新コース運行開始に向けて

新緑の候、皆さま如何お過ごしでしょうか。
10月の運行から乗入れを開始する吉都線(きっとせん)をご案内します。
吉都線(きっとせん)は鹿児島県湧水町の吉松駅と宮崎県都城市の都城駅をつなぐ路線です。
この路線は今年で110周年を迎え、「ななつ星」の第2章である「100年をこえる物語をつなぐ。」をテーマに新たなコースで運行します。
その新ルートである霧島コースの吉都線(きつとせん)では「ななつ星」にご乗車いただくお客さまへのおもてなし第1弾として、西小林駅周辺にひまわりの種まきをしていただきました。
取組みをしていただいた友愛クラブの皆さまの笑顔やおもてなしの気持ちが伝わってきます。
種まき風景
沿線をお花いっぱいにしていただいた皆さまに感謝です。
実はこのヒマワリからヒマワリ油を収穫することを計画されているとのことです。
多くの地域の皆さまのご協力のもと、10月からの新コースは運行準備を着々と進めております。
是非、運行開始した際は秋の吉都線(きっとせん)の魅力を感じていただければ幸いです。
- スタッフ
- 黒木
冬の北薩、牛ノ浜海岸の夕陽

皆さま、こんにちは。
大型連休は皆さまいかが過ごされましたでしょうか?
博多の街も「5月の連休は雨の日が多い」と言われていますが、今年は暑い日差しが降り注ぐゴールデンウィークとなりました。
5月3日出発のななつ星に乗務しておりました児玉です。
この日の運行は鹿児島県・霧島への宿泊など通常のコースとは違う運行でしたが、
各地での心温まるお出迎え、本当にありがとうございました!
さて今回は、私の生まれ故郷、鹿児島県阿久根市のお話しを少しさせていただければと思います。
2022年10月15日(土)~ななつ星運行9年目!~から始まる1泊2日九州周遊コースは
2日間で博多から鹿児島・宮崎の南九州まで巡る列車旅を満喫していただけるものにいたしました。
その1日目の夕食については阿久根の名勝牛ノ浜海岸を臨みながらのディナーをご準備しております。
また、美しい海岸線の夕陽については、空気が一段と澄んだ冬場がおすすめ!
ななつ星が牛ノ浜駅に停車予定の時間帯(17時台)と干潮と日の入りの時間が合致する時期なんです。
是非とも冬のななつ星で特別な時間をご一緒出来ればと思いますし、皆さまのお越しをお待ち申しあげております。
- クルー
- 児玉
新たな人生にめぐり逢う、旅。

※上記写真は2021年7月のものです。※
4月からクルーズトレイン本部に参りました。
日々、周りの先輩方から教えていただき一日も早く戦力になれるよう失敗もしながら修行中です。
スタッフとしてツアー造成をさせていただくなかで、担当している長崎県は雲仙についてご紹介させていただきます。
この度の21期コース設定で皆さまをご案内するのは冬の時期の雲仙です。
明治の頃に外国人の避暑地として国際的に有名になり、昭和9年、日本最初の国立公園に指定されました。
圧巻の海の碧さ、訪れる旅人を優しく心まで包み込むような湯そして地域の皆さまとのふれあいにより、一際違った旅路の機会にしていただくことで温故知新の場にされてはいかがでしょうか。
いずれのコースにおいても100年の歴史と浪漫が漂うどこか懐かしい風情を思い出させるような「新たな人生にめぐり逢う、旅。」のお手伝いができるよう皆さまをお待ちしております。
- スタッフ
- 岡
「ななつ星」だからお届けできる「冬の雲仙」

皆さま、こんにちは。ななつ星ホームページ冒頭の「エピソード2」動画に出ている車掌の古川藍です。
(まだ最後まで動画をご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧ください!)
それはさておき、皆さまゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。
博多駅では3年ぶりの「博多どんたく港まつり」が行われ、
今日の「ななつ星」出発にも多くの方にお見送りの手を振っていただきました。
ありがとうございます!
さて、私の生まれ故郷長崎でも今後様々な催し物が予定され、
なにより9 月23 日には西九州新幹線・長崎~武雄温泉間が開通するなど、大いに盛りあがっています。
そんな中、私たち「ななつ星」も2023 年1月~2月は3泊4日「雲仙コース」を運行します。
雲仙では、地元の農家の方が長い年月かけて種を紡いで育てあげた、
生命力溢れる「種どり野菜」を使ったこの時期でしかお召し上がれないお料理。
※私は「これまで生きてきた中で一番甘くおいしいニンジン!」と感動しました。
また、温泉・地熱を背中で感じながらの星空観賞「エコタツ」など、
冬の雲仙だからこそ体感していただきたい素材をご用意いたしております。
ぜひ、皆さまとお逢いし、私の故郷である長崎をご案内できますことを楽しみに、お待ち申し上げております!
- クルー
- 古川
☆「ななつ星」の車掌が星のように輝く瞬間☆

皆さま、こんにちは!
4月も後半にさしかかり、冷たかった風も段々と心地良く感じるようになりましたね。季節の変わり目、風邪などひかぬよう気を付けていきましょう。
今回は普段「ななつ星」に乗務しているクルーの中でも「車掌資格」を持つクルーの見どころを紹介させていただきます。
車掌の仕事といえば信号を確認し、ドアを閉めて、「ななつ星」を出発させる仕事を担っていますが、それだけではありません。
「ななつ星」は、通常の列車のように、両側に運転席がありません。
そのため、「ななつ星」の機関車と客車の連結作業や機関車単独で移動させる作業などを行っています。
その作業場面を見学できる駅が熊本県の『阿蘇駅』です!
3泊4日コースの2日目(水曜日)、1泊2日コースの2日目(日曜日)の両日とも朝9時44分頃に駅で列車をつなげる作業を行っています。※2022年4月現在
ご乗車のお客さまはもちろんのこと、地域の方々に温かく見守られながら一生懸命頑張っています。
朝が早い時間帯かもしれませんが、観光やご旅行にて阿蘇に訪れた際には、ぜひ私たちの姿を見に来てください。
車掌がたくましく、華麗に列車をつなげ、誘導する姿を見守っていただければ嬉しく思います。
☆いつも私たちに笑顔で手を振っていただきありがとうございます。☆
☆これからも「ななつ星」を通して皆さまに笑顔でお逢いできますことを心より楽しみにしております。☆
- クルー
- 河野
「クルーの名刺の裏側に…」

皆さま、ななつ星のクルーはひとりひとり、名前と顔写真のはいった名刺「クルーカード」を持っていることはご存知でしょうか?
このカードはお客さまへのご挨拶や自己紹介時にお渡しをしています。
そして、その裏側には九州の美しい景色とそこを走るななつ星や、ななつ星車内の風景など、こちらもひとりひとり違う写真を使用しており、お楽しみいただくことができます。
私のクルーカードは桜とななつ星の写真です!
私事ですが、学生時代利用していた、地元の最寄駅も毎年春になると駅を囲むように美しい桜が咲くことから、列車と桜は私にとってなんとなく恋しくなる景色です。
よく見るとピカピカのななつ星の車体にも桜が映り込んでいます。
これは大分県と福岡県の久留米市をつなぐ久大本線を走るななつ星の写真です。
少し桜の見ごろは過ぎてしまいましたが、先日の4月はじめの運行では九州の沿線いろいろな箇所で桜が咲き誇り、車内からカメラをかまえたお客さまも多くいらっしゃいました。
皆さまにこの個性豊かな“クルーカード”をお渡しできることを心待ちにしております。
- クルー
- 西山
「新年度の期待感」

春たけなわ、花の香りあふれる季節となりました。
皆さま いかがお過ごしでしょうか?
さて、私事ではございますが、昨年末にななつ星in九州の乗務クルーとしての任務を降り、
現在、同じくななつ星の運行に関わる部署ではありますが、ツアー造成にかかわるチームで新しい仲間たちと共にスタッフとして勤務しております。
クルーとして乗務して参りました7年間、自分なりの全力投球をして参りました。
乗務を離れた今、寂しく思う気持ちもあると同時に、裏で支えているスタッフの仕事は大切だな!と改めて認識する毎日です。
仕事内容が変わり、「ななつ星はお客さまに地域の皆さまに、支えられている」事に気づかされます。
今後、ななつ星が変化を遂げて行く中で、これまでの乗務経験を活かした仕事が出来ればと願っています。
皆さまに詳細をお伝え出来ないのがもどかしいのですが、今年度、ななつ星は新しいチャプターを迎えます!
ぜひ、楽しみにお待ちくださいませ。
写真は、阿蘇駅ホームより撮影しました虹です。
「皆さまの未来が明るいものでありますように」の願いを込めて
- スタッフ
- 今村
夜桜

やわらかな春の日差しが心地よい季節となりました。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。
さて、春と言えば何を思い浮かべられますか?
写真はこの春の博多駅。
夜は季節ごとに様々なイルミネーションで彩られております。現在、開催されているのは、
「さくらイルミネーション」
実は4年ぶりに博多駅に戻ってまいりました。
幻想的な空間は、まるで春の季節にエールを送ってくれてるかのような印象です。
来年も、そしてこれからも、ずっと美しい夜桜で博多の春が彩られますように。
そして、、春は旅立ちの時。
私たち、“ななつ星”に携わるクルーやスタッフも出逢いや別れを繰り返し、新たな春を迎えます。
今年はどんな出逢いが待っているのでしょうか・・
皆さまにも、素敵な春の出逢いが訪れますよう、お祈りしております。
- ツアーデスク
- 笹山
ななつ星の時計

最近じわりと鉄道好きぶりが知られるようになってきて、嬉しさ半分恥ずかしさ半分…
そんなななつ星クルーの鉄道ファン代表山之口です。
今回はななつ星と時計に関するお話。
日常と時間を忘れくつろいで頂く場がななつ星ですが、私たちクルーは鉄道員。
お客さまにはその姿を見せずとも、時間には非常に気を配って仕事をしています。
ななつ星とて線路を走る上では自由な時間に走る訳にはいきませんし、旅の途中は催しが盛りだくさん。
皆さまに安心かつ快適にお過ごしいただくためにも、時計は仕事中手放すことができない道具です。
クルーがジャケットを身につけたスタイルで仕事をしている際、キラリと光る金色のチェーンが見えることにお気づきでしょうか?
このチェーン、ただの飾りではなく本物の懐中時計と繋がっているのです。
博多駅の駅ビルにかかる大時計と同じデザインで、ななつ星と同じく水戸岡鋭治先生の作品でもあります。
もうひとつ、ある業務を行うクルーだけ身につけている時計があります。
それがこの腕時計です。
これは車掌業務を行うクルーに大して会社から貸し出された物で、
ななつ星だけでなくJR九州の全ての車掌が同様のものを使用する決まりになっています。
いかに正確な時間で列車を動かす事にこだわっているかがお分かりいただけるのではないでしょうか。
もしこれを忘れてしまうと乗務出来なくなってしまうほど大切な物ですので、前日の忘れ物チェックは欠かせません(笑)
もし、ななつ星のクルーに出会った時、この時計を身につけていたら
「あなたが今日の車掌さんなんですね!」
とぜひ声をおかけください。
今回はななつ星のクルーと時計にまつわるお話をしました。
他にも制服や持ち物に関するエピソードは沢山ありますので、クルーと出会った際には遠慮なくお尋ねくださいね!
※無線機を使って発車の合図を運転士さんに送るのもななつ星のような客車列車ならでは。
今ではほとんど見られなくなった貴重な光景ですよ!
- クルー
- 山之口
ラウンジ金星

3月に入って福岡では梅の花が見頃を迎えており、春の訪れを身近に感じられるようになりました。
それは同時に、お別れの季節の訪れでもありますが、今のメンバーで忘れられない素敵な思い出を数多く作りたいと思っています。
さて、ななつ星専用のラウンジ「金星」について、皆さんご存じでしょうか?
博多駅の3階に位置しており、ななつ星のお客さまが最初に集合される場所で、ななつ星の旅の起点となる場所です。
こちらでは、ウェルカムセレモニー等を通して、ななつ星の旅の始まりを迎えるにあたり、
思いを馳せる時間をゆっくりと過ごして頂きます。
そして、ななつ星との対面を果たすべく、「金星」からホームまで移動しますが、
この移動途中では、ななつ星らしい装飾を施して華やかなシーンや特別感を演出しており、
3月5日の出発から装飾をリニューアルしました。
ななつ星が運行する火曜日と土曜日で、出発前の限られた時間帯にはなりますが、機会がありましたら、覗いてみて下さい。
- スタッフ
- 江﨑