水がつなぐ、九州の旅
暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
夏の陽射しに、沿線の木々の緑がいっそう鮮やかに輝く季節となりました。
ななつ星 in 九州 は7月14日から、九州の自然、そして豊かな水とそこに生きる人々との物語をたどる新たな旅を始めました。
新たな旅、雲仙コースのテーマは、「九州の豊かな大地と水の恵みに触れ、自然とともに生きる人々に出逢う旅。」です。
今回は、初運行で車掌クルーを務めた私から、4日間の旅の見どころの一つをご紹介いたします。
1日目の福岡県筑後地方の耳納北麓、2日目の阿蘇・雲仙。そこでの出逢いを経て、
3日目、お客さまは雲仙の「旅亭 半水盧」から車内にお戻りになり、ななつ星は長崎から博多へ向けて走行します。
その途中、ななつ星は佐賀県の「肥前浜駅」に停車いたします。

肥前浜駅はその昔、多良山系からもたらされる豊かな水があることから蒸気機関車の給水が行われており、3つのホームが並ぶ鉄道の要衝でした。 昭和5年の開業当時から残る駅舎は、木の温かみを感じる、どこか懐かしい雰囲気が漂います。
また、肥前浜駅の周辺では、多良山系の癖がなくまろやかな水を生かした日本酒づくりも盛んです。
全国的にも知られる「鍋島」を醸す富久千代酒造など、多くの酒蔵が立ち並んでいます。

今回のコースでは、ななつ星 in 九州が肥前浜駅に停車する時間に合わせて、「鍋島」など周辺で醸された日本酒のふるまいや、
地元特産品のご紹介など、地域の皆さまによるおもてなしに触れていただける機会もございます。
地域の皆さまとのふれあいを通して、この土地ならではの水の恵みや人の温かさを感じていただけるひとときとなれば幸いです。

様々な角度から、九州の歴史と水の恵みに触れることのできる雲仙コース。
皆さまとお会いできますことを、クルー・スタッフ一同、心より願っております。
- クルー
- 竹市