旅の楽しみ方

みなさまこんにちは。
大型連休も終わり、新緑が目に鮮やかな季節となりました。
最近は朝が冷え込む日もありますが、みなさまお変わりないでしょうか?
今回ご紹介するのは熊本県にある長洲駅です。
長洲地区は全国有数の「金魚」の産地として有名な地域で、
現在も10数件の養魚事業者さんがいらっしゃるそうです。
「金魚」は昔から縁起の良い生き物として知られており、
駅のホームからみなさまの旅の安全と新たな人生が素敵なものとなるよう見守っています。
このように様々な方々から支えられてななつ星は運行を続けて参ります。
みなさまと車内で新たな旅の楽しみを見つけることを楽しみにしております。
- クルー
- 田原
五感で楽しむ朝のひととき

つつじが咲き誇る季節となりました。強くなってきた日差しは、夏が近いことを告げているようですね。
さて、本日は、3泊4日霧島コース4日目の「牟礼鶴酒造での朝食」と「普光寺での阿字観体験」について紹介いたします。
ななつ星の列車は、6:47~11:22まで豊後竹田駅に停車しています。
まずは、自然と文化が共存する豊かな場所、大分県豊後大野市朝地町に位置する牟礼鶴(むれづる)酒造での朝食です。
酒蔵のかまどで炊き上げた綿田米(献上米)と、郷土料理の鶏汁。
綿田米とは、綿のような土で育つことから「わただまい」といわれ、
江戸時代には地元のお殿様が召し上がっていた由緒あるお米です。
炊き立てのごはんと、地元、豊のシャモと野菜を使った鶏汁を、ぜひお楽しみください。
朝食後、そのまま向かうのは、同じく豊後大野市朝地町上尾塚にある普光寺です。
地元では紫陽花の名所としても有名で、別名「紫陽花寺」とも呼ばれています。
自然豊かな境内には、鎌倉時代に彫られた日本最大級の磨崖仏があります。
その仏さまと並んで行われる阿字観体験(瞑想)は、鳥のさえずりや川のせせらぎなど、
自然を感じながら特別な時間をお過ごしいただけます。
ななつ星のめぐり逢いのひとつである「自分自身とのめぐり逢い」を感じていただけるかもしれません。
風薫る季節、さわやかな風が、みなさまに素敵なことをいっぱい運んでくれますように……。
- クルー
- 上田
「ななつ星in九州」と出会ったときは・・・

※写真は7周年記念イベント運行時のものです。
皆さま、いつも「ななつ星in九州」に手を振ってくださり、そして応援してくださいまして、ありがとうございます。
地域のお客さまからのお手振りが、ご乗車のお客さまはもちろん、私たちスタッフの大きな力になっていると強く感じます。
出発時はもちろん、地域の沿線や途中の駅、終着駅などさまざまな場面において手を振っていただくことが、本当に私たちの元気の源になっています。
「ななつ星in九州」の運行日はホームページにお知らせしておりますので、列車と出会ったときには、ぜひとも手を振っていただけますと幸いです。
https://www.cruisetrain-sevenstars.jp/course/
これからも、皆さまとのふれあいを楽しみにしております。
- スタッフ
- 岡
「ななつ星in九州」はおかげさまで10周年を迎えます

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
「ななつ星in九州」は本年10月15日で運行開始から10周年を迎えます。
これもひとえに、これまでにご乗車いただきましたお客さまをはじめ、
日々ななつ星の運行を支えてくださる施設の皆さま、いつも応援してくださる地域の皆さま、
全ての皆さまのおかげです。
これからも私たちクルー、スタッフ一同一丸となって、九州を発信し、
みなさまに幸せを届けるために頑張ってまいります。
今後とも末永く「ななつ星in九州」をご愛顧いただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。
- スタッフ
- クルーズトレイン本部スタッフ一同
新たな出逢いin SHOP nana

皆さまこんにちは。
柔らかな春光と美しい桜の花に心躍る季節となりました。
さて、今日はななつ星第2章と共にスタートしたギャラリーショップSHOP nanaについてご紹介いたします。SHOP nanaは3号車にございます。表紙の写真にも写っている可愛らしい天使たちが目印です。
扉を開けると・・・
そこには夢のような空間が広がっております。
ななつ星運行開始当初から愛される定番のオリジナル商品から、
伝統と歴史あるメーカーさまとタイアップで製作したこだわりの逸品。
また、第二章からは九州の老舗百貨店である岩田屋三越さまとタッグを組み、
ベテランのバイヤーが選出した、熟練職人の技術が結集した九州ならではの名品を取り揃えております。
大切な方への贈り物や旅の思い出としての品だけでなく、
九州の魅力をより知りたくなるような宝物が詰まったショップであると自負しております。
デザイナーである水戸岡鋭治氏の遊び心溢れるイラストもあり、
ギャラリーとしてもお楽しみいただける空間です。
肩肘張らずに是非ふらりとお越しください。
ここにも新たな出逢いがあることを願って・・・・。
- スタッフ
- 前村
「ななちゃん」の『ななつ星HISTORY』

「ななつ星in九州」はおかげさま2023年10月15日で10周年を迎えます。
これもご応募くださるみなさま、地域・沿線・運行に関わる施設さまの支え無くしては継続でき得ない事です。この場を借りまして、心より厚く御礼申し上げますさて、ご存知の方も多いことと思いますが、ななつ星の1号車には「ブルームーン」と名付けられたスペースがありご乗車のお客さまがお食事や生演奏、バータイムで集うラウンジカーとなっています。
そこに目のくりくりしたななつ星の愛犬「ななちゃん」が入り口の壁から“ひょっこり”と上半身を覗かせています。スタッフコラムでも何度か紹介された「ななちゃん」が今回のテーマ?と思われた方もいらっしゃるでしょう。今回は「ななちゃん」の紹介ではなく、運行開始からずっと1号車でご乗車の皆さまを、そしてクルーを誰よりも見守り続けてくれた「ななちゃん」の『ななつ星HISTORY』をご紹介いたします。
1号車の入り口でひょっこりと上半身を覗かせた愛くるしい姿を発見すると、お客さまは「あら!こんなところにワンちゃんが!」と頭をなでる。そして再びご乗車の方は「ななちゃん!ただいま」と話し掛け、頭をなでる。ふとした思いで、そんな「ななちゃん」を2013年に撮影した写真と同じ角度から、最近(2023年に入ってから)のものと比較してみました。
すると光の加減に違いはあるが、明らかにつるつる、ピカピカになり艶が出ている。いかに10年間、みなさまに可愛がられてきたかを物語っている。この光沢は作ろうと思って出来ることではなく、10年という時間の経過が作り上げた『ななつ星HISTORY』の一つであると感じます。
さらにもう1つ気になったことがあります。これは確かめた訳ではありませんが、同じ表情を撮影しようと何度も位置を変え、角度を変え試したが、どうしても同じ表情が撮影出来ない。「なんで?どうしてだろう?」とじっと見つめていると、なんとなく首の角度が少し下がっているように思う。
そう言えば昔は生演奏を聴いているかのように少し上を向いていたような気がする。そんなことがある訳が無い?“信じるか信じないかはあなた次第です。度重なる車両の定期点検や物の運搬作業が有り、傷が付かないように大切に養生された時かも知れない。この謎はいつか機会がある時に関係する方に聞いてみることにします。
さて、そんな疑惑の「ななちゃん」はこれからも変わらず同じ場所で、お客さまを「ようこそ!」とお出迎えし、再びご乗車くださいましたお客さまには「お帰りなさい!」ときっと告げていることでしょう。誰よりも多くの~新たな人生にめぐり逢う、旅。~を見守り続けて来たななつ星の大先輩「ななちゃん」。いつもありがとう。これからもななつ星の愛犬、マスコットとして愛され続けることでしょう。
- スタッフ
- 数澤
春の絶景を巡る霧島コース

3月に入って春の暖かさが少しずつ感じられるようになるとともに、旅行荷物を抱えた国内外のお客さまが数多く行き交う姿が見られ、コロナ前の日常に少しずつ戻ってきていることを嬉しく思います。
「ななつ星in九州」の旅については、本日3月7日出発分より3泊4日コースは霧島コースで再び運行します。3日目の宮崎県西諸地区の散策では、矢岳高原や霧島東神社等を訪れるエクスカーションをご用意しており、霧島の壮大な自然に触れながら、春の到来を身近に感じていただきたいです。
「ななつ星in九州」は、2023年8月出発分までの毎週木曜日(一部運転日でない日があります)に吉都線内を走行しますので、優雅に走行する列車に向かって、温かい応援とお見送りをお願いします。
※「ななつ星in九州」の運行スケジュールについては、運行日カレンダーでご確認ください。
クルーズトレイン「ななつ星in九州」|JR九州 (cruisetrain-sevenstars.jp)
- スタッフ
- 江﨑
LEXUS MEETS“HIBIYA”でお待ちしています。

九州は寒さと温かさが交互に訪れて春めいてきております。
皆さまはいかがお過ごしでしょう?
さて、昨年大変ご好評いただいたTOUCH JAPAN JOURNEY - ななつ星in九州 with LEXUSへ今年も5月29日出発でご案内出来る運びとなりました!
緑美しい九州を特別なコースでご案内。
大分県の山間に300年受け継がれる小鹿田焼のストーリーから始まるランチ、そして窯元巡り、緑輝く阿蘇くじゅう国立公園でのLEXUSドライビング体験、美しい雲仙の旅館、旅亭半水慮でのご滞在など、ななつ星とLEXUSがこの季節ならではの景色を彩ります。
そして、この旅の魅力をお伝えするために3月4日(土)・5日(日)に東京都千代田区有楽町にありますLEXUS MEETS“HIBIYA”に私たちが伺います!
LEXUSの魅力溢れる空間でななつ星の制服を着て下記の時間お待ちしておりますので是非お声がけください。
皆さまとお逢いできることを楽しみに致しております。
●日時
・3月4日(土)11:00~20:00
・3月5日(日)11:00~17:00
●場所
「LEXUS MEETS“HIBIYA”」
https://lexustokyo.jp/…/spe…/99101/126/hibiya/index.html
●ご紹介内容
・2023年5月29日(月)発
「TOUCH JAPAN JOURNEY - ななつ星in九州 with LEXUS」
●募集締め切り
・3月19日(日)23:59まで
https://lexus.jp/magazine/20230203/1538/jou_tjj.html
- スタッフ
- 小川・荒巻・田中
ななつ星を彩る焼酎たち

皆さますでにご存知のことかもしれませんが、九州は焼酎文化が深く根付いている地域でございます。
蒸留技術は16世紀初頭に薩摩に伝来し、その後、宮崎、熊本をはじめ九州各地へと広がっていきます。
芋、米、麦など様々な原料の焼酎が存在しますが、
その土地土地で栽培が盛んだった作物から造られるようになったと言われています。
ななつ星の車内では、そんな九州が誇る焼酎の文化を皆さまに発信すべく、
こだわり抜かれた焼酎を取り揃えております。
同じ焼酎でも、原料の種類や蒸留方法、造り方の違いで飲み比べもお楽しみ頂けます。
お湯割り、水割り、ソーダ割り、ロックと自分好みの飲み方を選べるのも焼酎の魅力の一つです。
そして、皆さまに試していただきたいのが前割り焼酎です。
読んで字のごとく、焼酎を前もって水で割っておく飲み方です。
古くから芋焼酎が身近な存在だった、鹿児島などでは昔からこの飲み方で楽しまれてきました。
一昼夜寝かせた「前割り焼酎」を薩摩焼の黒じょかに入れ、人肌ぐらいに温めて頂くと口当たりがまろやかで、芋の甘い香りがお楽しみいただけます。
あたりが静けさを増す夜の時間帯、新設されたサロンカーの一角、お茶室が焼酎BARに様変わりすることも。
そして芋焼酎を愛してやまないクルー、薩摩おごじょのおもてなしが楽しめるかもしれません。
皆さまもななつ星の乗車をきっかけに
焼酎の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
- クルー
- 春田
ななつ星 in 宗太郎

皆さまは九州の秘境駅「宗太郎駅」をご存じでしょうか。
宗太郎駅は大分県佐伯市にある日豊本線の駅で、宮崎県と大分県の県境近くに位置しております。
1日に停車する列車の本数は、大分方面へ上る列車が朝と夜の2本、宮崎方面へ下る列車は朝6時台の1本しかありません。(2023年2月現在)
以下の写真が駅に掲示してある時刻表で、宮崎方面は朝6時54分の列車が始発であり終電です。
山間部に位置し、列車の本数や利用者が少ないことから、九州で最も有名な秘境駅の1つとして鉄道ファンの間で親しまれています。
「宗太郎」という駅名は、江戸時代に近くの集落を治めていた洲本宗太郎さんの名前から名づけられたという言われがあり、この辺りの山間部の急こう配を上ることは「宗太郎越え」と呼ばれております。
2013年から運行を開始した「ななつ星 in 九州」ですが、2022年の10月から初めて宗太郎駅に停車するようになりました。
1泊2日コースの毎週日曜日8:39~8:54の約15分間停車し、ご乗車の皆さまに写真撮影など楽しんでいただいております。
宗太郎駅はホームが短く、約2両しかホームにかかっておりませんが、表紙の写真のように機関車と写真撮影ができる貴重な駅になっております。
短い時間ではございますが、ななつ星で九州一の秘境駅の1つ「宗太郎」でのひとときをお楽しみください。
- クルー
- 田中