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お茶どころ九州

2023.06.07
お茶どころ九州

九州は梅雨に入り、6月らしい季節になってまいりました。

さて、立夏が過ぎ、街の中に新茶の文字を目にするようになりました。
みなさまは、九州が「お茶どころ」ということをご存じでいらっしゃいますか?

生産量で見ると、2022年の統計で全国1位は皆さまご存じの静岡県(36%)ですが、2位は鹿児島県(34%)、
そして10位までに宮崎県、福岡県、佐賀県、熊本県がランクインしています。
全国生産量の40%以上は九州で生産されているのです。

私は鹿児島県で生まれ育ちましたが、学校に水筒に入れた熱いお茶をもって行き、
お茶でうがいをする「お茶うがい」の時間が決まっていました。
子供のころからお茶が生活に根付いているのを肌で感じていました。

そして、ななつ星in九州の車内には九州7県のお茶をご用意しており、
お食事や走行シーンに合わせて茶葉を変えご提供しております。
生産地別に味わいや適温が違うので、それぞれ茶葉に合った方法で淹れています。

どのお茶もおいしいですが、鹿児島県のお茶として現在ご用意している知覧の「あさつゆ品種」は、
特に甘みを感じるおいしさが特徴的です。

お茶を購入される際、もし機会がありましたら九州のお茶にも注目いただき、
また列車にご乗車の際はシーンごとにお茶の違いをお楽しみください。


※全国のお茶の生産量 参考:農林水産省「作物統計調査」

 

スタッフ