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ななつ星を彩る焼酎たち

2023.02.27
ななつ星を彩る焼酎たち

皆さますでにご存知のことかもしれませんが、九州は焼酎文化が深く根付いている地域でございます。
蒸留技術は16世紀初頭に薩摩に伝来し、その後、宮崎、熊本をはじめ九州各地へと広がっていきます。

芋、米、麦など様々な原料の焼酎が存在しますが、
その土地土地で栽培が盛んだった作物から造られるようになったと言われています。

ななつ星の車内では、そんな九州が誇る焼酎の文化を皆さまに発信すべく、
こだわり抜かれた焼酎を取り揃えております。

同じ焼酎でも、原料の種類や蒸留方法、造り方の違いで飲み比べもお楽しみ頂けます。
お湯割り、水割り、ソーダ割り、ロックと自分好みの飲み方を選べるのも焼酎の魅力の一つです。

そして、皆さまに試していただきたいのが前割り焼酎です。
読んで字のごとく、焼酎を前もって水で割っておく飲み方です。

古くから芋焼酎が身近な存在だった、鹿児島などでは昔からこの飲み方で楽しまれてきました。

一昼夜寝かせた「前割り焼酎」を薩摩焼の黒じょかに入れ、人肌ぐらいに温めて頂くと口当たりがまろやかで、芋の甘い香りがお楽しみいただけます。

あたりが静けさを増す夜の時間帯、新設されたサロンカーの一角、お茶室が焼酎BARに様変わりすることも。
そして芋焼酎を愛してやまないクルー、薩摩おごじょのおもてなしが楽しめるかもしれません。

皆さまもななつ星の乗車をきっかけに
焼酎の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

クルー
春田