「ななつ星ベース」

皆さま、こんにちは。
今回は、誰も知らない〝裏〝のななつ星をご紹介します。
博多駅の隣の竹下駅構内には、ななつ星の運行に関わる備品を管理している倉庫「ななつ星ベース」があります。
ここは、運行に関わる備品が保管されている場所で、言わばななつ星の心臓部と言っても過言ではありません。
さて、いったいどのくらいの備品が保管されているのでしょう?
レストラン関係(ドリンク等)・客室関係(アメニティ類等)なんと、4万点以上!!
クルーは列車内でのサービスとは別に、4万点以上という多くの備品の管理、発注、納品、棚卸しに加え、お客さまの性別毎にアメニティーをセットしたり、各部屋に飾るお花の準備までさまざまな業務を行います。
ななつ星にご乗車の全てのお客さまに、快適で心地良く、最高の思い出の旅となりますように。と想いを込めて、クルー全員が運行の準備に携わっています。
約1ヶ月間の定期運休も終わり、ななつ星も元気に走り出しました。
クルー一同、皆さまとお会いできる日を楽しみにお待ちしています。
- クルー
- 伏谷
ななつ星は電車?

運休中の「ななつ星」。今日はちょっと角度を変えたお話しです。
時々お客さまに「ななつ星の電車」といわれることがあるのですが、実は「ななつ星」は「電車」ではないんです…!
「電車」とは文字通り電気を使って走る車両のことで、多くの電車は車両の頭上にパンタグラフというものが付いており、それを通して電線から電気を受けながら走ります。
このパンタグラフは「ななつ星」の頭上にはありません。
「ななつ星」はディーゼルエンジンで走る列車、「機関車」なのです。
「ななつ星」の顔とも言える先頭車両がまさしくディーゼルエンジン車。豪快な音を立てて走る力強い車両が、ラウンジカーやお客さまのお部屋のある車両等のエンジンのついていない客車を引っ張って走っています。
鉄道ファンの方には当然のことかと思いますが、そうでない方の中には「列車=電車」と思っている方も多いのでは?
かく言う私も、鉄道が大好きな息子から「列車≠電車」と教えてもらうまでは、すべて電車と思っておりました…
「ななつ星」は定期運休期間を経て、来週23日から元気に運行します。もうしばらくお待ちください!
- スタッフ
- 三井
ななつの星に祈りを

7月7日にちなんで、7つの星の紹介をします。
客車を引っ張る機関車(DF200)の顔には、7つの星があることをご存知でしょうか?
機関車の上部に6つの星しかありません。
もう1つは…?
実は機関車の中央にあります。見つけられましたか?
列車の中だけではなく、車体を見ることもななつ星の楽しみ方だと思います。
7月7日は七夕です。
皆さまとななつ星の唯一無二のめぐり逢いを祈っております。
今晩は年に一度の「めぐり逢いの日」をお楽しみください。
- スタッフ
- 松本
ななつ星の「木」と「気」

今回は「ななつ星」車内の「木材」についてご紹介します。
「ななつ星」の車内に足を踏み入れるとすぐ、「木」のぬくもりに包まれます。
天井や壁に使用している「木」は天然の木材を薄さ0.2ミリにスライスして鉄板に貼り合せています。
車内のお部屋で使用している木材は、お部屋ごとに異なっており、ウォールナットを基調とした重厚感のあるお部屋やメープルを基調とした明るいお部屋などさまざまです。
廊下も号車ごとに異なる木種を使用しており、まるで銘木のギャラリーです。
この中には南北戦争を経験した「木」もあるとか。そんな天然の「木」からしか醸し出すことのできない「気」を感じます。
無機質なマテリアルでは生み出せない感動をぜひ。
- スタッフ
- 山嵜
ロゼワインのおいしい季節

みなさまこんにちは。
ロゼワインのおいしい季節、、ご存知ですか??
日本では桜の色に似ていることから、春のお花見のシーンなどで飲まれることが多いですよね。
実はヨーロッパでは、気温が上がるこの6月半ばから夏場にかけて最も飲まれているのです。
キリッと冷やしたドライな味わいは、赤ワインを少し重たく感じてしまうこの季節にぴったりです。
「ななつ星」では、大分県宇佐市安心院(あじむ)町にある安心院葡萄酒工房にて、シャンパーニュ製法でつくられるロゼスパークリングワインを冷やしてご提供しています。
3年間という長期間、瓶内で熟成され生まれたキメ細やかな泡と、親しみ易くも深い味わいを是非お楽しみください。
- クルー
- 嘉村
「 隠れ7 」

しっとりとした空気に緑の香りが漂う初夏の候。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、「ななつ星」にちなんだ「隠れ7」を紹介します。
「ななつ星」の中には、「隠れミッキー」のように「隠れ7」が存在します。
以前紹介しました“ナナホシテントウ”や愛犬の“ななちゃん”の他に、実は飲み物にも「隠れ7」が潜んでいるのです。
まずは、「ななつ星オリジナルブレンドコーヒー」
7 ヵ国のコーヒー生産地から厳選した 7 種類 の最上級ランク豆をバランスよく配合し、7 人の国際資格を持つコーヒー鑑定士が生豆の品質から焙煎度合いまで、とことんこだわり抜いたななつ星オリジナルです。
7種類の豆は、ブラジルサントスNo.2、コロンビアスプレモ、コスタリカSHB、エルサルバドルSHG、グァテマラSHB、マンデリンG-1、タンザニアAAをブレンド。スッキリと爽やかな味わいです。
そして、「ななつ星の紅茶」
ダージリンやアッサムなど世界の産地から茶葉を選び抜いた7つのお茶ときらきら輝く星型のアラザンをブレンドしています。
7種類の茶葉は、ダージリンファーストフラッシュ、ダージリンセカンドフラッシュ、ダージリンオータムナル、ダージリンインビトウィーン、ニルギリ、アッサム、ケニア。ぜひストレートで豊かな香りをお楽しみください。
最後に、私が最もお勧めしたい「ななつ星オリジナルハーブティー」
ジンジャー、ジャーマンカモミール、ドライアップル、ダイダイ果皮、レモンマートル、フェンネル、ブルーマローと、7種類のハーブや果物をブレンドしています。美味しいだけではなく、体を温め、消化を助け、リラックス効果などがあり、またお湯を入れると直ぐにブルーマローの綺麗な色に魅了されます。
「ななつ星」ならではの「7」にこだわった飲み物。飲むだけで素敵なことが起こりそうでしょ♪
恵みの雨が続き、お部屋でゆっくりお過ごしになることも多くなる季節。
「隠れ7」が潜んでいる特別な飲み物で、ゆっくりティータイムはいかがですか。
- クルー
- 原尻
「くにさき七島藺(しちとうい)」植え付け体験

皆さま、はじめまして!
「ななつ星in九州」の新メンバー、クルー7期生です。
まずは、簡単に私たち3人の自己紹介をさせていただきます。
春田史成(はるた ふみなり):さわやかな笑顔で、皆さまの旅のお手伝いをします!
山之口怜(やまのくち れん):クルー最年少のフレッシュな22歳!
上田悠倫子(うえだ ゆりこ):明るく元気な頑張り屋!
これから一人前のクルーとして、皆さまの旅のお手伝いが出来るように成長していきます。
どうぞ宜しくお願い致します。
今回のコラムは、先日私たちが参加した「くにさき七島藺」の植え付け体験のお話です。
ところで皆さま、くにさき七島藺(しちとうい)をご存知でしょうか?
以前もご紹介しましたが、ここで簡単におさらいを。
くにさき七島藺は、大分県の国東半島でのみ栽培されており、主に畳表などの材料として使用されています。七島藺はカヤツリグサ科の植物で、イグサ科のイ草とよく似ていますが種類が異なります。また国東市の農業は、2013年に「世界農業遺産」にも認定されており、七島藺の栽培もその1つです。
現在「ななつ星in九州」の3泊4日コースでも、1日目の車内にて「くにさき七島藺」を使った工芸体験をお楽しみいただいております。
今回、植え付け体験をさせていただいた場所は、七島藺農家の諸富さんの田んぼです。
くにさき七島藺についてのレクチャーを受けた後、長靴と麦わら帽子を身につけ、私たちも農作業スタイルに…!
最初は、初めて行う植え付けに苦戦…
コツを教えて頂きながら地域の皆さまと協力して、3時間かけて植え付けを終えました。
慣れない農作業が効いたのか、3人とも筋肉痛になってしまいました笑
今回の研修で、地域の皆さまが、大切な文化の一つであるくにさき七島藺を次の世代へ繋げていくために、熱い『想い』をもって様々なことにチャレンジされていることを知り、私たちも強い刺激を受けました。
7月末には刈取りが待っています!
私たちが植えた「ななつ星七島藺」がどこまで成長しているか楽しみです。
- クルー
- 春田、山之口、上田
「ななつ星in九州」クルー第7期生が誕生!

「ななつ星in九州」に、新たに7期生クルーが誕生しました。
山之口・上田・春田の3名がこれから研修期間を経て新しくクルーとして乗務いたします。
(前列中央の花束を抱えた3名です。左から山之口・上田・春田)
3人は現在、研修を行っており、知識の習得やサービス向上に努めています。
クルーとして、みなさまと「新たな人生にめぐり逢う、旅。」をご一緒させていただく日を楽しみにしています。
- スタッフ
- 門田
ドバイにて

本日の「ななつ星」の運行は、令和に変わって最初の運行です。
新時代も「ななつ星」をどうぞ宜しくお願い致します!
さて、実は先日、中東の国「ドバイ」にて
「日本」、「九州」と共に、「ななつ星」をPRしてきました。
これから日本に旅行したいという方が多く、非常に興味を持ってくださいました。
九州だけではなく、まだまだ知られていない日本の魅力を伝える事ができるよう、
日本全体の魅力発信として一役を担えるようこれからも頑張っていきます。
- スタッフ
- サイモン
桜色のななつ星

2019年度がスタートしました。
九州も桜が満開。春の訪れを知らせてくれています。
そしてこの時期の「ななつ星」には特別装飾が施されます。
ピカピカの車体に反射する「桜」。まるで「桜色」のラッピングが施されたようです。
写真は久大本線の豊後中村駅にて。
この時期だけの自然からのおもてなし。車窓から舞い散る桜をゆっくり眺める時間もまた格別です。
春の優しい空気の中、「ななつ星」も2019年度を温かく迎え、運行しています。
新元号「令和」も発表され、今年度は新たな時代の幕開け。
皆さまにも素敵な春が訪れていますように。
今年度も「ななつ星」と「九州」をどうぞ宜しくお願い致します。
- スタッフ
- 筬島