旅のおともに

みなさま、現在、JR九州にはいくつの駅があるかご存知でしょうか?
正解は…、568駅です!
今回は、その568駅すべての駅名がのった、素晴らしい旅のアイテム『JR九州 路線図』を紹介いたします。
この路線図は、ご乗車のお客さまに車内でお渡ししております。路線図という名ですが、駅名だけではなく、
阿蘇山や由布岳といった大きな「山の名前」、大村湾や錦江湾など「海の名前」、
そして、球磨川や五ヶ瀬川など「川の名前」も載っています。

いま、どの辺りを走行してるのかな?昔、この駅行ったことあるよね!
あの大きな山の名前は何だろう?
あ、もうすぐ県境を通過しそうだ!
などなど。
ぜひ、旅のおともにご活用くださいませ!
両面刷りの路線図は、片面が日本語版、もう片面は英語版。
九州にご縁のある方や、鉄道がお好きな方、日本が大好きな海外の方など、
皆さまの大切な人にプレゼントしても喜ばれるかもしれませんね!
私はよく、ご乗車されたお客さまに、「JR九州には難読駅名が多いので、
日本語版の駅名で読み方がわからない時は、英語版のローマ字表記で答え合わせできます!」
と、案内しております(笑)
ご旅行中、この路線図に停車駅や走行区間を印付けたり、旅での思い出を書き込んだり、楽しみ方は人それぞれ。
ご乗車の際は、ぜひ!旅のおともにご利用ください☆
- クルー
- 上田
天使のささやき

まだまだ寒い日が続いておりますが、暦の上では春を迎えました。
赴くままに近所を歩くと梅の花が咲いていて、
寒さの中にも春の兆しを感じます。ふと今日は何の日か調べてみたところ、
本日2月17日は「天使のささやき」の日。
「天使のささやき」とは耳にするものではなく、空気中の水蒸気が細かい氷の結晶となり風に舞い
きらきらと輝いて見える「ダイヤモンドダスト」のことを指すようです。
「天使のささやき」は九州でもいくつか観測できる場所があり、
ななつ星の立ち寄る阿蘇でも条件が揃えば、時折目にすることが出来ます。
ところで皆さまは車内のとある場所に煌びやかな天使が描かれていることをご存知でしょうか?
真相はわかりませんが、【7】に敏感な私は可愛い天使が
一生懸命に漢字の【七】のポーズをしているように見えて仕方がありません。
見つけることが出来たら、「天使のささやき」にも出逢えるかもしれませんね。
きっと、皆さまを楽しませてくれると思います。
- クルー
- 永嶋
小さな星

“ななつ星in九州”の車体にはいろいろなマークがあり、
光り輝く大きなエンブレムを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
私が最近、心惹かれているのは、小さな星たちが織りなすマークです。
一つ一つはシャープな形 (星形)。
バランス良く並んで、まあるい形をつくっています。
今から出発!とそれぞれに飛び立つ前なのか?
それとも、集合!という号令のもと、各定位置にピシャッと並んだ瞬間なのか?
どちらにしても、「ひとつでも欠けると」違和感が出そうです。
皆でつくりだす形が「チームワーク」を連想させ、良い緊張感を与えてくれます。
日々押し寄せてくる、たくさんの情報に流されない様、時にはシンプルなものを眺めながら、
自分の心と向き合う時間が持てたら良いなぁ、と思います。
皆さまもどうぞ、心身共に健やかにお過ごし下さいませ。
- ツアーデスク
- 井福
いろんな柑橘

寒い日が続いていますがみなさまいかがお過ごしでしょうか?
私はこの季節になると、無性に食べたくなるものがあります。
そう、みかんです!
現在ななつ星in九州の3泊4日コースの4日目に、
第三セクター鉄道会社の肥薩おれんじ鉄道を通るルートを通っております。
肥薩おれんじ鉄道が走る鹿児島県と熊本県をまたぐこの地域は、
柑橘類の栽培が非常に盛んなだけでなく伝来のルーツの地もおおく、
そのことから“おれんじ”の名を冠する鉄道になっています。
一般的な「温州みかん」だけでなく、
様々な自慢の柑橘類がありますのでここでは2つご紹介いたします。
1つ目は、“文旦(ぼんたん)”です。
鹿児島県阿久根市が伝来の地といわれており、
その実のぷりっとした食感と酸味がクセになるおいしさです。
写真にある、厚い皮を砂糖漬けにした「ボンタン漬け」は旅の途中で行われている
牛ノ浜駅でのマルシェでも人気の商品です。
2つ目は、私の個人的に一押しのこちら“デコポン”です。
最初に「この季節に食べたくなる」と言っていたのは実はこのデコポンです。
ヘタの部分が出っ張ったこぶのような見た目が特徴で、
不知火という品種の中でも糖度が13度以上のものを、デコポンといいます。
今年も旬のうちにたくさん食べたいと思います!
みなさんも是非この地域の柑橘にもご注目ください。
- クルー
- 栁
五黄の寅

五黄の寅とは、九星(きゅうせい)気学において最強の運勢といわれる
「五黄土星(ごおうどせい)」と十二支の中でも最も運勢が強いと言われる
「寅年」が重なる年のことで、非常に強い運勢を持つと言われているそうです。
2022年は36年に一度の周期でこのふたつが重なる大変レアな一年なのです!
そんな注目を集める今年の干支「寅」ですが、実はななつ星の車内に
手のひらサイズの小さな寅さんが居ることを皆さまご存じでしたでしょうか??
大変愛嬌のある可愛らしいお顔と黄金のボディーを持つ寅吉くんです!
(↑勝手に命名)
見つけただけでとってもご利益がありそうですよね!
こちらの作品は大阪出身の彫刻家、籔内 佐斗司さんの作品です。
以前紹介された1号車にいる犬の「ななちゃん」の兄弟です!
ななつ星にご乗車の際には是非、今年の干支の寅吉くんを探してみてください。
きっと皆さまに素敵なことが訪れるはず?!
- クルー
- 年女 川内谷
新年あけましておめでとうございます

皆さま、新年あけましておめでとうございます。
おかげさまで、ななつ星もまた新たに気持ちで、
元気よく2022年最初の運行をしております。
新たな一年も、ななつ星をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、写真は数年前のお正月に故郷の鹿児島で撮った桜島です。
穏やかな錦江湾が鏡となって桜島が逆さに映る絶景を初めて目にし、
スマートフォンで懸命に撮った渾身の一枚です。お正月らしい、
縁起の良い一枚をと思い選びました。
本日のコラムは、ななつ星3泊4日コースの4日目の朝に提供している
鹿児島県の郷土料理「鶏飯(けいはん)」についてご紹介します。
鶏飯は奄美群島発祥のおもてなし料理です。温かいご飯の上に、鶏肉、
甘辛く煮た椎茸、錦糸卵、パパイヤ漬けやタンカンという柑橘の皮などの
薬味をのせ、熱々の鶏ガラスープをたっぷりかけていただきます。
夏の暑さで食欲がない時はもちろん、お正月明けのように、
ご馳走三昧で食べ疲れた時に最高の一品です。
優しい味で誰からも好まれる鹿児島の味、
ご家庭で作ってみてはいかがでしょうか。
★2022年が、皆さまにとって輝かしい年になりますように★
追記:こちらは我が家の鶏飯。
母のこだわりは2日がかりでつくる本格的な鶏出汁と、
薬味に奈良漬け、島ミカンを使うことです。
- ツアーデスク
- 山元
2021年もお世話になりました!

2021年も残すところあと数日になりました。
皆さまにとって2021年はどんな一年でしたか?
制限された生活が続く中で、
大変な思いをされた方も多かったのではないでしょうか。
そんな中でも『ななつ星in九州』にご乗車くださった皆さま、
本当にありがとうございました。
乗車してくださるお客さまなくして、ななつ星は走れません。
また、ななつ星の運行に携わってくださった関係施設の皆さま、
沿線の皆さま、本当にありがとうございました。
雨の日も雪の日も、猛暑の日も極寒の日も、
皆さまが支えてくださっているからこそ、
ななつ星は安心して走ることができます。
今年一年の感謝の気持ちを改めてここで伝えさせてください!
沢山のありがとうの気持ちを笑顔に換えて、
ななつ星in九州は2022年も元気に九州を駆け抜けます。
2022年初運行は1月4日~です。
2022年はどんな方々とお会いできるのだろう…。
いつも来てくれるあの方とまたお会いできるかな…。
と、来年に想いを馳せながら、
今年最後のスタッフコラムを締めさせていただきます。
皆さまどうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。
- スタッフ
- 田中 瑠理
新しいアメニティを導入しました!

「ななつ星in九州」でお客さまにご用意しているシャンプー・コンディショナー・
ボディソープを、12月18日の運行から新しく“NEMOHAMO”に
リニューアルします!
株式会社ビオスタイルが展開するこの“NEMOHAMO”というブランドは、
商品づくりから販売までのプロセス、容器、化粧箱、輸送箱には可能な限り
環境配慮を行い、リサイクルによるゴミ削減や、廃棄焼却時のCO2排出量に
考慮した資材を厳選しています。
「ななつ星in九州」はSDGs達成及び持続可能な社会の実現の為、こちらの商品を
導入いたしました。
“根も、葉も、茎も、花も、実も。植物を丸ごと生かしきる”をコンセプトに、
植物をまるごとエキス化。さらに、その植物は農薬不使用や有機栽培で
育てられています。
自然豊かな福岡県芦屋に工場があり、製造工程において排水や排煙を一切出さず、
自然環境に与える負荷がまったくありません。
丸いフォルムとカラフルなカラーが特徴的なこのボトルですが、
今回、ななつ星で導入するにあたり新たに作成していただきました!
見た目にこだわるだけでなく、CO2の排出量を削減できるバイオマスPEを
使用しています。
使い心地にも環境配慮にもこだわったこの“NEMOHAMO”。
皆さまにお使いいただける日を楽しみにお待ちしております!!
- クルー
- 泉水
阿蘇の朝

朝晩の冷え込みが日ごと厳しくなってまいりました。
季節の移り変わりを、文字通り肌で感じる毎日です。
みなさまもどうぞ温かくしてお過ごしくださいね。
さて、現在ななつ星の旅には1泊2日と3泊4日の二つのコースがあり、
それぞれ異なるルートで魅力あふれる九州各地へご案内しています。
そんな中、両コースで共通する立寄り場所がただ一か所あります。
それは九州のほぼ中心に位置する、熊本県の阿蘇です。
いずれのコースでも早朝に阿蘇駅に到着し、朝食前に阿蘇山上の雄大な草原、
草千里でのひとときをお過ごしいただいています。
九州を代表する観光地の一つとして日中は多くの観光客で賑わう草千里ですが、
鳥のさえずりや草原を渡る風の音だけが聞こえてくるのがこの時間だけの醍醐味です。
寝起きでまだ少し重い瞼も、肌をくすぐる風の心地よさと季節により移り変わる
草原の清々しさに、ぱっと軽くなり目が見開かれることでしょう。
あまりの心地よさに、草原に向かって駆け出すお客さまもいらっしゃるんですよ。
早朝の草千里さんぽ、みなさまも体験してみられませんか。
- クルー
- 中村
お申込みいただいた瞬間からが「旅の始まり」

10月に受付いたしました第20期(来年3月~6月)の「ななつ星」の旅。
おかげさまで、今回も本当にたくさんの皆さまからご応募いただきました。
スタッフ一同、ただただ感謝の気持ちで一杯です…。
本当にありがとうございます!
結果につきましては、今月中にご応募いただいたお客さま皆さまへ
郵送でお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。
さて、私どもツアーデスクメンバーと皆さまとの「接点」は、
実はこの時からすでに始まっています。お問い合わせ対応やお申込内容の確認、
そして結果の発送手続きなどなど…。お申込みいただいたお客さまからの旅への
期待を感じながら、まさに「お申込みいただいた瞬間から旅が始まっている」
という気持ちで日々取り組んでいます。
当選されてから実際のご乗車まで、長い方だと約半年。ご乗車の時を迎えるまでの
この期間も「ななつ星での旅の一部」と感じていただけたならば幸いです。
気づけば間もなく12月。
ここ九州も、朝晩を中心に冷え込みが強くなってまいりました。
皆さま、年の瀬に向けて引き続きどうぞ健やかにお過ごしください。
※以前行われたクルー任命式の前にツアーデスクメンバー全員そろってパシャリ。
少しだけ初々しい感じ…はありませんね(笑)。
- ツアーデスク
- 田中