17
出会いと別れ

皆さま、こんにちは。

早いもので今年もひと月があっという間に過ぎていきましたがいかがお過ごしでしょうか?
ななつ星は今年も元気に九州中を元気に走っています。
見かけたら是非、手を振ってくださいね。

さて寒い冬を抜けると、出会いや別れの春がやってきます。
ななつ星も3月から「3泊4日 雲仙コース」から「3泊4日 霧島コース」へ運行ルートが変わります。

10月から始まった由布院・長崎・雲仙を中心とした北部九州の魅力がたくさん詰まった雲仙コース。
慣れ親しんだ沿線の方々とのお別れはとても寂しいですが、また半年後にお会いできることを楽しみにしております。

下の写真は雲仙地獄と大分の国東地区にあるほだ場(原木しいたけ場)の1枚です。

そして始まる霧島コース。
お久しぶりです。
またどうぞよろしくお願いします。

霧島コースでは九州の海岸線の美しい景色と新緑が美しい山々の中を走行いたします。
3月より始まる霧島コースを更に魅力あふれたものにするため、クルー・スタッフ全員で会議を重ねております。
またパワーアップした霧島コースをどうぞお楽しみに!

沿線で、そして車内で皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。

クルー
田原

2月と言えば…

2025.02.07
2月と言えば…

皆さま こんにちは。
寒い中にもところどころに春の訪れを感じる今日この頃、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

九州地方では春の訪れを感じさせるニュースや新聞記事が多く見受けられるようになってまいりましたが、急な冷え込みがまだまだ続いております。

2月といえば、節分、バレンタインデーなどイベントが盛りだくさんな月。
車内には、水戸岡先生デザインのバレンタインのイラストを飾っております。

そんな中、今年は2月2日が節分の日でした。
「あれ?節分って2月3日では?」とふと思い調べてみることにしました。

「節分」とは字のごとく四季を分ける節目のことで、本来は季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の「前日」を指す言葉だったそうです。
ただ、このうちの春の始まりを表す「立春の前日」だけが「節分の日」として残っているそうです。

つまり、立春が定まれば、節分もその前日として定まるわけです。
では、なぜ「2月3日」ではなく今年は「2月2日」なのか?
調べてみると地球の公転が365日ぴったりではないためだそうです。
掘り下げて調べてみると、スタッフブログでは書ききれないほどの情報がありましたので、ご興味ある方はぜひ調べてみてください!

私は「2月3日」が節分の日と思い込んでいたので節分について調べ、まだまだ勉強不足だなと感じたところです…。

↓写真(上田摩耶クルーが本部で作ってくれましたクロちゃん(鬼コスプレVer.)です。)

まだまだ冷え込む日もございます。お身体には十分ご留意ください。

p.s 今年の恵方は西南西です!方角が変わるのもふかーい意味があるようです・・・。

クルー
井手

旅のお守り

2025.01.27
旅のお守り

皆さま こんにちは

新年を迎え、時の流れがいかに早いものかを実感する今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

年の初めには、お近くの神社に初詣へ出かけられた方も多いのではないでしょうか。
私も我が家の氏神様、福岡県糸島市にある櫻井神社へ参拝してまいりました。

櫻井神社は質実な作りで、拝殿や楼門などは国の重要文化財にも認定されております。
その厳かで緑豊かな風貌は、心が清らかになる私のお気に入りスポットです。

初詣といえば、そう、おみくじ!
私の運勢は「末吉」とのこと。
早速、お守りを手に入れなければと思いを新たにいたしました。

さて、ななつ星にもお守り代わりとなるノベルティがございます。
それはご乗車のお客さまへお渡ししている革タグ。

現在の革タグは、プエブロレザーという革を使用しており、生後2年以上の雌牛から生まれています。

化学薬品を使用せず、植物製タンニンのみを用いて鞣しており、オイルを皮の芯までじっくりと染み込ませる。
時間と手間をかけた古典的な製法で、環境への配慮も忘れず、必要な分だけを最小限に生産しております。
そんなななつ星の革タグ、さまざまな表情を見せてくれます。

皆さまに出会った際は、しっとりした和紙のような手触りで初々しさを感じさせます。
これは仕上げの際、真鍮製のブラシを使って毛羽立ちを整えることで現れるそう。
皆さまと旅を終えた後は、時を重ねるごとに、毛羽立ちが寝て、艶やかな光沢のある質感へと変わっていきます。

10年後には、ななつ星カラーである古代漆色に変わるとも言われており、長い年月を経て、皆さまのそばでななつ星を感じていただけることでしょう。
さらに、ご出発の際には、お手元のカバンなどにお付けいただくことで、初めてお会いする瞬間、皆さまと私たちとの出会いを繋ぐ道しるべにもなります。

皆さまの旅が安全に、そして新たな人生にめぐり逢う、素敵な旅となりますようにと願いを込めながらお届けしております。

ツアーデスク
古川(あ)

ななつ星バス

2025.01.17
ななつ星バス

先週、こちら九州はひときわ冷えました。
皆さまの地域は、いかがでしたでしょうか?
私は、すっかりこたつ弁慶になってしまいました。

さて、本日は「ななつ星バス」について紹介いたします。
私たち「ななつ星in九州」は、列車だけでなく、バスも専用のバスがあります。
デザイナーは、列車と同じく水戸岡鋭治先生。
世界に一つだけのバス!・・・と言いたいところですが、実は2022年に車両をリニューアルした際、生まれ変わった2代目のバスです。
(1代目のバスは、営業車としての使用ができないため、車庫でひと休み中です。)

内装、外装ともに、こだわりと匠の技がつまったバスですが、皆さま、バスにご乗車の際は、ぜひナンバープレートにもご注目ください!


一連指定番号は、「7」!
ひらがなは、「き」です。
※ちなみに1代目のバスは、「あ・・・7」でした。

このひらがなの「き」ですが、実は申請する際にひらがなの指定はできないため、偶然の出会いで決まります。
私は九州の「き」、きらきら星の「き」だと思っていましたが、先日、バスの運転士さんより面白い情報を教えていただきました!

ひらがなの「き」、あいうえお順で数えていくと、、、

あ・い・う・え・お・か・き

7番目!

この運命的なめぐり逢いに、思わず拍手をしてしまいました!
ついつい誰かに話したくなる内容ですよね。
ななつ星バスを見かけたら、ぜひご確認くださいませ!


↑素敵な情報を教えてくださった只松運転士に、感謝の気持ちをこめて

この写真を撮影した日の佐伯市は、少し寒さがゆるんだような一日でした。
明日も穏やかな日でありますように・・・
くれぐれもあたたかくしてお過ごしください。

クルー
上田(悠)

新たな一年と新たな挑戦

2025.01.07
新たな一年と新たな挑戦

新年あけましておめでとうございます。

「ななつ星in九州」はご乗車いただいたお客さま、関係施設のみなさま、そして沿線地域のみなさまの熱い応援とご協力のおかげで元気に運行することができております。
九州の行く先々でのみなさまの温かさに私たちも元気をいただくと共に感謝の気持ちでいっぱいです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


▲緒方駅停車中、ななつ星を照らす月明り

さて、2025年を迎えましたがこの新たな一年に新しい挑戦をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もその一人です。

昨年2月に新人クルー「14期生」として研修が始まって以来、”車掌クルー”としてデビューすることを目標に取り組んで参りました。
先輩クルーや研修でお世話になった関係施設の方々のご協力のおかげで昨年9月に無事に”独り立ち”することができました。

来る2025年では新たに”観光クルー”としてデビューすることを目標に挑戦しております。
“観光クルー”はエクスカーションでのご案内や、2号車に設けたお茶室にてお茶を提供するなど・・・。

安全運行に努めるため、24時間「ななつ星」の車内で列車を管理する”車掌クルー”と比較して、お客さまと旅を共にするお時間がさらに増えるようでとてもワクワクしています。
現在、観光で訪れる地域の勉強に励んでおりますが、九州にはまだまだ知らない素晴らしい魅力と伝統ある歴史文化が数えきれないほどたくさんあるのだなと実感しています。


▲雲仙地獄の地熱を感じる体験、ココタッチ


▲牛ノ浜駅に停車中のななつ星バスに綺麗な海が反射する

ぜひ九州の魅力を感じながら「新たな人生に巡り逢う、旅」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
私も“観光クルー”としてみなさまとお逢いできる日を心待ちにしております。

クルー
早田

年末のご挨拶

2024.12.27
年末のご挨拶

皆さまこんにちは。
あっという間に年の瀬を迎えましたが、お変わりございませんか。

九州地方もここ1週間で一段と寒くなり、山間部では雪が降る日もございました。
ななつ星が走る久大本線では、先日雪景色を見ることができ、また由布院を訪れた際に雪化粧をまとった美しい由布岳と月を撮影することができました。


夕暮れ時、とても風情ある景色で、心癒されるひとときでした。

地元のガイドさん曰く、白く見えるのは雪ではなく、枝葉についた水滴が凍ってできる樹氷だそうです。
寒い季節ですが、この時期ならではの景色で美しいですね。
またななつ星が走るルートでは、車窓から四季折々の美しい景色を見ることができます。
とっておきの車窓をぜひお楽しみください。

さて、2024年は皆さまにとって、どのような1年でしたでしょうか。
「ななつ星in九州」を通じて出逢えたお客さま、支えてくださる地域の皆さま、本年も誠にありがとうございました。
ご乗車が叶わなかったお客さまも、来年こそはお逢いできますことを心待ちにしております。

皆さまのおかげさまで、この1年を走ることができました。
どうぞ来年も引きつづき「ななつ星in九州」を宜しくお願い致します。

来年も皆さまにとって笑顔溢れる1年となりますことを、心よりお祈り申し上げます。
そして、九州の地で、ななつ星の車内で、お逢いできますことを楽しみにしております。

スタッフ
住吉

旅のひとときに寄り添う「焙煎米茶」

2024.12.17
旅のひとときに寄り添う「焙煎米茶」

年末を迎え、なにかとお忙しい時期かと存じますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

寒さが本格的になってまいりましたが、「ななつ星in九州」の旅では移り変わる美しい車窓の景色を眺めながら、穏やかな時間をお楽しみいただけます。
そのようなリラックスしたひとときにぜひお試しいただきたいのが、佐賀県江北町で生まれた「焙煎米茶」です。
このお茶は、九州の自然が育んだうるち米(ヒノヒカリ)を、丁寧に焙煎することで作られた特別な一杯です。

焙煎米茶は、農薬や化学肥料を一切使わずに大切に育てられたお米を使用し、特殊製法でじっくり焙煎して作られています。
その香ばしい香りと穏やかな甘みは、口に含むと心までほっと温まるような優しい味わいを感じさせます。
また、お米から作られているためカフェインは一切含まれておらず、どなたでも安心してお楽しみいただけます。
食後や旅の合間、夜のひとときにもぴったりです。

さらに、このお茶は身体にも優しい飲み物です。
焙煎米茶は内側から体を温め、消化や巡りをサポートする働きが期待されます。
日々の疲れや冷えが気になる方にもおすすめです。
九州の自然の恵みと丁寧な手仕事によって作られたこの一杯は、旅の合間にリラックスする時間をさらに心地よいものにしてくれるでしょう。

この焙煎米茶は、「ななつ星in九州」で提供される料理とも相性抜群です。
例えば、熊本県のあか牛を使ったグリルや鹿児島県の黒豚の特製料理の深い旨味を引き立てるだけでなく、各県の四季折々の旬野菜を使ったサラダや、軽めの前菜ともしっくり馴染みます。
お茶の香ばしい風味が、九州の味わいをさらに豊かに感じさせてくれます。

車窓に広がる雄大な山々や穏やかな海を眺めながら、この焙煎米茶を一口味わえば、その落ち着く香りと優しい温かさが、旅のひとときをそっと彩ります。そしてきっと、このお茶が心に残る九州の思い出の一部となることでしょう。
九州の自然と心を込めた手仕事を感じられる焙煎米茶、ぜひ「ななつ星in九州」の旅でお楽しみください。

クルー
古川(藍)