どこからか癒される香りが・・・

皆さまこんにちは。
急に寒くなり、お鍋がとても美味しく感じる季節になりました。
皆さまは何鍋がお好きですか?私は魚介類がたくさん入った魚介鍋が大好きです。
さて今回は、ティータイムで提供しているお菓子のメニューカードの香りと、
ナイトメイク時に通路に漂う素敵な香りの秘密についてお話します。
お菓子のメニューカードはチェリーの木を使っています。そのカードに
春、夏は夏みかんの香り、そして秋、冬はかぼすの香りのエッセンシャルオイルを
使用しています。
木のカードは本来、お好きなアロマオイルを数滴たらし、お財布や名刺入れに
入れて香りを楽しみますが、私たちはなんと木のカードにメニューを印刷して
お客さまに楽しんで頂いてます!
香りは3~5日間ほど楽しむことができますので、ぜひ皆さまも試してみては
いかがでしょうか?きっと素敵な香りに癒されることでしょう。
つぎにお客さまのお部屋の就寝準備ができたあと、
客室通路に漂う香りについてですが、クロモジ、スギ、ヒノキ、広葉樹などを
オリジナルでブレンドし、ななつ星の為に作って頂いたエッセンシャルオイルを
通路にスプレーして、皆さまがリラックスして休んで頂けるようにしています。
どちらも大分県中津市にある久恒山林さんにご協力を頂き作成して頂きました。
加湿器が必要なこれからの時期に、皆さまもディフューザーなどを使用し、
お好きなアロマの香りでリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
- クルー
- 小川
元気いっぱいの「おかえりなさい」

10月29日、お天気は晴れ!
クルーズトレイン「ななつ星in九州」の旅の恒例イベントとして、
これまで笑顔を送り届けてきてくれた、うきは市立山春保育所の子ども達と、
今年8月の大雨により、山春保育所へ臨時通所をしているうきは市立浮羽保育所の
子ども達が、元気いっぱいに「ななつ星」をお見送りしてくださるとのこと。
11月から3泊4日コースの一部ルート変更を行うことにより、
この日が「ななつ星」が平日にうきはを通過する今年度最後の日でした。
日ごろのお見送りの感謝を込めて、数澤クルーと共に、子供たちに会いにいってきました。
うきは市のみなさまは、早朝より色とりどりのバルーンを200個もご準備してくださり、1つひとつ、想いのこもったメッセージを書いて準備してくださいました。
バルーンを持った子どもたちは楽しそうに、笑顔で「ななつ星」とお客さまを待っています。
汽笛とともに、ゆっくりと「ななつ星」が走ってきました。
先生の掛け声で子供たちは一斉にバルーンを手放し、青空に天高く飛んでいくバルーンに大興奮!
携帯で子供たちの声を車内に繋ぎ生中継したところ、
園児たちの元気な「おかえりなさい」の無邪気な声に
お客さまは目を細めていらっしゃったとの事です。
改めて、地域のみなさまの心のこもったおもてなしに感謝申しあげます。
- スタッフ
- 秋山
目線を変えると「新たな車内の景色が・・・」

皆さま、こんにちは。
空を見上げると澄み渡った青い空。日ごとに秋を感じますね。
私は今年の4月からななつ星のスタッフとして、
皆さまの旅のお手伝いをさせて頂いております。
ひと月ほど前、今年の車両検査明けから9月運行再開に向けて、
クルー、スタッフ一丸となり、ななつ星車内の床、壁、天井など、
一つひとつ大切に磨き上げました。
皆さまに「最高の空間」や「贅沢な時間」をお届けする者の一人として
ななつ星に携わっていることに、身が引き締まる思いでした。
ご乗車頂きましたら、ななつ星車内の装いを最大限に楽しまれてください。
何気なく飾ってある匠の技の数々、
少し立ち止まって、ゆっくりとご覧になってみてはいかがでしょうか。
「気づいて」頂くと、自分だけの「特別なモノ」がみつかるかもしれません。
ななつ星 in 九州の「新たな人生にめぐり逢う、旅」で、
皆さま、九州の地元の皆さま、クルー、スタッフ
人と人が笑顔で触れ合うその瞬間をみんなで共有できることに感謝しながら、
皆さまとお会いできる日を心待ちにしております。
- スタッフ
- 岸川
九州の魅力

10月にもかかわらず、福岡・博多は時折気温30度を超える日もございます。
季節や過ごし方の概念が以前とは確実に変化していることを感じる今日この頃です。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
今回は、「九州の魅力発信」についてお伝え出来ればと思います。
ななつ星の旅の魅力は、“線路を駆ける美術館”とも謳われる「世界一の車両」、
ご乗車が決まられてから旅が終わった後も続くツアーデスクの「心をこめた旅の
お手伝い」、クルーの「家族を迎えるような温かなおもてなし」などを
思い浮かべられることが多いと思います。
それらに加えて私たちは「九州のいいところを見て・知って・感じていただく」
ことも旅の魅力を彩る重要な要素と考えております。
「おらが街のいいところ」を多大な熱量で語られる地域の方々の協力を得ながら、
九州の「おいしい食材」「伝統的産業」「紡がれてきた歴史・文化」などを皆様に
「見て」「知って」「感じて」いただけるよう、「お客さまの喜ぶ顔」を
思い浮かべながら各地を奔走している次第です。
ななつ星に逢いに九州へお越しの際は是非スタッフにお声かけください。
とっておきの「九州の魅力」をお伝えできるかもしれません。
- スタッフ
- 荒巻
「ななつ星in九州」運行開始8周年を迎えました!

2013年10月15日に九州の伝統と匠の技を結集して誕生した
クルーズトレイン「ななつ星in九州」は、
おかげさまで、本日10月15日をもって8周年を迎えました!
改めて、運行を支えてくださる地域のみなさま、
沿線から応援いただいているみなさまに心より感謝申し上げます。
高なる旅への期待や、海外からお越しになるお客さまとの再会も楽しみに、
日々のおもてなしに心を込め、より一層ご満足いただける旅となるようこれからも努めて参ります。
たくさんの方々との出会いと絆が, 今後も無限大∞に広がっていきますように!
- スタッフ
- 林
世界一の列車!?

早いもので10月、おかげさまでななつ星は、もうすぐ8周年を迎えようとしております。
9月下旬から久しぶりにお客さまをお迎えし、”お会いできる幸せ”を噛みしめる私たちに、驚くべきニュースが届きました。
アメリカの人気旅行誌「コンデナスト・トラベラー」の読者投票で、なんとトレイン部門最高位!!
第34回目となる今年は、各国から80万人の読者の方々が、旅行に関する様々な部門に投票されたそうです。
目を疑い、届いたメールや記事を何度も確認しました。各国の名だたる豪華寝台列車の上に、ななつ星の名前が。間違いありません。
https://www.cntraveler.com/story/top-trains
いつも運行を支えてくださっている地域のみなさま、沿線から応援頂いているみなさまのお顔が一番に浮かび、心から感謝申し上げたいと思いました。本当にありがとうございます。
早く海外からも、九州にたくさんのお客さまをお迎えできますように。
この名誉に恥じぬよう、9年目のななつ星も、より一層の感動を届けられる旅を目指して、日々精進いたします。
- スタッフ
- 仲
バミューダスタイル

秋の深まりとともに、過ごしやすい季節となりました。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
ななつ星は、6月からの約3ヶ月の運休期間を経て
23日より運行を再開しております。
今回は、見かけるとラッキー(?)な制服をご紹介いたします。
通称【バミューダスタイル】と呼ばれる制服で
バミューダ諸島で広く着用されていることから
【バミューダ】という名前が付いたそうです。
バミューダ諸島では公式の場で正装と同じ扱いだとか。
先月行われました、東京オリンピックの開会式でも
バミューダ諸島の選手団が【バミューダスタイル】で
行進しているとクルーの間で話題となりました。
毎年6月〜9月までの期間中にお客さまを
観光地にご案内する男性クルーが着用することがございます。
白いキャップに開襟シャツ、バミューダショーツ、
夏らしい格好は一部の女性クルーから熱烈な支持を受けております。
しかし、この年になってショーツを履くのはちょっと・・という恥ずかしがり屋な
男性クルーも多いため、中々目にする機会がございません。
(ちなみに私は好んで着用しています。)
今年も、【バミューダスタイル】の季節が終わろうとしています。
明日からの3泊4日が今年最後のチャンスです。
見かけた際は、ななつ星クルーと写真撮影を
してみてはいかがでしょうか。
- クルー
- 春田
深夜のななつ星

ピアノが奏でる華やかな音楽と、
色鮮やかなカクテルに囲まれたバータイムが終わった深夜。
お客さまも楽しかった一日を終えてお休みになられ、
閑静なひと時がななつ星に訪れます。
その間、ななつ星はいくつかの駅に停車しますが、私はこの深夜の駅が好きです。
一日の営業を終え静まり切ったホーム。普段多くの人で賑わうホームとは違い、
なかなか味わうことのない不思議な感覚に包まれます。
そういえば数十年前学生の頃、東ヨーロッパを周った鉄道の旅の際にも、
深夜の駅に停まる度にカーテンを少しだけ開いて
駅の様子を眺めていたことを思い出します。
国境警備隊や駅の売店の準備をする人々、深夜にもかかわらず大きな荷物を抱えて
ベンチに座っている家族など、まるで自分が何かから切り離されて
そこにポツンと存在するような、しかしなぜかドキドキする不思議な高揚感を、
今でもはっきりと覚えています。
もしななつ星で眠れないときは、
駅に停車したらカーテンをそっと少しだけ開いてみてください。
誰もいないホームもなかなか良いものですよ。
- クルー
- 塩島
出発の鐘

皆さま、こんにちは。
9月になっても残暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回はななつ星の「出発の鐘」についてご紹介いたします。
皆さまはななつ星が博多駅を出発する際、クルーが
出発の鐘を鳴らしているシーンをご覧になったことはありますでしょうか。
鐘を鳴らす回数は、ななつ星にちなんで「7回」
博多駅ホームに響く鐘の音は、旅が始まる高揚感をさらに高めてくれます。
出発の鐘は車掌やクルーが鳴らすことがほとんどですが、
ご要望があれば、ご乗車のお客さまに鳴らしていただくこともございます。
出発の鐘を鳴らしてみたいお客さまがいらっしゃいましたら、
どうぞクルーまでお声かけ下さい。
鐘の鳴らし方に決まりはなく、上から振り下ろしても、
下から振り上げてもどちらでも構いません。
ちなみに手首のスナップを意識すると、綺麗な音が響きます。
博多駅に出発の鐘の音が響き渡るまで、あと2週間ほど。
早く皆さまにお会いできますことを楽しみにしております。
- クルー
- 田中
ななつ星ランチョンマットのひみつ

皆さま、こんにちは
残暑が続きますが、暦の上ではもう秋です。
スタッフコラムをご覧いただいている皆さまは
お変わりなくお元気でお過ごしでしょうか。
今回はななつ星車内で使用をしていますランチョンマットについてご紹介します。
実は「赤坂うまや」と深い関係があるのはご存じでしょうか。
以前、「赤坂うまや」があった場所は市川猿之助一門の稽古場でした。
この土地に新稽古場を建設する際にJR九州への出店の話があり、
「赤坂うまや」がオープンをしました。
赤坂うまや」の3階には現在も
市川猿之助一門及び柴派藤間流の稽古場となっています。
「赤坂うまや」で使用しているランチョンマットを
ななつ星用にアレンジをして昼食のシーンなどで使用をしています。
このランチョンマットは歌舞伎の舞台を表し、
舞台を上から見た設計図も表現されています。
そしてこのランチョンマットは四季折々に合わせて4種類ございます。
今の夏の季節は、
生写(いきうつし) 朝顔話(朝顔日記) 宇治川蛍狩りの場
となっております。
ご乗車の際はその時期に用意しているランチョンマットを楽しんで頂くことも、
新しいものをご準備していますので「旅の想い出」としてお持ち帰り頂くことも
できます。
是非、お近くのクルーへお声掛けしてみて下さい。
ななつ星の車内にはその季節のランチョンマットのみをご用意しています。
四季に合わせてご乗車を頂き、ランチョンマットを集める旅もいかがでしょうか。
4年に一度の全般検査も残り、約1ヶ月となりました。
9月23日の運行再開日に向けて、
生まれ変わったななつ星で皆さまにまたお会いできる日を楽しみにしております。
- クルー
- 黒木