大分県の焼き物 「小鹿田焼」

空の青さが夏らしく輝きを増してきました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、ななつ星は10月より新しい旅が始まります。
第二章の旅でも、私の故郷である「大分」の魅力を存分に感じていただける旅となっており、早くも心を躍らせております♪
なかでも今回ご紹介したいのが、歴史と伝統が紡がれた土地、小鹿田焼の里です。
こちらは、3泊4日の旅の初日に、車外エクスカーションとして訪れる場所です。
小鹿田焼は、大分県日田市の山あいで作られる、約300年の歴史がある焼き物です。
江戸時代から今日まで変わることなく伝承され、現在も9軒の窯元が大切に守り続けています。
原料となる陶土は、谷川の水流の力により、ししおどしのように唐臼でついて作られます。
静かな山間地に、コン、コンと響き渡る音はとても心地よく、「日本の音風景100選」にも選ばれました。
小鹿田焼の模様は、素朴な幾何学模様。とび鉋(かんな)や指、刷毛(はけ)、藁、金属のくしなどで付けられます。
手に馴染む温かみや日常に溶け込む魅力があるのは、歴史や伝統を大切に紡いできたからこそ。
日田市に住む祖父母の家に飾られていたこともあり、私にとって幼い頃から馴染みのある焼き物です。
新たな旅で、みなさまにご案内できることを大変うれしく思います!
☆本日は7月7日、七夕の日です☆
星が集まる天の川が夜空に広がり、2つの7が揃います。
ななつ星にぴったりな素敵な1日に、また、みなさまとお会いできますことを願っております。
- クルー
- 渡邉
ななつ星第2章へ向けて

早くも梅雨が明けた九州から、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
博多駅には博多祇園山笠の「飾り山」の準備も進んでおり、今年こそは“夏らしい夏”が過ごせることを願うばかりです。
さて、先週6月24日、たくさんのみなさまの笑顔に見送られ、ななつ星は第一章の全運行を終了しました。これまで長い間支えてくださった地域のみなさまに、改めて感謝申し上げます。
慣れ親しんだ沿線の方々とのお別れはとても寂しいですが、またいつの日かの再会、そして第二章の新たな出逢いに向けて、邁進したいと思います。
現在、クルーとスタッフが力を合わせて、第二章を迎える準備を行っています。
「100年をこえる物語をつなぐ。」
ななつ星は新たな使命を背負い、これからも九州の希望の星となれるよう、全力を尽くして参ります。
写真は、制作が進んでいる久留米絣100%のななつ星パジャマです。
お召しになるお客さまを想像しながら、大切に紡がれています。
みなさまにお披露目できる日を楽しみにしています。
- スタッフ
- 仲
「ななつ星」に対するスタッフの想い

皆さまいつも「ななつ星」に手を振ってくださり、応援してくださりありがとうございます。
今期の運行もいよいよ残すところあと2回となりました。
この8年間、様々な出来事がありましたが、九州の自然豊かな大地をお客さま一人ひとりの夢を乗せて、運行できているのは、地域の皆さま、「ななつ星」を家族のように愛してくださる皆さまがいらっしゃるからだと思います。
6月25日から約3ヶ月ほど、運休期間に入りますが、10月15日!「ななつ星」9周年を迎える運行で、また皆さまと再会できる日を楽しみにしております!
これからも「ななつ星」を末永くよろしくお願い申し上げます!
- スタッフ
- 徐
「ななつ星」を育む皆さまに支えられて…

木々の緑が日に日に濃さを増しておりますが、お変わりございませんでしょうか。
「ななつ星in九州」は10月から第二章として、新しい旅を始めます。
現在の第一章の最終運行日は、1泊2日コースは6月18日出発、3泊4日コースは6月21日出発になります。
運行当初からお世話になっている施設さまもいらっしゃり、私達クルー、スタッフは次の運行の準備と共に、これまでお世話になった施設さまとのお別れが辛い時期でもあります。チーム「ななつ星」として、お料理を提供していただいた料理施設さま、観光のご案内を実施してくださった皆さま、お客さまを温かく迎えてくださった宿泊施設の皆さまに感謝の気持ちで一杯でございます。
そして、何より雨の日も風の日も暑い日も沿線でお出迎えしてくださる皆さまがいらっしゃるから、ご乗車されるお客さまが「九州は温かな方が多く、すっかり九州に魅了されました」と仰ってくださいます。
いつも「ななつ星」を支えてくださいまして、ありがとうございます。
残り少ない回数にはなりましたが、引き続き宜しくお願いいたします。
- スタッフ
- 山嵜
9番目のクルー!?

春から夏へと移ろいゆく季節、皆さまお変わりございませんでしょうか。
最近もくもくとした入道雲が浮かんでいる景色を見ては、夏が近付いてきているなと心が弾んでおります。
さて、今日は「ななつ星」の隠れたクルーについてお話しようと思います。
普段ななつ星は8名のクルーが乗務し、お客さまと一緒に旅をしております。そんな中、陰ながら運行を支えているクルーが存在しているのはご存知でしょうか?
それは阿蘇の黒川近くで生まれた2歳の黒犬、あそくろえもんこと、くろちゃんです。また、阿蘇駅の名誉駅長でもあるんですよ。
(阿蘇駅にくろちゃんの駅長室もあります!)
くろちゃんはお客さまのことが大好きで、クルーと一緒におもてなしをしています。
ある時はお客さまと一緒に1号車の大窓で「行ってきまーす!」と元気に手を振っていたり。。
またある時は鹿児島の薩摩藩の武士に変身したり。。
(出水観光の際、税所(さいしょ)邸の方にいただいてご満悦の様子)
お腹が空いた時はお客さまと一緒にお食事しているなんて時も!
様々なシーンで日々奮闘しております。
そんな可愛らしいくろちゃんを車内で見掛けた際はぜひ応援してくださいね。
- クルー
- 園田
新たなストーリーのはじまり

去る5月19日、鹿児島県霧島市にある『天空の森』にて2022秋冬コースを共に盛り上げていく施設の皆さまとのキックオフミーティングを開催いたしました!
運行開始当初からななつ星ご乗車のお客さまのたくさんの思い出が刻まれている天空の森。
好天に恵まれ、ミーティングは広大なフィールド全体が舞台となりました。
『天空の森』田島社長と歴代トレインマネージャーとの座談会では「ななつ星in九州」のこれまでの思い出を振り返りながらこれからの夢、九州の未来を語り合い皆さまと共有しました。
ななつ星in九州は「100年をこえる物語を、つなぐ。」をテーマに豊かな九州を地域の皆さまとともに描いて参ります。
- スタッフ
- 今村
新コース運行開始に向けて

新緑の候、皆さま如何お過ごしでしょうか。
10月の運行から乗入れを開始する吉都線(きっとせん)をご案内します。
吉都線(きっとせん)は鹿児島県湧水町の吉松駅と宮崎県都城市の都城駅をつなぐ路線です。
この路線は今年で110周年を迎え、「ななつ星」の第2章である「100年をこえる物語をつなぐ。」をテーマに新たなコースで運行します。
その新ルートである霧島コースの吉都線(きつとせん)では「ななつ星」にご乗車いただくお客さまへのおもてなし第1弾として、西小林駅周辺にひまわりの種まきをしていただきました。
取組みをしていただいた友愛クラブの皆さまの笑顔やおもてなしの気持ちが伝わってきます。
種まき風景
沿線をお花いっぱいにしていただいた皆さまに感謝です。
実はこのヒマワリからヒマワリ油を収穫することを計画されているとのことです。
多くの地域の皆さまのご協力のもと、10月からの新コースは運行準備を着々と進めております。
是非、運行開始した際は秋の吉都線(きっとせん)の魅力を感じていただければ幸いです。
- スタッフ
- 黒木
冬の北薩、牛ノ浜海岸の夕陽

皆さま、こんにちは。
大型連休は皆さまいかが過ごされましたでしょうか?
博多の街も「5月の連休は雨の日が多い」と言われていますが、今年は暑い日差しが降り注ぐゴールデンウィークとなりました。
5月3日出発のななつ星に乗務しておりました児玉です。
この日の運行は鹿児島県・霧島への宿泊など通常のコースとは違う運行でしたが、
各地での心温まるお出迎え、本当にありがとうございました!
さて今回は、私の生まれ故郷、鹿児島県阿久根市のお話しを少しさせていただければと思います。
2022年10月15日(土)~ななつ星運行9年目!~から始まる1泊2日九州周遊コースは
2日間で博多から鹿児島・宮崎の南九州まで巡る列車旅を満喫していただけるものにいたしました。
その1日目の夕食については阿久根の名勝牛ノ浜海岸を臨みながらのディナーをご準備しております。
また、美しい海岸線の夕陽については、空気が一段と澄んだ冬場がおすすめ!
ななつ星が牛ノ浜駅に停車予定の時間帯(17時台)と干潮と日の入りの時間が合致する時期なんです。
是非とも冬のななつ星で特別な時間をご一緒出来ればと思いますし、皆さまのお越しをお待ち申しあげております。
- クルー
- 児玉
新たな人生にめぐり逢う、旅。

※上記写真は2021年7月のものです。※
4月からクルーズトレイン本部に参りました。
日々、周りの先輩方から教えていただき一日も早く戦力になれるよう失敗もしながら修行中です。
スタッフとしてツアー造成をさせていただくなかで、担当している長崎県は雲仙についてご紹介させていただきます。
この度の21期コース設定で皆さまをご案内するのは冬の時期の雲仙です。
明治の頃に外国人の避暑地として国際的に有名になり、昭和9年、日本最初の国立公園に指定されました。
圧巻の海の碧さ、訪れる旅人を優しく心まで包み込むような湯そして地域の皆さまとのふれあいにより、一際違った旅路の機会にしていただくことで温故知新の場にされてはいかがでしょうか。
いずれのコースにおいても100年の歴史と浪漫が漂うどこか懐かしい風情を思い出させるような「新たな人生にめぐり逢う、旅。」のお手伝いができるよう皆さまをお待ちしております。
- スタッフ
- 岡
「ななつ星」だからお届けできる「冬の雲仙」

皆さま、こんにちは。ななつ星ホームページ冒頭の「エピソード2」動画に出ている車掌の古川藍です。
(まだ最後まで動画をご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧ください!)
それはさておき、皆さまゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。
博多駅では3年ぶりの「博多どんたく港まつり」が行われ、
今日の「ななつ星」出発にも多くの方にお見送りの手を振っていただきました。
ありがとうございます!
さて、私の生まれ故郷長崎でも今後様々な催し物が予定され、
なにより9 月23 日には西九州新幹線・長崎~武雄温泉間が開通するなど、大いに盛りあがっています。
そんな中、私たち「ななつ星」も2023 年1月~2月は3泊4日「雲仙コース」を運行します。
雲仙では、地元の農家の方が長い年月かけて種を紡いで育てあげた、
生命力溢れる「種どり野菜」を使ったこの時期でしかお召し上がれないお料理。
※私は「これまで生きてきた中で一番甘くおいしいニンジン!」と感動しました。
また、温泉・地熱を背中で感じながらの星空観賞「エコタツ」など、
冬の雲仙だからこそ体感していただきたい素材をご用意いたしております。
ぜひ、皆さまとお逢いし、私の故郷である長崎をご案内できますことを楽しみに、お待ち申し上げております!
- クルー
- 古川