千年を超える歴史が息づく場所

みなさま、こんにちは。
先日まで寒い毎日が続いておりましたが暖かさを感じられる日もあり、春も間近といったところでしょうか。
ななつ星は今年で12年目に突入しますが、現在進行形で九州の魅力を発掘中でございます。
ななつ星で訪れたことのない九州の名所もまだまだたくさんあります。
そのうちの一つ、「国宝臼杵石仏」を先日訪れる機会がありましたので今日はこちらを皆さまにご紹介したいと思います。
大分県臼杵市にある国宝臼杵石仏は日本で初めて国宝に指定された石仏群です。
岩肌に直接彫られた摩崖仏で、平安時代後期から鎌倉時代にかけて作られたとされています。
四つの石仏群(ホキ石仏第一軍・第二群、山王山石仏、古園石仏)からなり、59体が国宝に指定されています。
1000年以上も前に彫られた石仏ですがその岩はなんと約9万年前、阿蘇山が噴火した際に流れてきた火砕流が冷えでできた岩とのこと!
そんな雄大な歴史を持つ石仏が、これまで多くの方々によって大切に守られてきたことを思うと、まさに九州の宝物に匹敵する存在だと感じました。
私が訪れたのは寒さが厳しい1月でしたが、天気も良く、空気が澄んでいて、仏さまの穏やかな表情に心が洗われるような思いでした。
皆さまも九州を訪れる機会がありましたら、ぜひ国宝臼杵石仏を訪れてみてはいかがでしょうか?
途中で『ななつ星』を見かけたら、ぜひ手を振ってくださいね!
- スタッフ
- 原田