秋の夕暮れとななつ星

皆さま こんにちは
秋もすっかり深まり、日足が短くなりましたがお元気でお過ごしでしょうか。
ななつ星が走る九州も秋の美しい景色が広がっております
写真は、先日訪れた牛ノ浜駅(うしのはまえき)で、夕暮れ時に撮影したものです。
「ななつ星」のエンブレムが映えるロイヤルワインレッドの車両と牛ノ浜の美しい夕日が重なりあい、
なんとも幻想的でした。
東シナ海を望む崖の上にある牛ノ浜駅。
駅のホームからはダイナミックな海が広がります。
そして、ほとんどの列車がこの海側のホームにやってきます。
とても静かな駅で、列車から下りると思わず深呼吸をしてしまうほどの開放感。
近くには牛ノ浜海岸もあり、お天気のいい日には甑島(こしきじま)も望めるそう・・・
空気が澄んだこの時期に、是非皆さまも訪れてみませんか。
- ツアーデスク
- 笹山
☆皆さまお出迎えありがとうございます☆

10 月 15 日より「ななつ星 in 九州」第 2 章が運行を開始し、
同時に皆さまのおかげで、1 泊 2 日コース及び 3 泊 4 日霧島コースの初運行を無事終えることができました。ありがとうございます。
10 月 15 日は運行初日ということもあり九州を駆け回りましたが大変嬉しいことが!!
始発駅の博多駅から始まり各地で盛大なお出迎え・お見送りを多くの皆さまが行ってくださいました!!
久大本線沿線に場所を構えるうきは市立 山春保育所の園児の皆さまです。
運行当初より元気いっぱいに「ななつ星」に向かって声援を送っていただき、車内も大盛り上がり!!
いつも元気で可愛いお姿をありがとうございます☆
また、今回 3 泊 4 日霧島コースでは、「ななつ星 in 九州」では初めて吉都線の運転を開始いたしました!
写真は吉松駅と日向庄内駅ですが、肥薩線の嘉例川駅から始まり吉都線各駅で大勢の方より旗を振っていただく姿を拝見して、皆さまのお姿に涙を流すクルー・スタッフも...
お客さまはもちろんのこと私達関係者一同大変嬉しい限りでございます。
これからも皆さまの声援を胸に、九州を元気いっぱいに走り続けてまいります☆
お見掛けの際は旗やお手を振って頂けますと幸いです。
今後も「ななつ星 in 九州」に対する変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
- スタッフ
- 大羽
山装う頃

今年(2022年)は6月末より、運行をお休みさせていただき、
“ななつ星in九州” 第2章に向けて、クルー・スタッフ一同、準備を進めてまいりました。
ツアーデスクも営業時間の合間をぬって現地へ足を運び、関係者さまの“想い”を伺う等、
貴重な体験をさせていただく夏となりました。
おかげさまで、携帯電話のフォルダーには、写真がいっぱいです。
写真や資料を読みこむのは勿論のこと、現地の様子を 身をもって体験しますと、次は「この感覚を、いざ、お客さまへどの様にお伝えしようか」と、
思いを巡らせる時間になってまいります。
そんな中、「緑ゆたかな山々」、「空や雲」といった、「自然の姿」を映す写真も多くあり、
改めて九州の雄大さに 心うばわれる時間がございました。
ご乗車のお客さまには、「いざ、目的地をめざす旅行」だけでなく、
ゆったりと「目に優しい風景を眺める時間」も 楽しんでいただけますと幸いです。
早いもので10月半ばを過ぎ、「運行再開」、そして「2023年春夏コース受付」と にわかに慌ただしくなってまいりました。
気をひきしめつつ、皆さまをお迎えする準備に努めてまいります。
- ツアーデスク
- 井福
「ななつ星 in 九州」いよいよエピソードⅡの幕開けです。

皆さま今日は、何の日かご存じでしょうか。
150 年前に新橋駅から横浜駅(現 桜木町)間で初めて鉄道が開通した日です。
まさに 10 月は、鉄道 Ⅿonth といっても過言はないのではないでしょうか。
私たち「ななつ星 in 九州」も明日、10 月 15 日から新たな人生に向け運行を開始すると同時に9才(9年目)の誕生日を迎えます。
2013 年 10 月 15 日の運行開始からお客さま、地域の皆さまに多大なるご協力をいただきこの日を迎えることができますことを深く御礼申し上げます。私たちななつ星スタッフにとっても、新たな人生に向け「エピソードⅡ」の幕開けという記念すべき日です。
お越しになられた方に数に限りはありますが、旗やステッカーも準備をしております。
ななつ星を見かけたらお手を振るなどしていただけますと幸いです。
(運行時刻参考)
※運行時刻はあくまで目安です。
予告なく時間が変更となることがありますのであらかじめご了承ください。
いつもななつ星を応援してくださいましてありがとうございます。
明日からの運行もぜひよろしくお願いいたします。
- スタッフ
- クルーズトレイン本部社員一同
日田下駄の魅力

みなさま、こんにちは。
9月は台風が日本列島に多く上陸しました。被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申しあげます。
さて、間もなく「ななつ星」は第二章の運行を迎えます。
3泊4日霧島コース、博多から由布院に向かう車内では、工芸品【日田下駄】製作体験をお楽しみいただけます。
下駄の三大産地のひとつである日田市(残りは静岡市、福山市)では、天保の時代より下駄づくりの伝統が受け継がれています。
今回、「ななつ星」の車内で教えてくれるのは、日田市に工房を構える本野(もとの)はきもの工業の3代目、本野雅幸氏。
今回、製作体験の為に、本野氏が用意してくれた木台は、無垢の木目をそのまま活かした「浮(う)づくり」という、あえて木目を浮き上がらせた仕上げが特徴で、「ななつ星」のロゴの焼き印を入れています。「ななつ星オリジナル鼻緒」は久留米絣下川織物さまに3種類・国東のよつめ染布舎さまに2種類作っていただきました。その中からお好きな柄をお選びいただけます。
木目による立体的な表面が履いたときの涼しさにもつながっており、下駄を素足で履く心地よさは、健康的にも望ましいもの。
履いた時に、足の指をぐっと握ることで、踏ん張りの力がつくのだそうです。
匠から丁寧な説明を受けながら「世界にひとつだけ」の下駄づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- ツアーデスク
- 秋山
ななつ星の沿線上の景観

皆さま、9月も終わりに近づいておりますがいかがお過ごしでしょうか。
現在、ななつ星はエピソード2に向けて運休をしております。
車内の改造も着々と進んでおり、皆さまにご披露できる日を私たちも心待ちにしています。
先日、10月よりはじまるエピソード2から新たにななつ星が走行する吉都線の伐採作業に参加しました。
いかんせん九州という自然豊かな土地を走る性質上、どうしても沿線の木々が生い茂る区間を走行することはやむを得ない状況です。
一方で、ななつ星が走るルートは景観伐採として数多くの方々にご協力いただき運行しております。
今回、その景観伐採の一環として、目の前に霧島連山が望めるという最高の景観を備えるえびの駅。
この駅はとても自然豊かで、さらなる景観向上に努めるため地域の皆さまとともに伐採を行いました。
日頃、ななつ星が走行するルートの景観が綺麗である理由は、見えない部分で地道な作業をしてくださる地域の皆さまがいらっしゃることに過言はありません。
ぜひ、地域の風景にも思いをはせながらななつ星からの景観をぜひお楽しみいただければと思います。
今回、えびの駅の周辺の方は皆さまが吉都線にお越しいただく事をとても心待ちにされています。
沿線からななつ星にお手ふりを行うと皆さま準備万端です。
沿線の皆さまのおもてなしにぜひお手を振り返してみてはいかがでしょうか。
- クルー
- 古川富
それぞれの「第2章」

皆さま、こんにちは。ツアーデスクの田中です。
今日から始まったシルバーウィーク。
この3連休は西日本を中心に台風の影響が心配されるところではありますが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、あと6日後、来週9月23日(金・祝)から、いよいよ「西九州新幹線」が運行を開始いたします。
(詳しくはこちら:https://www.jrkyushu.co.jp/train/nishikyushu/)
佐賀県の武雄温泉駅と長崎県の長崎駅との間を走り抜ける列車の名は「かもめ」。
時代を代表する特急列車として長崎本線を約60年もの間走り続けた「かもめ」が、
今度は西九州新幹線に受け継がれ、佐賀・長崎の新しい時代を創りはじめようとしています。
その一方、我らが「ななつ星in九州」は、この10月に9年目を迎えます。
「かもめ」の歴史には遠く及びませんが、「ななつ星 第2章」という名の新たな歴史(←ちょっとオーバーですね…)を創るべく、
クルー・スタッフ一同、ただいま絶賛奮闘中(笑)でございます。
各地域や施設の皆さまとの本番に向けたシミュレーションや視察も始まり、
旅にたずさわる多くの皆さまの想いを、改めてひしひしと感じているところです。
「かもめ」そして「ななつ星」のリスタート。
…それぞれの列車の第2章、そして私たちにとっての“新たなめぐり逢い”は、まだまだこれからも続きます。
それでは、どうぞ素敵なシルバーウィークをお過ごしください!

10月から始まる1泊2日周遊コースの現地視察にて。地元の皆さまの説明を受けるクルー・スタッフ(の背中)。
- ツアーデスク
- 田中
素敵なピンクで心弾む空間に

皆さまこんにちは。クルーの古川藍です。
今回は素敵なお茶「サンルージュ」についてご紹介させていただきます。
鹿児島県の南南西約492km、奄美群島のほぼ中央に位置する徳之島。
南の島ならではの気候と茶農園の皆さまの熱い想いが、赤く色づく神秘で素敵な茶葉を誕生させました。
南の島の太陽をたっぷり浴びて育った、日本初の赤い日本茶「サンルージュ」。太陽のサン、口紅のルージュから命名されたそうです。
そもそもなぜ、お茶の葉が赤くなるのでしょうか。
茶葉が赤くなる理由として、南の島の太陽をたっぷり浴び、葉の中でたくさんの「アントシアニン」がつくられているからです。
この「アントシアニン」はポリフェノールの一種でレモンなどを加えて酸性にするとピンク色へと変化します。
今回ななつ星へご協力くださる茶農園のひとつである徳之島製茶さま。
「最高の赤色」に色づくのはたった1日しかないと言われ、収穫の最高のタイミングを逃すと翌日には、色が褪めて緑色になってしまうそうです。
「最高の赤色」を見極めるために、徳之島製茶の工場長自らが25軒の茶農家を1軒ずつ訪れ、摘み取っていらっしゃいます。
素敵な見た目のほかにも、徳之島製茶さまから伺った様々な効能をご紹介いたします。
サンルージュに豊富に含まれているポリフェノールの一種であるアントシアニンとお茶特有成分カテキンにより、
眼精疲労抑制作用・体脂肪低下・血圧上昇を抑える作用・抗酸化作用(エイジングケアで女性にピッタリ♡)・抗アレルギー作用があるそうです
上記の効能はさることながら健康成分も多種多様で大学や研究機関からも注目されています。
老若男女問わず、様々な方に楽しんでいただけるお茶です。
ななつ星車内では、お客さまと「サンルージュ」の出逢いの場をお食事のペアリングとしてご案内いたします。
ぜひとも、ななつ星の非日常的な空間で想いのこもったお茶を召しあがっていただき、心弾む時間をお過ごしください。
- クルー
- 古川
第2章のはじまりを記念する「ななつ星鉄道時計」が誕生★

早いもので、9月に入りました。朝晩も過ごしやすくなったこの頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
このたび、10月15日からはじまるななつ星第2章の記念に、「ななつ星鉄道時計」が誕生いたしました。
今年は鉄道開業150周年の節目の年でもあります。ななつ星オリジナルの鉄道時計は、文字盤に、国産で初めて採用された精工舎(現SEIKO)の19型「セイコーシャ」の数字もあしらっており、日本の鉄道網の安全と定時性を守り続けた伝統を、未来へ繋げていけたらと思っております。
数量も限定数となっております。詳しくはぜひ、こちらをご覧ください。
一年以上かけて大切に作り上げた時計が、みなさまの生活の中の彩りとして、そっと寄り添えたら嬉しく存じます。
また、ななつ星の車内には、ご存知のとおり、時計はございませんが、こちらの時計の「No.1」が10月15日から車内に初めて設置され、第2章の時を共に刻んで参ります。
今回、「ななつ星鉄道時計」と共に、一部の車内限定グッズもオンラインで販売いたしますので、ぜひご利用くださいませ。
■ご購入はこちらから…「ななつ星のお店」(9月30日23:59まで)
またみなさまとお会いできる日を楽しみにしております。
- スタッフ
- 仲
私たちが植えた苗のお米で作った日本酒を、車内でご用意します。

立秋とは名ばかりの暑い日が続いておりますが、皆さまお元気でお過ごしですか。
新しい旅の準備の中で、車内でご提供させていただくお飲み物の選定なども進めております。
その一つに井上酒造さんの日本酒をご紹介いたします。
実は今回、日本酒に使用される「雄町」というお米の田植えをお手伝いさせていただきました。
田植えには地域の方々も参加され、田植え用の足袋や長靴、手袋を装着し地域の方々と横一列に並び一歩ずつ下がりながら田植えを行いました。
慣れない私は一歩下がるのも一苦労でしたが、全員で愛情を込めて植えてまいりました。
米丈が育つと高いもので 1.8 メートルになるものもあり、これから台風の時期は倒れる度に1 本ずつ起こすなど、他の稲に比べて手間がかかるそうです。
また、「雄町」の特徴として甘み、旨味にボリュームがあり、まろやかな日本酒に仕上がります。
この「雄町」の日本酒を好んで飲むファンもいるほど人気の酒米です。
10 月からの井上酒造さんの日本酒、乞うご期待です!
- クルー
- 新野