日田下駄の魅力
みなさま、こんにちは。
9月は台風が日本列島に多く上陸しました。被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申しあげます。
さて、間もなく「ななつ星」は第二章の運行を迎えます。
3泊4日霧島コース、博多から由布院に向かう車内では、工芸品【日田下駄】製作体験をお楽しみいただけます。
下駄の三大産地のひとつである日田市(残りは静岡市、福山市)では、天保の時代より下駄づくりの伝統が受け継がれています。
今回、「ななつ星」の車内で教えてくれるのは、日田市に工房を構える本野(もとの)はきもの工業の3代目、本野雅幸氏。
今回、製作体験の為に、本野氏が用意してくれた木台は、無垢の木目をそのまま活かした「浮(う)づくり」という、あえて木目を浮き上がらせた仕上げが特徴で、「ななつ星」のロゴの焼き印を入れています。「ななつ星オリジナル鼻緒」は久留米絣下川織物さまに3種類・国東のよつめ染布舎さまに2種類作っていただきました。その中からお好きな柄をお選びいただけます。
木目による立体的な表面が履いたときの涼しさにもつながっており、下駄を素足で履く心地よさは、健康的にも望ましいもの。
履いた時に、足の指をぐっと握ることで、踏ん張りの力がつくのだそうです。
匠から丁寧な説明を受けながら「世界にひとつだけ」の下駄づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- ツアーデスク
- 秋山