歩く楽しさ

皆さまこんにちは!いつも元気いっぱいクルーの河野です。
例年より早くも暑い日々が続いておりますが、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて今回「ななつ星in九州」の生みの親、唐池恒二相談役の著者『ななつ星への道』の中身を少しご紹介させていただきます。
昨年の2024年11月1日に発売され、日本初のクルーズトレインとして誕生した「ななつ星in九州」創成の秘話をテーマにされています。
皆さまはもうお読みになりましたでしょうか?
私は発売されてすぐ買いに行って、読んではクルーになりたての頃を思い出して初心にかえることができました。
実はこの本、誕生秘話だけでなく「ななつ星in九州」のご乗車いただいた際に楽しんでいただけるポイントなどもたくさん記載されています!
その中の1つ、唐池恒二相談役が唱えている『神社参道論』について少しご紹介します。
皆さまは神社などに参拝に行った際、鳥居をくぐり本殿までの参道の距離を考えたことはありますでしょうか?
神社にもよりますが参道の距離が少し長く感じる場所もありますよね。
その距離こそが参拝までの高揚感を高める仕組みだと言われています。
鳥居をくぐり玉砂利を踏みしめる音で心を静め、参道の中の景色を楽しみ、手を洗い清め正宮へ向かう。
この距離でお参りのありがたみが増していくというものが、唐池恒二相談役が提唱している『神社参道論』です!
この考えは日本の伝統的な演出法、世阿弥の『序・破・急』にも通じているとも言われています。
参道を歩くだけで気持ちが自然とその流れに乗る…というわけですね。
実はこの『神社参道論』は「ななつ星in九州」の設計にも活かされています!
DXスイートのある7号車と食事を楽しんでいただく1号車は少し距離があり設計当初は近くにした方が便利ではないのか?といった声もあったそうです。
ですが「歩く時間で気持ちを高め、食事をより特別なものするため」にあえて距離を持たせたそうです。
奥深さを感じますね。
実際の車内では各号車の使用されている木材が違っていたり、様々なイラストや絵が飾られており歩くだけでも十分に楽しんでいただけますし移動だけでも高揚感が増します。
イラストや車窓を楽しんでいただけるのももちろん、我々クルーとの会話を楽しんでいただけるのも車内の醍醐味です。
是非ご乗車いただいた際にはたくさん歩いていただきその時その時の一期一会を楽しまれてみてはいかがでしょうか。
皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。
(『ななつ星へ道』、是非読んでみてくださいね。)
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